東田桃李(あずまだ とうり)
性別 | 男 |
年齢 | 27 |
階級 | 扶桑陸軍元帥 |
身長 | 177cm |
血液型 | O型 |
出身地 | 大和 |
家族構成 | 兄(東田桃栄) |
好きな食べ物 | カルピス、スコッチエッグ |
嫌いな食べ物 | 特になし |
人物
扶桑陸軍元帥として、陸軍を統べる権限を持っている。
その重大な立場から他人と馴れ合うことを良しとしない。冷静で思慮深く、時に冷酷な態度をとる。圧倒的カリスマは東田家特有のもので、若いが故になめられがちな立場でありながら、重鎮達を黙らせるほどの威厳を発揮する。
実はこれは表の顔で、元帥とはこうあらねばならないという自分の理想の姿をたゆまぬ努力によって作り上げている。唯一の肉親である兄桃栄に甘えたり、こっそり七之助を部屋に呼びつけ、何気なく会話をするなど家族等甘えられる相手には普段想像できない姿を見せる。
何かしらの邪魔をされようが心ない言葉を浴びせられようが、怒りの沸点が高いためそうそう怒ることはないが、そこを越えたらとんでもない迫力で怒る。
行動や考え方の機転がきき、ピンチであればあるほど頼れる存在となる。その能力により、幼い頃よく誘拐などの危険な目にあっていた七之助を助け出した事も数知れない。
一度、たまたま通りすがりの蜂須賀と共に力をあわせて七之助を誘拐犯から救ったことがある。
好物はカルピスで、分量にはかなりのこだわりがあるらしい。(七之助はそれが完璧に作れる)
経歴
前代陸軍元帥である東田桃夜の隠し子。実の母の顔を知らず、物心ついたときには母の親族である男に育てられながら各地を転々としていた。
8歳の頃、実父である東田桃夜と会い、桃夜の友人である玉崎財閥の当主、玉崎弥七(七之助の父親)に預けられる事となる。
一つ年下の七之助とはこの時出会う。最初は頑なに心を閉ざしていた桃李も、人懐っこい七之助によって笑顔を見せるようになる。
七之助の両親は実子に接するように桃李を扱ったが、桃李自身は実親として接することは出来ずにいた。しかし玉崎家に並々ならぬ愛情を抱いたのもまた事実であり、家族の温もりを肌で味わった桃李は、実の肉親というものを渇望するようになる。
あるとき、軍人から軍に実の兄がいるとの情報を得て、軍門に下る決意をする。
しかし実兄である桃栄は改新派により暗殺を企てられており、桃李はその後釜として傀儡の元帥を演じさせるため招かれたのだと知り、改新派の主軸である二橋中将、桑田少将を除隊させ、残りの過激派も駆逐することに成功する。
元々元帥になる気はなかったため、兄を元帥の座につけようとするが、桃栄は重い病気により執行するだけの力がないため、桃李に元帥となるように命じる。
こうして桃栄にかわって元帥を務めるようになった桃李だが、あくまで桃栄のためであり、桃栄がいるからこそ軍にいるに過ぎず、当初は兄が復帰できる状態、または死亡してしまった場合は即座に辞退しようと考えていた。
しかし務めるうちに自分の立場の重さを知り、桃栄の命令だからという以上の責任感を抱くようになる。
東田家が代々陸軍の統帥権を継ぐという制度には興味はなく、次代に繋げる気は今のところないらしい。
七之助が自分を追って陸軍へきたことに強い反発心をもちつつも、隙をみて呼びつけたり、自分から直接指令を出したりと何気に楽しんでいる。
また、玉崎家とはこっそり手紙のやりとり等をしている。
関係する人物
玉崎七之助 | 6歳の頃玉崎家に引き取られた際、義弟となる。とても深い絆を持っている |
東田桃栄 | 実兄。桃李にとって生きる理由 |
東田桃夜 | 実父。6歳で一度顔を合わせてからは会っていない。 |
伊奈久遠 | もはや世話係 |
蜂須賀哲郎 | 兄の近衛兵兼秘書。一度一緒に誘拐事件を解決している |
さくら先生 | 兄の主治医。彼女の研究に協力している |