AGFからの大切なお知らせ 「」ンカーの皆様につきましては、日頃から当局戦車をご愛用頂きまして、誠に有難うございます。 この度、AGF(Ajinomoto General Foods)が製造しました一部製品におきまして、防楯裏砲塔正面部の開口部がカタログスペックの記載よりも広く、貫通・発火に至る可能性があることが判明いたしました。 つきましては、対象となる9.0以前までの期間に発行されました弊車カタログに関しまして、MIA防止のために無料で記載を修正させていただきます。 正しい装甲分布図はこちらになります。 誠に恐縮ではございますが、「」ンカーの皆様は車両の砲塔をご確認のうえ、対象砲塔の場合は以前よりも長時間ハルダウンのご使用をお控えいただき、下記のフリーダイヤル、あるいはWGRUまで苦情陳情をお願い申し上げます。 なお、tier6におきまして代替の戦車もご用意させて頂いております。そちらも参照下さい。 ご愛用の「」ンカー様には、大変ご迷惑をおかけしますことを俯角-12°でお詫び申し上げます。 何卒ご理解とご協力、そしてこれからも末永いご愛用をお願い申し上げます。 |
車両概要
M4 shermanはtier5に区分されるMTですが、WoTにおいて最高の車両であることは疑いようもありません。枢軸国の車両はもちろん、連合国の車両と比較してもそれは明らかでしょう。
それは何故か?我々は一言で説明できます。
シャーマンは75mm戦車砲を旋回砲塔に搭載した本格的中戦車として設計されましたが、生産開始までには少なからず苦難の道のりがありました。というのも1939年のWWⅡ開戦当初、アメリカが正式に所有していた中戦車はなんとM2 Medium Tankのみであり、これを改修して75mm砲と旋回砲塔を実現することは車体のキャパシティ的に不可能だったのです。つまり、我らがアメリカはシャーマンをまったくのゼロから再設計しなければならず、これにはいかな合衆国の国力を持ってしても少々の時間を―――最終的には2年の―――要しました。この空白の2年をなんとか埋めるためにM2中戦車を改良して急遽生産されたのがM3 Leeであり、このギャップはWoTにおいてもシャーマンにたどり着くまでの長い時間をM3 Leeで過ごさねばならないというかたちで追体験することになります。
ところで、「シャーマン」として広く親しまれている名はアメリカで産まれたものではありません。数多のM4 medium tankとして正式化した当戦車は同盟国イギリスへと寄与され、そこで英国人がかの高名なWilliam Tecumseh Shermanにちなんで付けたニックネームが「シャーマン」であるとされています。しかし我々は今更これを訂正する気も、隠匿する気もありません。もはやシャーマン・タンクの名は一大グローバルブランドであるからです!
海を越え欧州戦線へ向かうM4A1。その数は枢軸国側のカスとは比較になりません。もちろん質も!
シャーマンが愛される理由は数え切れないほどにあります。ひとつは105mm M4榴弾砲の提供する圧倒的な火力、もう一つはMTの域を超えた極めて堅牢な防楯、これらをさらに有効活用できる-12度もの俯角、更に370mを誇る視界範囲、優良な旋回性能、etc…
早速それらの魅力をひとつひとつ、詳細に紐解いていくことにしましょう。
装甲
中戦車はお嫌いでしょうか?装甲はまったく頼りにならず、格下にさえ容易に撃破されうるブリキ缶だと?
実際そのような悲劇的な思い込みで中戦車を忌避し、KV-1のような重戦車に走るプレイヤーも少なくありません。ああ、いえ、もちろんKV-1は良い戦車でしょう。しかしシャーマンはそれに勝ります。たとえ相手が重戦車であり、こちらが中戦車であっても、です!
シャーマンは全体的に丸みを帯びた親しみやすいデザインで構成されていますが、これは何も見た目だけのものではありません。車体前面装甲は35度程度の傾斜を持った51mmとなっており、これはHEATに対しておよそ96mm、APに対しても80mm相当の防御力を発揮します。むろんtier5以上の戦車に対してこの装甲厚は必ずしも磐石ではありませんが、少なくとも真正面から榴弾や105mm以下HEATの貫通を許すことはないわけです―――枢軸国のオンボロとは違って!
むろん、車体装甲だけではありません…というよりここからがシャーマンの本領発揮といったところです。我らが最高の戦車、その強さの秘訣をご覧ください!
幅広な防楯は約89mmを実現、砲塔正面装甲と合わせるとその防御力はなんと152mmにも相当!防楯裏の開口部の面積も極めて狭く、防楯を貫通した弾丸がそのまま無防備に砲塔内に貫通してしまうといったこともまず起こり得ません。空間装甲効果を加味するとタフネスは数値以上のものであることは言うまでもなく、ハルダウンしている限りシャーマンは倒れないであろうことをAGFは約束します。中戦車の域をはるかに超えた、比類なき生存能力を発揮します。
シャーマンの生存力が垣間見える隠れ里での一幕。敵のFV304が雨あられと榴弾を降らせる中、シャーマンはハルダウンで粘っています。KV-2からは砲塔しか見えていません。
しかし、この短く太い砲身はML-10でしょうか…
ど派手な爆炎。152mmHEの直撃弾です。防楯を貫通、他のtier5MTなら誰であっても一撃の下にガレージ送りでしょう。tier6MTであっても致命傷は免れないはずです。しかし…
シャーマンはご覧の通り、まったくの無事!大きな貫通痕が誇らしくさえ思えます。
ようし防楯の硬さは分かった…しかし防楯を避けて撃たれたらおしまいじゃないか、そう思っていませんか?
シャーマンは違います。ありとあらゆる点で、他の戦車とは。
ご覧ください。砲塔が正面を向いているとき、防楯を避けて頬に砲弾を撃ち込むとなるとこれほどの角度に相対するわけです。砲塔正面装甲は63mmでありさすがに防楯部分ほどの圧倒的防御力はありませんが、少なくとも同格MTのAPは通用しないでしょう。HT,TDであっても十分に狙いを付けて寸分違わず撃ち込む必要があり―――もちろんシャーマンがそんな時間を与えるはずはありません。何故ならシャーマンには俯角と10榴という圧倒的な二つの武器があるからです。
火砲
車体名 | rpm | 貫徹力 | ダメージ | DPM | 精度 | 収束速度 | 俯角 |
M4/105mm榴 | 6.67 | 53/104 | 410/350 | -- | 0.55 | 2.5 | -12°/+25° |
M4/76mmM1A1 | 12.5 | 128/177/38 | 115/110/185 | 1437.5 | 0.43 | 2.3 | -12°/+25° |
Pz.Kpfw. IV/105mm榴 | 7.5 | 64/104/53 | 350/350/410 | -- | 0.55 | 2.3 | -7°/+20° |
Pz.Kpfw. IV/75mm | 15 | 110/158/38 | 110/110/175 | 1650 | 0.39 | 2.3 | -6°/+17° |
チヌ/7.5cm | 12 | 124/155/38 | 125/125/175 | 1500 | 0.37 | 2.3 | -10°/+15° |
T-34/57mm | 26.09 | 112/189/29 | 85/85/95 | 2217.65 | 0.34 | 2.3 | -8°/+20° |
M7/6pdr | 26.09 | 105/170 | 75/75 | 1957 | 0.43 | 2.1 | -8°/+18° |
Pz.Kpfw. III/IV/75mm | 13.95 | 110/158/38 | 110/110/175 | 1540 | 0.39 | 2.3 | -6°/+17° |
シャーマンの最終砲候補と成り得るのは105mm M4榴弾砲と76mm M1A1対戦車砲ですが、AGFは105mm榴を強くお勧めします。
なんといってもこの砲の魅力は、敵を選ばない点。たとえ相手がISであろうとT29であろうとコンスタントに120~のダメージを叩き出し、モジュールを次々と破壊していきます。HEの貫通するtier4以下の車両であれば一発で即座に処理ができ、自軍戦力をいたずらに削られることもありません。SPGもtier6相当までなら一撃、最近ゴキブリのように増殖し始めたドイツ第二TDルートやジャパニーズ・タンクの駆除にもぴったりです。
あのM18 Hellcatもシャーマンにかかればこの通り。大ダメージだけではなく、モジュールや乗員もズタボロになっていることでしょう。
おまけにこの砲は俯角-12度、仰角25度という圧倒的な自由度を誇ります。これが何を意味するか、賢い消費者の皆さんはもうお分かりですね?
そう、先程紹介した強固な砲塔と、この大きな俯角を取れてかつ単発ダメージの高い砲は大変相性がいいのです!
上で紹介したようなKV-2との戦闘は、何も奇跡的で偶発的なシーンをピックアップしてきたわけではありません―――シャーマンに乗り、ハルダウンを意識して戦っていれば本当に毎試合のように体感できることです。tier5MTにして非潜在ダメージが1500を越えるなどというのは珍しくもなくなってくるでしょう。
俯角を生かして頭をちょっと出し、榴弾をお見舞いして、すぐ下がる!
シャーマンを使いこなすには、まずこれだけアタマに入れておけばいいのです。優秀なアメリカ製品はマニュアル化もできないような熟練の技など要求しません。この一行、この一行だけを徹底するだけでシャーマンは素晴らしいパフォーマンスを発揮するように設計されています。自らのスキルのなさを不安に思うことはありません。
機動力
単純明快にして極めて強力なハルダウン戦術。ではシャーマンはそれしか取り柄がないのでしょうか?いえいえ、まさかそんなことは!
車種 | 重量(フル開発時) | 馬力 | 出力重量比 | 履帯旋回速度 | 砲塔旋回速度 | 視界 | 無線範囲 |
M4 Sherman | 31.11t | 460hp | 14.79hp/t | 37 | 37 | 370m | 615m |
チヌ | 19.09t | 300hp | 15.72hp/t | 34 | 36 | 350m | 550m |
T-34 | 28.74t | 500hp | 17.40hp/t | 40 | 49 | 350m | 525m |
四号 | 25.9t | 440hp | 17.32hp/t | 32 | 44 | 350m | 710m |
Pz.Kpfw. III/IV | 25.08t | 585hp | 23.33hp/t | 36 | 53 | 320m | 710m |
M7 | 24.32t | 460hp | 18.91hp/t | 48 | 46 | 380m | 745m |
これほどの装甲と火力を有しているにもかかわらず、シャーマンは優秀な機動性能をも確保しています。数値上ではT-34と四号戦車に大きな差を付けられているようですがところがどっこい、コンチネンタル社の製造するライト・R-975星型9気筒ガソリンエンジンは低速から良質なトルクを発揮。31トンの車体をストレスなく加速させ旋回時でもほとんど速度が落ちません。車体旋回速度、砲塔旋回速度も不自由なくスムーズなもので、何とその上370mもの視界距離が付いてくるのです!
370m!
先述したような強固な砲塔と、10榴の火力とを備えたシャーマンがこの視界を持っていることの脅威性が果たしてお分かりいただけるでしょうか。ハルダウンして榴弾を撃って引っ込む、それを繰り返すだけで味方に視界まで提供できてしまうのです!
むろん、ハルダウンだけではありません。これほどの機動力があるならば当然中戦車らしい機動戦術…前線の側面を取ったり、大回りルートから敵の背後を突くなどといった選択肢も自由自在。無防備な重戦車のケツを蹴り上げるのには105mmHEATを使うのが良いでしょう。貫通力は101mmとやや不安ですが、そのDPMには目を見張るものがあります。ハルダウンを活用して前線拠点となってよし、中戦車らしく遊撃戦力に徹してもよし。全てのニーズにシャーマンは難なく応えます。
ところでシャーマンの重量は31トンと述べましたが、これは時には強力な武器にもなります。
同格MTはみなシャーマンより酷く軽いものばかりですので、旋回性能を生かして体当たりを敢行してやるとなかなかのダメージが期待できるでしょう。特にメイドインジャパンのオンボロ戦車などは20トンもない有様ですので、ちょっと小突いてやるだけで面白い反応が返ってくるはずです。
ご購入に際して
これほど素晴らしいシャーマンタンク、もはやあなたの中では購入の決意が決まったのではないでしょうか。
もしそうであるならば、ええ、ご安心ください、最高の戦車は価格もリーズナブル!僅か350,500creditをお支払い頂くだけでこの最高の戦車があなたの手に入るのです。ドイツ製の面倒な戦車と違って砲塔や要らぬ砲を経由することなく最初から105mm榴弾を開発できますから、たとえフリーをご用意できなくとも乗り出しは楽なものです。
AGFが保障する最高の戦車、シャーマン。もはやあなたはこの先に進む必要もありません。後継機などもっての他です。そもそもそんなものは存在しない。さぁ、今すぐシャーマンを開発して戦場へ乗り出して下さい。そして合衆国に勝利をもたらす正義の一員となるのです!
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