プロフィール
名前:カオル
性別:メス
種類:コツメカワウソ
生年月日:2006年9月1日(生年月は公式で明言していたが、日にちは公式YouTubeで発言していたものの本当であるか不明)
出生施設:ドイツの動物園
移動:ドイツの動物園→おたる水族館
父:
母:
兄弟:
経歴
2006年9月ドイツの動物園で誕生。
2007年頃におたる水族館の初めてのカワウソとして来館。
おたる水族館来館後はダイ(おたる水族館)と過ごしていた。
ダイ(おたる水族館)が死亡してからは単独で暮らしている。
2021年頃より高齢にともない関節炎により後肢を引きずるようになってきているという。
足腰の負担を減らすために展示場をバリアフリーな作りにしているという。
<2021年頃の飼育担当者より>
当館では、2007年にドイツの動物園からやってきたコツメカワウソの「カオル」を飼育しています。 私が初めてカオルに関わった時の印象は「元気すぎてうるさい」でした。 餌が欲しいときに近くにいるとギャーギャーと騒ぎ続け、長靴をかんできたりしました。 そして餌を一瞬で平らげた後はすぐに寝て、起きたらまた騒ぎ始め、手をやいたものです。 カオルは今年で15歳になりました。コツメカワウソとしては高齢です。 相変わらず餌が欲しい時は鳴いてアピールしますが、若いころの勢いはありません。 年を重ねて一番変わってしまったのは歩き方です。 昔のようなキビキビした歩き方ではなく、後ろ足を引きずるような動きをするようになりました。 高齢になったことで、今までなかった関節炎の症状が現れたのです。 「このままではいけない!」と話し合い、状態に合わせた対応をすることにしました。 まず、足腰への負担を軽減するため、滑りやすい通路には板を設置し、はしごは間隔を短くして登りやすいようにしました。 そして水上に多少揺れるようにつるした流木を設置しました。 運動量を増やし、さらに体幹を鍛える狙いです。これらの対応によってカオルの関節炎の症状は徐々に改善され、動きがよくなっていったのです。 飼育施設内の環境改善はカワウソ水槽以外でも行っていますが、何か一つを改善して終わりではありません。 それは生き物にとってより良い環境作りの始まりなのです。 自然からの使者である飼育動物たちに最期の瞬間まで生き生きと過ごしてもらうため、これからも尽力していきます。
2024年5月現在の体重は2.6キロ。
以前は4キロを超えていたが、年齢と共に食も細り痩せていったという。
2025年現在は視力がほとんどない。
特徴
とってもマイペースな女の子。
食事の時間が近づくと「餌くれモード」全開で、ギャーギャー大さわぎ・・・。
とっても「食いしん坊」です。
カワウソなのに魚が苦手で好物は鶏肉らしい。
