No.174 | ||||
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Z1(レーベレヒト・マース) | Z1型 1番艦 駆逐艦 | |||
艦船ステータス | ||||
耐久 | 18 | 火力 | 8 | |
装甲 | 8 | 雷装 | 24 | |
回避 | 36 | 対空 | 12 | |
搭載 | 0 | 対潜 | 32 | |
速力 | 高速 | 索敵 | 6 | |
射程 | 短 | 運 | 6 | |
装備 | ||||
12.7cm単装砲 | ||||
未装備 | ||||
未装備 | ||||
装備不可 | ||||
改造チャート | ||||
Z1 → Z1改(Lv30) → Z1 zwei(Lv70) | ||||
図鑑説明 | ||||
ドイツ生まれの駆逐艦、その本格的な大型駆逐艦の一番艦だよ。 高温高圧缶や機関部のシフト配置など、技術の国ならではの設計になっているんだ。 あまり外洋での艦隊戦は得意じゃないけど…頑張るよ! |
セリフ | CV:不明、イラストレーター:不明*1 |
入手/ログイン | Guten Morgen. 僕の名前はレーベレヒト・マース。レーベでいいよ、うん。 |
母港/詳細閲覧 | ん、何かな?僕はボイラーの整備をしたいんだけど |
Einen schönen Tag.*2 | |
提督、何かな?それがこの国での挨拶なのかな。慣れるの少し大変そうだ。 | |
ケッコンカッコカリ(反転) | (ケッコンカッコカリ) |
ケッコン後母港(反転) | (ケッコン後母港) |
編成 | 駆逐艦、レーベレヒト・マース。出撃するよ。 |
出撃 | 駆逐艦、レーベレヒト・マース。出撃するよ。 |
通商破壊じゃなくて、艦隊決戦?…や、やれるさ! | |
遠征選択時 | 良いね |
アイテム発見 | 良いね |
開戦 | 艦隊戦か、良し行こう |
航空戦開始時 | |
夜戦開始 | 夜戦か、行ってみる |
攻撃 | 敵艦発見、攻撃開始 |
艦隊戦か、良し行こう | |
攻撃(夜戦) | Feuer! |
小破 | やられたっ |
うあっ! | |
中破 | 機関部は大丈夫、まだ航行できる |
被弾カットイン | |
勝利MVP | 僕が一番活躍したの?そうか…良かった、うん |
旗艦大破 | |
帰投 | 作戦終了、だね |
補給 | Danke。助かるよ |
改装/改修/改造 | Danke, gut! |
Danke! | |
良いね | |
入渠(小破以下) | やられちゃった。修理しないと |
入渠(中破以上) | Gute Nacht. |
建造完了 | 提督、新しい仲間が来たみたいだ |
戦績表示 | 報告を見るんだね。分析は大事だ。 |
轟沈(反転) | 僕もまた、沈むのか。でも、今度は…艦隊戦だから |
時報 | |
放置時 | ふあっ…。あ、いや。退屈してるわけじゃないんだ、大丈夫だよ |
ゲームにおいて
- 2014年3月14日のメンテにて実装された艦これ初の純海外艦(ドイツ産まれ)の艦娘。同時実装されたのは他に、Z3とBismarck。
- 任務「潜水艦派遣による海外艦との接触作戦」で確実に1人は入手可能。
- ただしそれまでに長時間の遠征をこなし、48時間掛かる遠征潜水艦派遣作戦を4度行う必要性があるので地道に遠征をこなしていこう。
- Z1を旗艦に置いた場合、Z3を建造する事が可能となる。レア駆逐艦なので、そう簡単に建造できないが…。
- 現在他の入手手段は確認されていないため、彼女を失ってしまうと再入手だけでなく他の海外艦娘の入手も絶望的になってしまう。運用には細心の注意を。
- 初期から装備スロットが3つ空いているため装備選択の幅が従来の駆逐艦より広く取れるのがポイント。
- Z3と共に初期対潜値が五十鈴・由良に次いで高く、駆逐艦の中ではトップ。
その反面、運は駆逐艦中最低値となっている。
小ネタ
- 「レーベレヒト・マース」の綴りは"Leberecht Maass"。因みに「Z1」をドイツ語で読むと「ツェット アインス」となる。
- 第一次大戦後のヴェルサイユ条約による軍備制限下、新鋭駆逐艦の一番手として建造された、1934年型駆逐艦のネームシップ。
それまで運用されていたメーヴェ級・ヴォルフ級駆逐艦(後に水雷艇に再区分された)よりも大型の駆逐艦として建造された。- ドイツ駆逐艦は「Z××」というナンバーと、それとは別に艦名が与えられている。*3
- Zは、ドイツ語で駆逐艦を意味する"Zerstörer(ツェアシュテーラー)"の頭文字から。
書籍などではナンバーで書かれる場合と艦名で書かれる場合があり、同じ艦なのに本によって全く異なる名前で書かれていたりする。
- Zは、ドイツ語で駆逐艦を意味する"Zerstörer(ツェアシュテーラー)"の頭文字から。
- ドイツ駆逐艦は「Z××」というナンバーと、それとは別に艦名が与えられている。*3
- 起工時点ではヴェルサイユ条約下であったにもかかわらず、それを無視した巨艦として、新技術てんこもりで建造された。*4
- 武装も、主砲は日米駆逐艦並みの12.7cm(実寸12.8cm)主砲5門、魚雷も欧米基準では強力な53.3cm魚雷8門の強武装艦として竣工した。
また、特筆すべきは60発も搭載可能な機雷敷設能力で、戦争序盤、北海での機雷敷設にイギリスは苦しめられることとなる。
- 武装も、主砲は日米駆逐艦並みの12.7cm(実寸12.8cm)主砲5門、魚雷も欧米基準では強力な53.3cm魚雷8門の強武装艦として竣工した。
- 機関には、説明にあるように70気圧のワグナー式水管缶や機関のシフト配置を用いていた。
- このワグナー式水管缶は当時としては破格の高性能であったが、同時に非常に複雑で安定性に欠けるアキレス腱でもあった。
- 例えばZ5型のZ15シュタインブリンク(1938年5月就役、終戦時残存)は、二次大戦中1249日間もドック内に入っていたが、中でも機関関係の修理には819日を費やしている。
- ボイラー以外にも問題を多数抱えており、以後、姉妹艦・準同型艦(Z5型、Z17型)は次々と船体、機関の小改良を加え続けることとなる。
その改良型でも懲りずに110気圧というトンデモ缶を搭載し、故障を頻発させたのはどうかと思うが。
- このワグナー式水管缶は当時としては破格の高性能であったが、同時に非常に複雑で安定性に欠けるアキレス腱でもあった。
- 「外洋での艦隊戦は苦手」と言っているが、これはドイツの駆逐艦が基本的に内海のバルト海などでの運用を中心としていたために航洋性を欠いた重武装偏重型として発達したためか。
- 結果、後に、更なる発展形として、十分な検証も経ずに軽巡洋艦級の15cm砲を無理やり積んだZ23型(1936年A型)以降の艦を作ってしまう。
- 戦歴だが、開戦時のポーランド戦に参加、その後北海で機雷敷設作戦に従事したものの、早々に戦列を離れ、12月まで修理ですごすこととなる。
1940年には戦列に復帰し、スカゲラック海峡での通商破壊戦に従事後、2月22日、ヴィーキンガー作戦で、イギリス漁船団への臨検を行うべく北海ヘリゴランド・バイトに出撃したが、夜間対空戦闘中に突然爆発、沈没する。
この爆発は、味方であるはずのドイツ空軍の誤爆によるもので、生存者は2割に満たなかった。
また、同じ作戦中に、姉妹艦のZ3も、同じく爆撃または回避行動中に英軍の機雷に触れて轟沈、こちらは生存者なし、という悲惨な結果となった。- この報せを聞いた総統閣下は
相当カッカ激怒した様で、調査委員会設置を命令している。- 調査の結果、ドイツ空軍のHe111がZ1らを敵艦と誤認したのは「空軍が海軍の作戦を知らなかった」「海軍も空軍の作戦を知らなかった」という連絡の不備が原因である。
また、作戦時は夜であったため視界が悪く、両者ともにお互いを敵と誤認していた様である。
- 調査の結果、ドイツ空軍のHe111がZ1らを敵艦と誤認したのは「空軍が海軍の作戦を知らなかった」「海軍も空軍の作戦を知らなかった」という連絡の不備が原因である。
- 駆逐艦娘としては極めて低い運は、この戦歴に起因しているものと思われる。
- この報せを聞いた総統閣下は
- 名前の由来になったのはドイツ帝国海軍のレーベレヒト・マース(Leberecht Maaß)少将。
- 第一次大戦中の1914年8月28日に発生したヘルゴラント・バイト海戦でドイツ巡洋艦部隊の指揮官として英国海軍の水雷戦隊に挑み、増援の英巡洋戦艦部隊の攻撃で旗艦「ケルン」と運命を共にした人物。