蜂須賀哲郎

Last-modified: 2019-03-31 (日) 14:12:58

蜂須賀哲郎(はちすか てつろう)

性別
年齢40
階級扶桑陸軍中佐
兵科歩兵
身長180㎝
血液型AB型
出身阜陽
家族構成父、母、姉二人
 

人物

おおらかで話好き、人懐っこい性格でありながら、なかなかの食わせもので裏と表の顔を使い分ける。
友人をつくるのもあまり得意ではなく、簡単に人を信用しない。その中でも同期で友人である伊奈久遠には絶対の信頼をおいている。
部下や後輩などには厳しく接しすぎたり何気ない一言で恨みをかってしまうなど、本人も自覚があるほど扱いが苦手。
しかし上司に上手く対応する能力には長けている。そのため、一人の主に尽くす現在の桃栄の近衛兵はかなりの適職であるらしい。
桃栄を「坊ちゃま」と呼び、仕事上の主という垣根を超えた親愛の気持ちを抱き、最優先事項として扱っている。

 

経歴

貧しい家に生まれるが、家族仲が良く質素ながら幸せな生活を送っていた。
高校から士官学校へ入学。少尉の時に扶桑‐アナトリア戦争勃発、戦地へ向かう。
その際、所属の大隊が本隊と合流するための囮を命じられ、小隊を率いてその場に留まり孤軍奮闘するが、自分の部下を目の前で全員殺されてしまう。
蜂須賀自身は戦場であった建物が崩壊した隙に逃げ出し、九死に一生を得ている。その後死ぬつもりで単騎敵陣へ突っ込み、なんと敵の拠点を壊滅させる思わぬ戦果をあげる。
帰国後即入院。しばらく車椅子生活を送ることとなる一方でその勇猛ぶりから「猛虎」と呼ばれはじめる。しかし部下を失った喪失感と死の恐怖からPTSDを発症し、再び戦場へ行けない体となってしまう。
除隊を考えていたところへ、伏見隆生大佐(伏見真里の父親。当時の階級が大佐)が面会に来る。蜂須賀を気に入った伏見大佐は、次期陸軍元帥である東田桃栄に引き合わせ、彼の近衛兵兼秘書を命じる。以降、東田桃栄を主と仰ぎ仕えることとなる。
病を患い、元帥の地位が危ぶまれる桃栄を精神的にも肉体的にも支え治療法はないかと東奔西走する。
その際出会ったのが名医さくら先生で、自分が定期的に新薬の実験体になることを条件に桃栄の主治医につける。
そのような動きが目についたのか、陸軍の中の改新派である、桃栄暗殺を企む二橋中将によって左遷され、一時対馬の陸軍基地へと飛ばされてしまう。しかしその数ヵ月後に桃李が元帥に着任し、再び中央へ呼び戻されこととなる。
自分が左遷されたあと、久遠によって桃栄につけられた最強の護衛である犬童にそれとなく対抗心を燃やしている。だが、桃栄を守る手段は一つでも多いほうが良いと許容はしているようだ。

関係する人物

東田桃栄お仕えする主。坊ちゃまと呼び、深い愛情を注ぐ。叱るときは叱る。
伊奈久遠同期。絶対の信頼をおく親友
さくら先生久遠に紹介され、自らが実験体となる代わりに桃栄の主治医になってもらった。
犬童大作桃栄がよく懐いてるようでちょっと悔しい。