魔界について

Last-modified: 2017-09-21 (木) 22:41:27

■アビスロード

魔界と人間界を繋ぐ亜空間通路。
太古の昔、魔界より開かれ、自由に人間界と魔界を行き来できたが、現在は、封印結界により封印されている。
永い時の流れにより、封印結界は弱まり、非常に不安定ながら、通り抜けるのも不可能ではなくなっている。
ただし、あまりに強大な力を持つ魔人やシュヴァリエは封印結界の発する波動から強力な反作用を受ける為、通り抜けることは出来ず、弱い魔人やシュヴァリエは通り抜ける前にアビスロードに溢れる魔力の奔流を受け止めきれず、事象の地平まで流されて消滅してしまう。
魔力の奔流に対する適正と、それを受け止められる程度のバランスの力を有した魔人が、封印結界の発する波動と同調できる特別なシュヴァリエに乗った場合のみ潜り抜けることが可能となっている。
これを利用して、力の弱い魔人であってもアビスロードを通れる魔人の操るシュヴァリエに同乗させて通り抜けることを可能としている。この方法で、少しずつ斥候用の工作員を送り込んで行っている。(強すぎる魔人は同乗させると封印結界から反作用が働くので同乗不可)
アビスロードの技術は魔界でもオーバーテクノロジーであり、未だ完全解析されていない。
尚、生身の生物及び、ヒュペリオン等人間界の無機物はアビスロードに入ると消滅してしまうので人間界から魔界へ行くには上記のような特別なシュヴァリエが必要となる。(魔界の魔物にはアビスロードを通り抜けるシュヴァリエに似た性質を持つ者も存在する。またヒュペリオンであっても、例外的にアビスロードを通り抜けることができる特別な機体も存在する。例:リヒターのデスペラードの元となったシュヴァルツリッター)
人間界側の出入口は、フォルトナのとある山中にあり、ゲートのスイッチの役割を果たす遺物に魔力を込めることで開くことができる。

 

■アビスホール

魔界において、アビスロードを模して開発された無機物、かつ小型の物体のみを転送可能な小さなアビスロード。かつて、人間界に攻め込んだ際に親交を持った魔物達にも魔人からこの技術が伝えられており、高度な知能を持つ魔物は、人間界にいながらにして、アビスホールを開き、契約した魔人に代償を支払う代わりにクラティア機関を入手する者も存在する。
また、魔界の魔物の卵を一時的に仮死状態にして無機物として転送することも可能。

 

・アビスホールを発生させる方法
ルブル側からアビス側のアビスホール発生器へとアクセスをすることで、応答のあった場所へアビスホールを開くことができる。
ルブル側の発生器にはいくつかアビス側の発生器が登録されており、そこへアクセスするのが普通だが、時空間転送の波動を特殊な魔法で感知して探り当てて、登録されていないアビス側の発生器へアクセスすることもできる。

 

・アビスホールを消滅させる方法
ルブル側のアビスホール発生器を破壊することで、アビスホールを消滅することが可能。
アビスホール発生器は掌サイズの小さなものから、ヒュペリオンでないと破壊できそうにない巨大なものも存在する。形状は様々だが、中心に赤い宝石のようなコアが埋まっているデザインは共通である。
巨大であればあるほど、たくさんのアビスホールを同時に発生させることが可能。