転送システムについて

Last-modified: 2017-09-11 (月) 00:34:40

■転送システムについて

・転移魔法
転送システムとしては、転移魔法という魔法を使って行います。
魔法の発動には、転送用の魔法陣を魔力を用いて描く必要がありますが、大きな物体を運ぶには大きな魔法陣を展開する必要があり、消費魔力は魔法陣の大きさ、転送距離に比例します。
転送魔法はスクロールのように魔力を込めた魔法道具にも封入することが可能で、スクロールを用いた場合、魔法陣の描画は自動で行われます。
スクロールの価格については魔法陣の大きさ、転送距離に比例して高価になるものとします。
また転送距離には限度があり、最大でも大陸の半分までの距離を限度とします。
(大陸南東のヤーマから大陸北西ロザリアへ飛ぶには二回くらいの転送が必要)

以下の転送魔法陣の行き先には、以下の種類から選べるものとします。
・侵入したダンジョンの入り口。
・行ったことのある街や村周辺。

 

・正確な転送先の指定
魔法発動の際に転送先の風景を思い浮かべることで、ざっくりとした場所についての座標を自動算出して転送を行うことも可能ですが、
正確な座標指定も可能です。(魔法陣に座標の数字を描くことで可能となる)
二次元座標のみ指定可能で、指定座標の地表または海上に転送されます。

座標の数字は各国で売り出されている地図に記載されている数字を線で結ぶことで算出可能ですが、
世界地図をデータベース化して端末で座標確認できる
「ルブルマップ」
というデバイスが存在しています。ただ、ルブルマップ自体が比較的高価(金貨20枚くらい)なので、地図で十分という人もいます。
ルブルマップは、冒険者たちが日々、各地で手に入れた地図の座標を収集して正確性向上に努めていますが、細かな座標は転送先現地の地図がなければ分からないこともあります。
ルブルマップのアップデートは各地の地図ショップにお金を支払うか、自分で入力することで行えます。(費用は金貨3枚程度)

そもそもの座標の絶対値についてですが、
現在地の座標の数値が掌に浮かび上がる魔法「座標(コーディネイト)」から、得た数値を地図に起こしているものとします。

 

・安全装置
転送先になんらかの物体が存在すると、その物体を避けた位置に転送座標がずれます。
転送先にいる人を押しつぶしたり、壁の中に転送されて死亡したりするリスクは回避できるようになっています。

例外的にイベントボスキャラなどは、演出などの都合上、任意空間に転移するのもアリとします。(距離制限なしもアリで、座標の三次元指定も特別にアリとします。)

 

・防御手段につい
転送魔法陣を応用すると他国の中心地に自国の軍隊を送り込む、金庫室など重要な施設の中へ入り込むなど反則的な手段が可能となってしまい、世界情勢を揺るがしかねないので、防御策を設けさせていただきます。

 

・転送妨害結界
転送魔法を妨害する結界です。魔法でもメギンでも実現可能なものとし、これを展開する装置も存在します。
結界が設置されている地域には、転送しようとしても座標がずれてしまい、結界の外のいずこかに転送されてしまうこととします。
銀行や、大きな都市、機密施設など重要な施設には大抵これが設置されているものとします。

例外的にイベントボスキャラなどは、演出などの都合上、この制約を受けないのもアリとします。