各国の量産機

Last-modified: 2017-12-01 (金) 15:04:42

各国の機体を纏めてみました。
イラストはホワイト様に描いていただきました!ホワイト様、ありがとうございます!(クリックで拡大表示できます。※転載不可です。)

【フォルトナ王国】

■アーク
アーク.png
フォルトナ王国の一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。白い装甲にフォルトナ王国の赤薔薇の紋章を持つ騎士を彷彿とさせる二足歩行の機体。背中のバーニアで高速移動が可能。高い汎用性を誇り、バランスの取れた機体。(カラーリングは戦場により変更可能)
正規軍の機体ではあるが、軍から民間に払い下げられた機体を元に民間でカスタム機が開発されており、国内外にも流通している。(中古価格で約20億シグルス)
全高:15m
武装:長剣、ランス、シールド、ライフル、ハンドガン、小型ミサイルポッド(機体により、汎用的に武器の付け外しが可能)
動力:擬似メギン機関


■パワー
フォルトナ王国の一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。中、遠距離攻撃に特化した機体で、分厚い装甲に覆われ、重厚な騎士を思わせる姿を持つ。アークに比べ、火力、装甲、搭載可能積載量において勝るが、汎用性や機動性に劣る。基本カラーはアークと同じ。
全高:23m
武装:大型ミサイルポッド、対空ミサイル砲、二門のメギンキャノン、近接用バルカン、長剣、長距離メギンライフル(機体により、手持ち武器については付け外しが可能)
動力:擬似メギン機関


■ドミニオン
フォルトナ王国の王都防衛用の軍事ヒュペリオンの一種。近衛兵など、身分の高い士官が搭乗する機体で、指揮官機としても使用される。背中に搭載した白い翼状の大型バーニアによる高速機動、短時間飛行能力を持ち、騎士の鎧を着た天使を彷彿とさせる姿。アークに比べるとコスト高かつ汎用性に劣るが、アークより頑丈な装甲、高機動力により撃墜されにくく、高い戦闘力を誇る。基本カラーはアークと同じ。
全高:17m
武装:メギンソード、メギンシールド、メギンマシンガン、中距離メギンライフル、小型ミサイルポッド(機体により、手持ち武器については付け外しが可能)
動力:擬似メギン機関


■ケルビム
フォルトナ王国の機動兵器を収納する地上戦艦用ヒュペリオンの一種。白い装甲に覆われた箱のような外見に翼のような装飾、フォルトナ王国の赤薔薇の紋章を持つ。
全高:60m
全長:150m
武装:ミサイルポッド、二門の実弾砲、一門のメギン砲を主砲に持つ。
動力:擬似メギン機関×10

 

【ヤマト皇国】

■シュラ
シュラ.png
ヤマトの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。青色の甲冑のような装甲を持ち、鎧武者を彷彿とさせる容姿。ヤマト皇国の各小国が各々の国の紋章を付けている二足歩行の機体。非常に精密な動作が可能で、装備した武装により様々な事態に対応できる高い汎用性を誇り、特に近接戦闘において真価を発揮する。鎧は着脱可能で、鎧を外した状態であれば、水中戦もお手の物。鎧を身に着けると水中での機動性は大きく低下する。作業用ヒュペリオンとしても重宝されている。(カラーリングは戦場により変更可能)
全高:13m
武装:メギン刀、メギンナギナタ、水中用刀(カタナ)、ライフル、バルカン砲、実弾バズーカ(機体により、汎用的に武器の付け外しが可能)
動力:擬似メギン機関


■ラセツ
ヤマトの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。緑色の甲冑のような装甲と頭部に搭載した傘とモノアイを持ち、足軽を彷彿とさせる容姿。シュラが近接戦闘用ならラセツは遠隔戦闘用の二足歩行の機体。シュラほどの精密動作性能は持たないが、ロックオンシステムの精度が高く、射撃の命中率とセンサーの射程距離の長さにおいて優れる。ラセツの集団による一斉射撃は凄まじい破壊力を生み、容易に近づくことはできない。また機動性も高く、戦場の状況に応じて素早く陣形を変えながら射撃を行ったり、退却しながらの殿においても力を発揮する。水中戦は不得手としている。
全高:13m
武装:メギン小太刀、長距離メギンライフル、対空ミサイルポッド、メギンバズーカ(機体により、汎用的に武器の付け外しが可能)
動力:擬似メギン機関


■キバ
ヤマトで開発された馬を彷彿とさせる軍事ヒュペリオンの一種。主に支援ユニットとして運用される。機体を接続することで高い機動力を発揮可能。支援武装も内臓しており、接続した機体はかなりの火力を持てる。熟練したパイロットならヒュペリオンの装甲も蹴り潰す蹴りを放つことも可能。また人が乗り込んで操縦することも可能で、接続した機体のサブパイロットとしてメインパイロットへナビゲートなどの支援を行うこともできる。ただし、水中戦は不得手。
全高:20m
武装:小型ミサイルポッド、全方位ミサイルキャノン、前面に二門の小型メギンレーザー砲、メタルキック
動力:擬似メギン機関


■オニガミ
ヤマトの軍事ヒュペリオンの一種。主に指揮官機となることが多い。紅色の甲冑のような装甲と各々の武将が掲げる旗印を装着した兜を持つ鎧武者を彷彿とさせる容姿。シュラほどの汎用性は無いものの、中、近距離での戦闘において高い戦闘力を持つ。防御結界を施した装甲は厚く、メギンを用いた兵器でも易々と貫くことは出来ない。キバと接続していることが多く、キバとの連携で縦横無尽に戦場を駆け回って活躍する機体も。耐水圧用に設計されており、水中戦においても高い戦闘力を誇る。
防御結界はメギン粒子フィールドの一種で、自機のみを防御する範囲の狭い防御フィールドだが、粒子の密度は高く、物理攻撃カット率20%、魔法攻撃カット率40%ほどの防御能力がある。
砲撃の際は防御フィールドの外に銃身を出さないと自機の砲撃も減衰してしまうので注意。
全高:19m
武装:大型メギン刀、中距離メギンライフル、メギンナギナタ、近距離用ガトリングガン、防御フィールド、実弾バズーカ
動力:擬似メギン機関


■ワダツミ
ヤマト皇国の機動兵器を収納する水上戦艦用ヒュペリオンの一種。群青の装甲に覆われた流線型の戦艦で、水中潜行が可能。
全高:40m
全長:100m
武装:艦の表面に無数の魚雷発射口、マジックアーム、対空砲台、対空ミサイルを持つ。
動力:擬似メギン機関×15

 

【アークライン王国】

■ガングニール
ガングニール.png
機体名:ガングニール
機体カテゴリ:ヒュペリオン
全長:20m
配備国家:アークライン王国

【特徴】
アークライン王国に配備されている長距離砲撃戦用ヒュペリオン
機体の積載重量を無視し、遠距離から一方的に屠るために作られた試作機、運動性能は低く、
近接戦闘能力も皆無である。
敵との砲撃戦を想定しているため、装甲は比較的厚い。
しかし生産コストが高くなり、グラム3機分のコストを要する。

全体的にずんぐりとしたフォルムで、機体各所に幾重にも重ねられた装甲板と、右肩に搭載された巨大な砲塔、それに繋がった大型擬似メギン機関が特徴的。
脚部に装着されたキャタピラーが移動時には展開される。
動力として、砲撃のためのエネルギーを得るため大型擬似メギン機関を一基搭載している。

【動力】
擬似メギン機関+大型擬似メギン機関

【搭載武装および装備】
・トールハンマー【カテゴリ:メギンキャノン】×1
右肩に背負うようにして装備されている全長26mの巨大なメギン砲。
背中に搭載した大型擬似メギン機関と直結し、収束したメギン粒子を発射する。
砲身の冷却、エネルギーチャージの問題が解決しておらず、一度発射すると、再度チャージに60秒かかる。
また、発射時には反動対策として、機体脚部に設置されている2本のアンカーを地面に打ち込む必要がある。
砲身は通常は二つに折りたたまれてる。

・ハルピュイア【カテゴリ:ガトリングキャノン】×4
武器腕となっている両腕に二門づつ並ぶようにして装備されている中距離用ガトリングキャノン。
銃弾は二の腕の背部に装着されたコンテナからベルト式で装弾され、毎分2400発の弾丸を掃射可能。

・ゲイボルグ【カテゴリ:ミサイル】×1
両腰に搭載した単発式ミサイル。8発積載している。射程は長め。


■グラム
機体名:グラム
機体カテゴリ:ヒュペリオン
全長:22m
配備国家:アークライン王国

【特徴】
アークライン王国の標準配備の量産型重装甲ヒュペリオン
騎士甲冑を思わせるフォルムで、腕を覆うように機体肩部のから突き出した装甲が特徴的。
王国独自の技術により作成された合金が装甲に使われている。
この合金は高い強度にくらべて比較的軽いのが特徴。軽いとはいえ、重装甲である事には変わりなく、
機体各部にアクチュエーターを設置して、最低限の運動性を確保している。
しかし、結果的に得られた防御力は高く、完全防御態勢に入ったグラムは量産型ヒュペリオンの中でも
1、2位を争う耐久力を誇る。
王国にもっとも配備数の多い機体である。

【動力】
大型擬似メギン機関×1
出力を維持するために開発した結果大型化してしまった。
一基で通常の疑似メギン機関の約2.5倍程度の出力を得られる。

【搭載武装および装備】
・92式両刃回転剣 デュランダル【カテゴリ:メギンソード】×1
王国正式装備、通常のメギンソードとは違い、刃部分がチェーンソーのように回転しており、切断力を高めている。

・12式汎用型多銃身回転式機関砲 ハルピュイア【カテゴリ:ガトリングキャノン】×2
機体胸部と肩との間の装甲に埋め込まれるように設置されている中距離用ガトリングキャノン。
銃弾は機体背部に装着されたコンテナからベルト式で装弾され、毎分6000発の弾丸を掃射が可能。

・17式多重装甲大型盾 アスピディケイロン【カテゴリ:対物対魔シールド】×1
魔法防御に秀でた素材と物理防御に秀でた素材を二枚づつ組み合わせて作られた4層からなる超重量盾。
大口径の砲撃の直撃にも耐えるが、その重量ゆえに取り回ししづらい。盾を前方に構えての突撃時に真価を発揮する。

・62式電撃突撃槍 ブリューナク【カテゴリ:メギンランス】×1
小型擬似メギン機関を搭載したランスで、電撃を槍先端部周辺に纏うことにより貫通力をより高めることが出来る。
また、ランス後部に付いた噴射口から得られた推力を使い、突撃時に加速することが可能。

【ブランブルグ公国】

■アーク(ライセンス生産機)
ブランブルグ版アーク.png
同盟関係にあるフォルトナ王国のアークを自国の仕様に若干のカスタマイズをして生産している機体。
性能、武装は本家アークとほぼ変わらない。山岳地帯用に脚部が強化されている程度。
カラーリングは本家アークの白に対して若干グリーンの入った薄いグレー。
動力:擬似メギン機関


■アリエス
アークをベースに擬似メギン機関2基を搭載したブランブルグカスタム機。
フレームはほぼアークの物をそのまま流用し、そこに機関を2基、肩部に半ば強引に乗せているためバランスが悪く「いかり肩」や「じゃじゃ馬」と呼ばれる。
使いこなせればそれなりの性能を示すが、そのバランスの悪さから使いたがる者はわずかであり、一応隊長機用などとして開発されたが、ほとんど使用されていない。
カラーリング、武装ともアークと共通。
動力:擬似メギン機関×2


■トライデント
機体名:Trident(トライデント)
機体カテゴリ:量産型ヒュペリオン
頭頂高:16m
飛行形態(ファルケフォルム)時全長:19m

【設定】
民間のヒュペリオン研究開発組織「AEGIS(アイギス)」がブランブルグ公国軍からの発注により開発した次世代量産型可変ヒュペリオン。
もともとの発注は「敵侵攻時に迅速に戦力展開できるための高速移動能力を持つ」ということで、空を飛ばせる必要は無かったのだが、
設計者の趣味で翼の揚力を使った「完全飛行能力」と「空戦能力」を持つにいたる。
揚力を使っての飛行移動はバーニアや魔法力による浮上移動などに比べてはるかにメギンの消費が少なく、スピードと燃費(?)を両立させたとして採用された。
基本的に一般の軍人が乗ることになるため、従来の量産型ヒュペリオンと同様にメギンを純粋に稼動エネルギーと推力として利用するシンプルな設計ではあるが、擬似メギン機関とは言え3基使用することと可変機構には製造コストもかかるため、価格は従来機の2.5機分と高価。
ただし、試算では約6機分の戦闘力を有する、らしい…。
現在は運用試験を終え量産型の配備を開始する他、同盟関係にあるフォルトナや他国の傭兵組織などからも引き合いがある。

【機体形状】
長く伸びた機首と前進翼。背中に大型のスタビレーターを持ち、その両脇に人型時は足になるエンジンユニットがある。
【イメージ:前進翼のZplus】

【カラーリング】
試作機はブルーグレーと原色の塗り分けだったが、量産機はグリーンの入ったグレー系と白で塗り分けている。

【機体名の由来】
機動性確保のために前進翼を採用したため、飛行形態時のフォルムが神話に登場する海神が持つと言われる三又の矛に似ていることから命名された。

【操作系】
オーソドックスな横型レバー&ペダル方式。
左のレバーが姿勢&出力制御
右のレバーが火器管制
ペダルは姿勢制御の補助と足の動作
HMD(ヘッドマウントディスプレイ)による擬似全周視界を確保する。

【動力】
小型軽量化した新型擬似メギン機関3基を胴体と両足に装備。
試作機当時よりも機関そのものの出力向上と伝達系のロスの削減が果たせたため3割ほどパワーアップしている。
それに伴い、標準装備火器と防御装置(後述)を装備するようになる。
また、機関の連携をモード切り替えするのではなく、機体の状況に応じて0~80%までシームレスに増減させる処理に変更。
だが、各機関にはそれぞれ出力にバラつきがあるため、出力80~90%の範囲でリミッターがかかっており、それを強制的に解除することで、
機体は不安定になるものの最大出力を発揮できる状態を「BURST MODE」として残している。
また、飛行形態時に出力のほとんどを推力にまわすことによって、従来はオリジナル機関搭載のヒュペリオンでしか不可能だった音速突破が可能になっている。
なお、試作機のα(アルファ)、γ(ガンマ)、δ(デルタ)のみ3基あるメギン機関の内1基がオリジナル機関であり、メギンの自力回復が可能になっている。

【武装】
当初より内蔵していたメギンサーベルの他、量産化に伴い標準武装とオプション数種が設定された。
また、それ以外にもハードポイントが機体各所に設けられている他、少容量ではあるが展開式ウェポンベイも持つ。
なお、音速突破が可能なのは何も装備しないプレーン状態か標準武装状態のみである。

【標準装備】
・75mmメギンライフル*2
飛行形態時に主翼グローブ(付け根)下面に装備する。
飛行形態時の主武装であるとともに、人型時は取り外して使用可能。
なお、これは装備したままの音速突破が可能になっている。

【オプション(例)】(オプション装備時は音速突破不可。パージすればOK)
・120mmメギンライフル*1or2(背中のハードポイントに装備可)
基本的に75mmを大口径長砲身化したモノ。
これも人型時は手持ち火器として使用可能。

・90mmロングバレルライフル *1or2
ブルパップ式の機構を持ちながらも通常のライフルと変わらない全長を持つライフル。
弾倉はそれ自体が戦車の自動装填装置のようになっており、数種類の弾種を使い分けできるようになっている。
弾種は通常の火薬使用のAPやHE、APFSDS等のほか、AMC弾もある。
機構上連射はできないが、あらかじめ弾種を指定しておくことでちょっと発射速度の遅い3点バーストは可能。

・12連*3段ホーミングミサイルポッド*1~4(背中もしくは両足外側のハードポイントに装備可)
小型のホーミングミサイル。
小型ゆえ、小回りが効きホーミング性能は高いが射程距離が短く威力もそこそこでしかない。

【防御装置】
・シールドバリア(魔法防御フィールド)
飛行形態時に機首となるシールドは、それを失うと実質的に変形不可となるため、極めて堅牢な構造を有しており、実体弾火器に対してはそれなりの防御能力を有する。
しかし代償として重量がかさみ、メギン攻撃に対する防御は皆無といえた。
そこで、材質と構造を見直し実体弾に対する防御能力はそのままで軽量化を図るとともに、
メギン攻撃に対する防御用としてシールド表面に魔力消費を伴うが、魔法防御フィールドを発生させる制御術式を組み込んだもの。
結果、試作機よりも防御能力は向上しているほか、飛行時の機首の境界層制御に用いることも可能で、機動性の向上にも一役かっている。

【各型】
『Trident typeA』
単に「トライデント」もしくは「A型」と呼ばれる実用機。

『Trident typeT』
「T型」もしくは「トレーナー」と呼ばれる、A型の複座練習機。
装備その他はA型と共通。

【機体形状】
Tridetそのものが開発当初より複座運用も考慮に入れていたため、コックピットがきちんとしたタンデムシートになっている以外は外観もA型と変わらない。

【カラーリング】
基本A型と同一だが、機首先端と翼端、テールスタビレーター先端がオレンジの塗り分け(機体姿勢の視認性向上のため)

 

【アルケマイン共和国】

■グランゾス
アルケマインで開発された戦闘用ヒュペリオン。アルケマインの正規軍、傭兵部隊はもとより、各国に輸出されている二足歩行の機体。分厚い装甲に覆われた頑強な大型移動砲台といった容姿。中、遠距離戦において力を発揮するが、近接戦闘武装が施されており、奇襲攻撃により接近されても対処可能。全幅が広い為、このヒュペリオンが数機寄り集まると巨大な砲台付きの壁が阻んでいるようなもので、かなり強固な防御壁となる。商人達は盗賊等からの護衛にこのヒュペリオンを用いることが多い。
全高:24m
武装:両腕に二門ずつの小型メギン砲、中近接戦闘用ガトリングガン×2、近接戦闘用バルカン、大型ミサイルポッド(武器は汎用的に付けはずし可能)
動力:擬似メギン機関


■ヒュージ
イラストは2.4m級
ヒュージ.png
アルケマインで開発された全高2.4m~10mほどの大きさの作業用ヒュペリオン。おもに人間の手では困難な作業を行う。ボディバランスをあえて不安定にすることで軽快な歩行性を獲得した傑作機で、支持基底面積の狭さはアルケマイン独自の高度なオートバランサでカバーしている。脚を一本失っても簡単には転倒しないが、開放型の操縦席をもつ小型機はシートベルトとヘルメットの着用が推奨されている。また、より直感的に操作できるよう、腕部操作には圧力感応式のグローブハンドルを採用。足のキックペダルは4つあり、右側が前進後退、左側が左右回転に対応している。構造上、脚部と作業用マニピュレータを損傷しやすいという問題を抱えているものの、工作精度が良く、安価でパーツの流通量も多いため気にならない。出力は低いが、熱効率の良いレシプロ式の擬似メギン機関を採用しているせいで起動時の騒音はやや大きい。おもに一般の使用を想定しているため、機体制御は完全なオートマチックだが、操作に熟練すれば単純な動きの組み合わせ(クイックターン&腕の振り回しでフックパンチなど)で格闘もできないことはない。
全高:2.4~10m
武装:無し(手に武器を持たせるなど自由に改造可能)
動力:擬似メギン機関


■ヘリオン
アルケマインで開発された移動用ヒュペリオン。いわゆる自動二輪バイク。時速150kmほどの速度まで加速可能。前部座席と後部座席に一人ずつ人を乗せられる。国によってはレンタルとして貸し出したりもしている。様々なタイプの機体が存在する。
全長:2~3m
全高:0.8~1m
武装:無し
動力:小型擬似メギン機関


■メルクリウス
アルケマインで生産される、イリアス教の旅の神の名を冠する輸送用ヒュペリオン。
フォルトナのケルビムやイシスのオシリスとほぼ同じ大きさを持ち、大量の物資を格納可能。
箱に近い四角形で、左右の扉が横にスライドして開く。
無限軌道のキャタピラ構造を持ち、どんな地形にも対応可能。
砂漠地帯ではキャタピラ構造をホバークラフトへ置換したものも存在する。
世界中に流通し、キャラバンや運び屋ギルドで重宝されている。
機体上部に銃座が二門、胴体から左右にせり出す銃座が二門設置してあり、隊商を襲う魔物や盗賊にもある程度は対処できるようになっている。
銃座にはライトも設置してある。
運転席では、レバーとフットベダルで機体を操作可能。
機体正面は強化ガラス構造になっており、肉眼で前方を確認する。
その他、機体全面と背面にそれぞれカメラが仕掛けてあり、運転席のモニターで肉眼で見えない距離も探ることができる。
機体前後に大型ライトを装備しており、夜の行動も問題なくこなせる。

【機体カテゴリ】量産型ヒュペリオン
【全高】40m
【全長】100m
【装甲】アイアン
【動力】擬似メギン機関
【武装】対地上用実弾機関砲、小型メギン砲×2

 

【ロザリア帝国】

■アンドラス
アンドラス.png
ロザリアの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。緋色の装甲を持ち、ロザリア王国の竜の紋章を持つ二足歩行の機体で、翼の生えた悪魔を思わせる容姿。黒い翼型の大型バーニアを持ち、短時間飛行を行う能力を持つ。(カラーリングは戦場により変更可能)
全高:8m
武装:ハンドガン、ライフル、メギンブレード、小型ミサイルポッド、大型ミサイル(機体により、汎用的に武器の付け外しが可能)
動力:擬似メギン機関


■マルファス
ロザリアの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。純白の装甲を持ち、左右の腕に大型の爪を装備した大型の機体。背中に付けた大型ホバリング用バーニアで地上を高速で移動可能。メインカメラは頭部のモノアイにある。雪の大地に降り立つ白い悪魔といった容貌。
全高:20m
武装:メタルクロー、小型メギン砲(掌に砲口がある)、胸部にミサイルポッド、背中に長距離実弾砲を二門装備
動力:擬似メギン機関


■アラストール
ロザリアの指揮官が搭乗する軍事ヒュペリオンの一種。甲冑を身に付けた悪魔的な容貌を持つ大型の機体。メギン粒子をうっすらと発する蒼白い魔導装甲は防御フィールドを発生させ、魔力、物理どちらにも高い防御力を誇る。またこの防御フィールドは自機のみならず、自機の近くにいる小隊にも防御力は劣るものの効果をもたらし、指揮官を守る防衛部隊も撃墜されにくくなっている。広範囲の索敵を行える高性能レーダーを装備し、数機の敵をマルチロックオンによる同時攻撃で殲滅できる。
(広域防御フィールドは自機に対しては、物理約10%、魔法約30%、小隊には物理約5%、魔法約10%程度のカット率)
全高:22m
武装:広域防御フィールド、メギンブレード、広域殲滅用ホーミングミサイル、中距離メギンライフル、サブマシンガン
動力:擬似メギン機関


■フォルネウス
ロザリア王国の機動兵器を収納する地上戦艦用ヒュペリオンの一種。漆黒の装甲に覆われ、機体上部より飛行可能な機動兵器を、機体側面より地上機動兵器を射出する。機体前方に城門破壊用の破城槌を持つ。多数の機動兵器を搭載可能。
全高:60m
全長:200m
武装:破城槌、四門の実弾砲、二門のメギン砲、大型ミサイルポッドを持つ。
動力:擬似メギン機関×15

 

【イシス王国】

■セベク
セベク.png
イシス王国の一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。
砂色の装甲(カラーリングは戦場により変更可能)にイシス王国の豹の紋章を持つ、豹のような顔を外見に持つ四足歩行の機体。

大きく装甲の空く部分に防塵カバーを装備し、4つの足にホバリングユニットを装着。
砂漠において素早い行動が可能となっている。

コックピットは胴体に備え付けてあり、胸部の装甲がせり下がって、入口が現れるので、機体の姿勢を変えなくても乗り降りできる。
豹の口に当たる部分や首の部分も可動式になっており、敵の装甲を噛み潰したり、武器などを咥えさせることもできる。

尻尾は姿勢制御用のカウンターウェイトで武器にはならないものの、口に武器を咥えるなどして機体のバランスが取れなくなった際のオートバランサーとしての役割も担う。
背中には追加武装が付けられるスペースが備え付けてあり、状況に応じて武装をカスタマイズ可能。
コックピットでの操作は、操作レバーとフットペダル、サブ武装操作用のキーボードにて行う。

メインカメラは顔の眼、サブカメラが胸部と両肩、腰部に備え付けてある。
モニターは3つ備えてあり、メインカメラで一つ、胸部サブカメラで一つ、残りのサブカメラ4つで一つのモニターを4分割している。

全高:12m
全長:30m
武装:
腰のバーニアに搭載されたメギンサーベル(発生装置は可動式で各装備に干渉しないようになっている)
背中に二門の小型メギン砲を装備。
背中には、ミサイルポッドやメギン砲など用途に応じて、汎用的に武器の付け外しが可能。
動力:擬似メギン機関
装甲:アイアン


■アヌビス
イシス王国の一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。砂中や土中への潜行能力を持つ小型の二足歩行の機体で、片腕に巨大なドリルを持つ。砂中に入ることで、レーダーを潜り抜けて敵陣に潜入するなどの奇襲を得意とする機体。
顔はゴーグル状でモノアイのメインカメラを持つ。その他、背中にもカメラが搭載されており、背後の様子も振り向かずに確認できる。
モニターは機体前面と後背の二つ。
コックピットは胸元にあり、胸元の外部装甲がせり下がり、内部装甲が左右に開くことで登場できる。小さな機体なので、中は非常に狭いが、内部はエアコンも付いており、比較的快適。レバーとフットペダルで操作を行う。
機体頭部にライトが装着されており、土中を進む際も視界確保に役に立つ。
全高:7m
武装:ステルス装甲、破砕ドリル、メギンブーメラン、超振動ナイフ、手榴弾、施設破壊用時限爆弾、ハンドガン、暗殺用無音メギン弓(汎用的に武器の付け外しが可能)
動力:擬似メギン機関
装甲:アイアン


■ホルス
イシス王国の一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。白い装甲と翼のような大型バーニアを持つ二足歩行の機体。飛行形態へ変形することで飛行する能力を持つ。人型形態でも短時間飛行は可能。人型は射撃、飛行型は爆撃を得意とする。小柄で装甲は薄いものの高い機動力で敵を撹乱したり偵察を行うのに用いられる。
顔はゴーグル状でモノアイのメインカメラを持つ。胸部にサブカメラあり。モニターはメインとサブの二つ。
コックピットは胸元にあり、胸元の外部装甲がせり下がり、内部装甲が左右に開くことで登場できる。小さな機体なので、中は非常に狭いが、内部はエアコンも付いており、比較的快適。レバーとフットペダルで操作を行う。
機体の両肩にライトを装備しており、夜間に地面方向を照らして着陸したり、正確な爆撃をすることもできる。
全高:7m
武装:
 人型 :メギンショットガン、ライフル、ホーミングミサイル、バルカン砲
 飛行型:バルカン砲、ホーミングミサイル、対地爆弾
動力:擬似メギン機関
装甲:アイアン


■オシリス
イシス王国の機動兵器を収納する地上戦艦用ヒュペリオンの一種。砂色の装甲に覆われ、流線型の形状をしており、砂地での地中潜行能力も持つ。地上をカメラで監視可能。
地上はホバリングで走行する。
機体表面にミサイル発射口を20門持ち、地表まで発射口を伸ばすことで本体は砂中に隠れながら、ミサイルによる狙撃を行える。
機体前面に三門の実弾砲と一門のメギン砲を持つ。各種機動兵器は機体上部の6個の射出口から機動兵器を発進できる。射出口は伸ばすことが可能で、地表まで伸ばすことで砂中にいながらにして、機体射出が行える。
全高:40m
全長:100m
武装:大型ミサイルポッド、長距離ミサイル、三門の実弾砲、一門のメギン砲を主砲に持つ。
動力:擬似メギン機関×10

 

【クリシュナ王国】

■ラクシャーサ
ラクシャーサ.png
クリシュナの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。蒼色の装甲を持ち、鬼のような角と鬣を生やした魔戦士といった容貌を持つ二足歩行の機体。脚部にブースターを装着しており、一瞬の瞬発力ではあるもののかなりのハイスピードを生み出すことが可能。特に接近戦に優れた力を発揮する。ステルス装甲、ジャミング機能を持っており、望遠カメラの他、高範囲のレーダーと合わせて高い情報収集能力を持つ。
全高:16m
武装:メギン曲刀(メギン刀の一種)、暗殺用クロスボウ、チェーンブレードアンカー、中~遠距離実弾ライフル、ステルス装甲(汎用的に武器の付け替えが可能)
動力:擬似メギン機関


■サラスヴァティ
クリシュナの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。女性的な容姿とロングスカート風の装甲を備えた二足歩行の機体。後方支援を得意としており、遠距離兵器の他、修理ユニットを搭載しており、小破程度であれば、ヒュペリオンの装甲を修繕可能(ダメージを受けた装甲の時間を僅かに戻す原理)。ラクシャーサから得た情報を各機で連携し、速やかに最適な支援を行うことが可能。
全高:15m
武装:メギンサーベル、小型メギンキャノン、対空キャノン砲、修理ユニット
動力:擬似メギン機関


■インドラジット
クリシュナの軍事ヒュペリオンの一種で、指揮官機として運用される四本の腕を持つ二足歩行の機体。クリシュナ王室のヒュペリオン「インドラ」を模して作り出された量産機。近~遠距離のいずれでも高い戦闘力を誇り、レーダーの索敵範囲が非常に広いのも特徴。
全高:22m
武装:電撃属性魔刀×2、中距離メギンライフル、小型メギン砲搭載アーム×2、電撃鞭、拡散電撃魔導キャノン
動力:擬似メギン機関


■アナンタ
クリシュナの機動兵器を収納する地上戦艦用ヒュペリオンの一種。砂色の装甲に覆われ、ホバリング能力により、海上も進むことが可能で、戦艦にしては高い機動力を持つ。メガブースターによるハイスピード離脱能力を持つのも特徴。
全高:40m
全長:100m
武装:大型ミサイルポッド、対空ミサイル、大型メギン砲、実弾主砲、海中攻撃用魚雷、加速用メガブースター
動力:擬似メギン機関×10

 

【フェイロン帝国】

■ジューチェイ
ジューチェイ.png
フェイロンの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。朱色の装甲を持ち、翼を持った銃士を彷彿とさせる二足歩行の機体。変形能力を持ち、鳥型に変形した場合のみ空を飛行する能力を持つ。人型では中距離、飛行型では、空からの爆撃を得意とする。
全高:8m
武装:
 人型:実体刀、遠距離実弾ライフル、極小型メギン砲×2、ホーミングミサイル
 鳥型:ホーミングミサイル、バルカン、対地爆弾
動力:擬似メギン機関


■シュエンウー
フェイロンの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。緑色の装甲を持ち、重装甲を身に付けた重戦士を彷彿とさせる二足歩行の機体。高い防御力を活かし、最前線での近距離戦闘を得意としている。亀のような防御形態に変形することで、装甲は防御フィールドを発生させ、鉄壁の防御壁にもなる。防御形態は、ほぼ全ての武装を収納してしまうものの、破城鎚を構えて突進することで強力な破壊力を生み出すことも可能。
全高:22m
武装:
 人型:メギン青竜刀(メギンソードの一種)、バルカン砲、小型ミサイルポッド、腕に収納された近距離メギンビームガン
 防御型:破城鎚、防御フィールド
動力:擬似メギン機関


■バイフー
フェイロンの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。白色の装甲を持ち、素早い動きを得意とする軽装剣士を彷彿とさせる二足歩行の機体。近~中距離戦闘を得意としており、四足歩行の虎のような獣型に変形することで、機動力が格段に向上し、山岳地帯のような悪路でもその機動力を落とすことなく行動可能。高い汎用性を持つ。
全高:15m
武装:
 人型:メギンブレード、近~中距離実弾ガトリング砲、バルカン砲、小型ミサイルポッド、ハンドガン、暗殺用無音メギン弓
 獣型:近~中距離実弾ガトリング砲、両肩にメギンサーベル発生装置、メタルクロー
動力:擬似メギン機関


■チンロン
フェイロンの一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。青色の装甲を持ち、両肩に竜の口を模した砲塔を装備した重装銃士を彷彿とさせる二足歩行の機体。遠距離戦闘を得意としており、竜のような砲台そのものに変形することで、戦艦並の長距離を砲撃することも可能。
全高:20m
武装:
 人型:近~中距離実弾ガトリング砲、大型ミサイルポッド、小型メギン砲×2、対空キャノン砲
 竜型:大型メギン砲、対空キャノン砲
動力:擬似メギン機関


■ホアンロン
フェイロンの機動兵器を収納する地上戦艦用ヒュペリオンの一種。黄土色の装甲に覆われ、二門の巨大な竜を模したメギン砲を装備している。山岳地帯の塞がれた道も強引にこじ開けられるようにドリルのような破城鎚を装備している。
全高:50m
全長:170m
武装:大型ミサイルポッド、長距離ミサイル、対空ミサイル、大型メギン砲×2、ドリル型破城鎚
動力:擬似メギン機関×15

 

【オセアノ諸島共和国】

■トリトン
オセアノ諸島共和国の一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。二足歩行で、機体カラーは藍色と白色。
海上、海中での戦闘が多いことと、魔法職が乗ることを想定している為、メギン兵装は積まず、実弾兵装や魔力兵装が充実している。
スクリュー付きのバーニアを装備しており、武装に対してメギンを割かないことで、陸上でも水中でも高い機動力を誇る。
手に当たるマニュピレータには、魔力を流す回路が設置されており、魔力増幅機構で増幅した魔力を放出することが可能。
これにより、マニュピレータが握った武器に魔法を帯びさせたり、魔法威力増幅用の媒体であるオーブの付いたロッドを握ることで、ロッドで増幅した魔法を放つことが可能。
腰部にチェーンの付いたブレード付きアンカーを放つ機構を装備しており、対象に突き刺してダメージを与えたり、突き刺した物体に追従して水中や水上を移動したり、推進する方向を変えたりと、用途は広い。電撃魔法の制御術式が刻まれており、魔力を込めるだけで電撃を帯びさせることが可能。
背中にはバーニアを装備しており、水中では、背中のスクリューを回す動力にも使われる。
防御魔法の制御術式が刻まれたアイアンシールドを装備しており、魔力を消費して発動させると、結界を帯びて、物理、魔法双方に対して強固な防御力を発揮する。一定ダメージで結界が壊れるが、魔力を消費して掛け直すことも可能。消費魔力は高めで、何度も掛け直すのは難しい。
全高:15m
動力:擬似メギン機関
武装:
マジックロッド、電撃チェーンブレードアンカー、ハンドガン、アイアンソード、アイアンナイフ、アサルトライフル、魔力結界シールド
(状況に応じて自由に選択可能)


■オケアノス
オセアノ諸島共和国の一般兵が搭乗する標準的な軍事ヒュペリオンの一種。
遠距離砲撃用の二足歩行の機体。機体カラーは藍色と黄色。機体の動きは鈍重なものの、装甲は厚めで弾倉の弾も豊富。こちらも海中での戦闘と魔法職が乗ることを想定している。
両肩に弾倉へエンチャント可能なキャノン砲をニ門装備しており、魔法を帯びた砲弾を発射できる。着弾時に攻撃魔法の属性ダメージを与え、更に砲弾が爆裂することでダメージを加算できる。
腕部はガトリング砲になっており、此方も魔法を帯びた無数の弾丸を発射可能。
背部にスクリューを装備しており、海中での機動力はそれなりにある。
陸上での活動も可能だが、動きは鈍重。
頭部に近~中距離戦闘になった際に用いるバルカン砲を装備している。
機体全体を防御魔法の結界で覆う結界発生装置が機体各所に装備してあり、強固な防御力を誇るが、発動に対する消費魔力が大きく、一度破れると再度展開しつつ、攻撃用の魔力を確保できるのは、かなりの魔力の持ち主に限られる。
全高:19m
動力:擬似メギン機関
武装:
エンチャントキャノン×2、エンチャントガトリング砲×2、頭部バルカン砲、大型魔力結界発生装置
(状況に応じて自由に選択可能)


■ネーレウス
オセアノ諸島共和国の機動兵器を収納する母艦となる流線形の潜水艦。機体カラーは藍色。
長距離ミサイルを主な攻撃手段とする。
また、トリトンに装備してあるチェーンブレードアンカーの大型バージョンも装備しており、これにより、地面に突き刺して、水中での位置の保持をしたり、岩場に突き刺して、素早い方向転換なども行える。
また、弾頭に着弾時に発動する攻撃魔法の術式と魔力蓄積機を積んだ魔法弾頭ミサイルも備える。
全高:40m
全長:100m
動力:擬似メギン機関×10
武装:
機体前面に二門の大型ミサイル発射口、機体側面に多連装ミサイル発射口、機体上部に地上への長距離ミサイル発射口、チェーンブレードアンカー、通常ミサイル、魔法弾頭ミサイル

 

■マギアム
ヒュージを元に開発した小型機動兵器で、乗っている人物の上半身はむき出しの状態で操縦する。(イメージとしてはFF6の魔導アーマー)
機体カラーはアクバール・ブラウン。
主に海底都市ルビオン都市内部の警備に使用される。
魔法職が乗ることを想定しており、電撃の魔導制御術式が刻まれたショックガンを魔力を消費して放つことで、対象の人物を感電、制圧する機能や、捕縛用のネットを発射することで、対象を捕えたりする機能を備える。
他にも近接戦闘用の警棒を装備しており、操者の魔力を込めることで電撃を帯びさせられる制御術式が刻まれている。
全高:2.4~10m
武装:対人制圧用ショックガン、捕縛用ネットガン、電撃警棒
動力:擬似メギン機関

 

【魔界アビス】

■アルゴル
魔界で一般的に用いられている戦闘用シュヴァリエ。蒼白い細身のボディを持つ騎士のような二足歩行の機体で、機体重量の軽さと加速バーニアから非常に高いスピードを誇る。シンプルな構造をしているが故に耐久力も高く、自動組み上げ可能な為、グリモアユニットを搭載して自律起動で運用されることも多い。自律起動型の場合はコックピットがオミットされ、自爆装置が取り付けられている。多少の自己修復能力を持つ。

機体カテゴリ:シュヴァリエ
全高:15m
装甲:オブシディアン
武装:オブシディアンソード×2、両肩に小型クラティアキャノン×2、近距離クラティアハンドガン×2
動力:クラティア機関


■ステンノー
魔界で一般的に用いられている戦闘用シュヴァリエ。緋色の女性的な括れたボディを持ち、下半身は蛇のようになっており、反重力で少し浮き上がっている。短時間飛行能力を持ち、遠距離攻撃も得意としている。また、操者の魔力を増幅して撃ち出す魔閃砲を装備し、伸縮自在のオブシディアンクローで近距離戦闘もこなせる。多少時間はかかるものの、自動組み上げ可能で、グリモアユニットを搭載して自律起動で運用されることも多い。自律起動型の場合はコックピットがオミットされ、自爆装置が取り付けられている。多少の自己修復能力を持つ。

機体カテゴリ:シュヴァリエ
全高:12m
装甲:オブシディアン
武装:中距離クラティアライフル、クラティアショットガン、胸部魔閃キャノン砲、電撃付き拘束ワイヤー、オブシディアンクロー
動力:クラティア機関


■グラシャラボラス
魔界で一般的に用いられている戦闘用シュヴァリエ。巨人の如き巨大な体躯を誇り、オブシディアンの装甲に覆われた機械巨人といった容貌。二足歩行。巨大なガントレットを駆使した白兵戦を得意とするほか、口内に当たる部分にクラティアキャノンを搭載しており、出力調整により射程距離を使い分けることも可能となっている。耐久力が非常に高く、見た目より身軽。かなり時間はかかるが、自動組み上げも不可能ではなく、グリモアユニットを搭載して自律起動で運用されることも多い。自律起動型の場合はコックピットがオミットされ、自爆装置が取り付けられている。多少の自己修復能力を持つ。

機体カテゴリ:シュヴァリエ
全高:28m
装甲:オブシディアン
武装:オブシディアンガントレット×2、頭部に近~遠距離用クラティアキャノン
動力:大型クラティア機関


■ヴァルヴァトス
魔界で拠点防衛に用いられる戦闘用シュヴァリエ。超巨大な体躯を誇り、魔法防御フィールドを発生させることで、長距離メギン兵器に対して高い防御力を誇る(魔法防御フィールドの魔法減衰率は約80%)。脚部は戦車のようなキャタピラ構造、両腕のアームにクラティアガトリングキャノン、クラティア粒子弾頭ミサイル(弾頭に炸裂用クラティア機関が装備してあり、着弾と同時にクラティア粒子が収束して爆発を起こす)発射口を装備。両肩に装備した四門の大口径クラティアキャノンは、街一つ吹き飛ばすほどの破壊力がある。他にも機体各部に対空、対地砲台を装備し、あらゆる角度からの攻撃に対して迎撃が可能。動きは非常に鈍重であり、攻撃の回避はほぼ不可能だが、分厚い装甲と魔法防御フィールドにより外部からの破壊は至難。自律起動型の場合はコックピットがオミットされ、自爆装置が取り付けられている。自己修復能力を持つ。製造に莫大なコストがかかり、自動組み上げは不可能。地上では滅多な事では出会う事がないが、魔界の制御を離れ、古代の迷宮を彷徨っている姿も目撃されている。

機体カテゴリ:シュヴァリエ
全高:70m
装甲:オブシディアン
武装:アームクラティアガトリングキャノン×2、大口径クラティアキャノン×4、対空、対地砲台、魔法防御フィールド、クラティア粒子弾頭ミサイル
動力:大型クラティア機関×3