国家(人間界)について/フォルトナ詳細

Last-modified: 2017-09-18 (月) 13:12:46

ホワイト様にフォルトナの設定を膨らませていただきました!ホワイト様、ありがとうございます!
※各イラストは、転載不可です。

【食事について】

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豊かな自然に恵まれ、古くから小麦の生産と畜産が盛んな国である。しかし、市場にある精肉店には鶏、豚、牛などの畜肉だけでなく、狩猟によって得られたモンスターの肉も並べられている。肉の加工、販売は商業組合の管理下にあり、都市部から離れた専用の施設で皮剥ぎと基礎解体をおこなう等、衛生環境への配慮がされている。

○ツノガシラカエル
体長3メートル前後まで成長する巨大なカエルで、フォルトナの水辺に生息する。肉はやや脂身が多いが、鶏肉に似て美味。寄生虫がいるため生食はできないものの、加熱することで安全に食せる。長いゴム質の腸が特徴で、煮沸消毒して安価な避妊具にする他、普通に腸詰めにして食べられる。しかし、避妊具としてはやや厚く刺激に欠け、腸詰めは冷めると弾力で噛み切り難くなるなど問題も多く、取引価格は一匹10金貨と低い。

 

【衣類について】

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一般市民の衣服は比較的簡素な縫製で作られているものが多く、装飾は概して刺子程度。裕福な貴族などのために絢爛な細工の施された衣類も存在するが、こちらは宝石、職人のレースがあしらわれているため非常に高価。下着は男性用、女性用ともに装飾は少なく、女性は必要ならレースを別に買い、自分でつけるか、服屋でつけてもらうことができる。レースの値段はピンキリで、機械編みのものなら庶民にも手が届く。男性にも股間部分を装飾するための"コッドピース"があるが、こちらは貴族趣味が強いため、冒険者たちの興味は薄いだろう。

 

【宿屋について】

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営業宿屋。もっぱら交通量の多い都市の門近くで開業している。広義には、『利用者に1つ以上の寝台を提供できる施設』を指し、業務形態によっては教会も宿屋として分類され、その場合、事業所得税としての税金を納める義務が発生する。

 

◇素泊まり宿<イニーレ>(従業員数1名前後)
設備は狭い部屋と寝台だけで、食事は自分で調達する。
(排泄は基本野外。台所が開放されているところもある)

 

◇営業宿屋<ホスピス>(従業員数6名前後)
パンと、保存のきく干し肉やチーズ、野菜のスープなどが提供される。
入浴設備はないものの、1つ以上の汲み取り式トイレ(共用)がある。
(排泄物の汲み取りは、硝石採取を目的とする国の契約業者が行う)

 

◇冠屋<コローナ>(従業員数40名以上)
フォルトナの国章を掲げた宿屋(他国にも同じようなものは存在する)。
食堂、屠畜場、パン焼き場、厩舎、中庭、浴場などの周辺施設を有する。
宿泊費はそこそこかかるものの、上等な食事と衛生的な部屋が提供される。
照明器具にくわえて、個室ごとに水洗式のトイレと浴室が付属する。

 

◇連れ込み宿<プロスピス>(従業員数1名以上)
いわゆるラブホテル。料金は設備によってピンキリ。
手先しか見えない小窓の会計など、従業員と顔を合わせる必要がない。
匿名性を重視する構造上、売春や犯罪者の居留に使われることが多い。
大抵は表通りから少し外れたところにある。