加賀修吾

Last-modified: 2019-05-14 (火) 04:04:00

加賀修吾(かが しゅうご)

性別
年齢35
階級扶桑陸軍中尉
兵科歩兵
身長169㎝
血液型O型
出身地相神
家族構成
好きな食べ物かりんとう
嫌いな食べ物なし
 

人物

「殺しても死なない」「不死身」だと噂され、軍の中でも良くも悪くもかなり目立つ人物。
噂の内容もあまり品の良いものではなく、粗野で豪快、不気味なものが多い。
本人もその通りの性格をしており、口が悪く自己中心的で、気に入らなければ相手を物理的に叩きのめしてしまう。
二十歳前後にみえる容姿をしているが35歳であり、かなりの童顔である。常に笑みを顔に張り付けており、髪もぼさぼさ。本人曰くそれが「死なずに戦場から帰ってこれる」ジンクスであると主張する。だが実のところは赤城笹が生前加賀にしたアドバイスに基づいた趣向である。
身体能力はかなりのもので、足が速く持久力もあり、格闘技や銃の扱い、戦闘における知識も豊富である。
特殊部隊「尚武作戦分追隊」に所属しており、おもに化学兵器や拷問など非人道的な分野を専門に活動している。

 
 

経歴

幼い頃から喧嘩っ早く、素行の悪い問題児だった。小学生の頃目の癌におかされ、視力を失い左目の摘出手術を受ける。以降眼帯を常に着用するようになるが、喧嘩で大怪我をしたのだと誤解を受けて、さらに周囲から距離を置かれる事となる。本人は周囲からの評価を気にしない性格だった為、特に辛い思いをしているわけではなかった。
その後陸軍へ新兵として入隊。元々の身体能力の高さ、優秀さから同期、隊の中でも常に頭ひとつ飛び抜けている天才と評される。しかしそれ故に、上官の教育中もどこか反抗的であり、手に余る兵として腫れ物扱いされていた。
軍曹まで階級をあげた頃、特殊部隊へ志願、合格する。その際に尚武作戦分遣隊の朝戸大尉にその性格や能力を認められてスカウトを受ける。同時にスカウトを受けた赤城笹とこの時に初めてベッドバディとなる。
尚武に配属されてからの過酷を極める訓練、軍の精鋭中の精鋭である上官に囲われてしまっては持ち前の尊大な振る舞いも出来ず、大分しおらしくなり精神的にも成長する。
加賀にとって初めて心から上官を尊敬した時期であり、同時に直接的な教育係だった榛名へは鬼畜だと恐怖を抱くようになる。
曹長となった際に扶桑―アナトリア戦争が勃発。
何度大けがをし、敵に捕縛されても陣地へ戻り、最低限の治療だけ施して再度戦地へ赴いたため、上記にもある「不死身」「殺しても死なない」と異名を冠することとなる。
作戦の最中バディである赤城を失い、自身も右腕と右下腹部の皮膚が爛れ、数発の銃弾を受ける大怪我を負う。加賀は奇跡的に救出されるが、赤城の遺体を回収できないまま扶桑へ搬送されることとなる。
そのまま軍病棟に入り、まともに歩行もできない状態で終戦を迎える。
車椅子生活を余儀なくされるほどであったのが異常な回復力をみせ、そのまま退院し、曹長として復職。
戦争で唯一の友人を赤城を失った加賀は、生前赤城に言われた「もっと笑え」という言葉をそのまま解釈し、常に笑顔を張り付けるようになる。以前の加賀を知る者は、ショックで頭がおかしくなったのではと噂するほどだった。
その後中尉まで昇進する。赤城と容姿が酷似した七之助と出会い、気に入った七之助をバディにしようと迫るようになる。

 
 

関係する人物

赤城笹元ベッドバディ。唯一の友人
玉崎七之助どうしても手中に収めたい相手
犬童大作お門違いとわかっていながら憎しみを抱いている。
朝戸蒼助尚武部隊の隊長。絶対に言わないが尊敬している。
榛名優琉先輩。昔は恐怖心ばかりだった。口には出さずとも尊敬している。
霧島清治先輩。怖いと思っていたらそうでもなかった。尊敬している。