金属について

Last-modified: 2017-11-26 (日) 18:58:58

アイアン(鋼鉄)

一般的な量産型ヒュペリオンの装甲は元より様々な生活道具として用いられている漆黒の金属。
そこそこ高い物理防御を持つが魔法防御は低め。重量は重い。

 

チタン

指揮官機など高級な量産型ヒュペリオンの装甲などに使用されている。
高い物理防御とそれなりの魔法防御を持ち、重量も軽め。

 

ダマスクス

アーリーヒュペリオンに用いられていることが多い高価な漆黒のレアメタルで、火山、遺跡等で、原石を入手すれば、現在の最新技術で精錬可能。
かなり高い物理防御、魔法防御を持ち、重量はかなり軽い。

 

ミスリル

滅多にお目に掛かれない銀色に輝くレアメタルで、火山地帯の深部や、これを外皮に纏う魔物から原石を採取して精錬して使用する。
かなり高い物理防御と最上級の魔法防御を誇る。重量は多少重め。

 

オリハルコン

火山、土中、海中などの古代の地層、もしくは、天空から飛来する隕石に付着している金色に輝く超レアメタル。うっすらと発せられるエネルギーが持つ者の力を高める。
最上級の物理防御と非常に高い魔法防御を誇り、物理攻撃力増強の効果も持つ。重量は軽め。

 

オブシディアン

一般的なシュヴァリエに用いられている漆黒の魔法金属。重量が軽く、硬度は非常に高い金属で、魔界でのみ精錬可能。
かなり高い物理防御、魔法防御を持つ。重量は非常に軽い。

 

エレメンタリオン

魔界の鉱山の深部で採取される蒼白く輝くレアメタル。魔力を増幅する力を持ち、魔界の武具などにも使用されている。
非常に高い物理防御、魔法防御を誇り、魔法攻撃力増強の効果も持つ。重量は軽い。

 

ルシファナイト

パンデモニウムに用いられている謎の超金属。
魔界の最高峰の技術でも加工、精錬が不可能で、最上級の物理防御、魔法防御を誇る。重量は非常に重い。
特定の能力増幅効果は見られない。

 

当初は魔界でも、パンデモニウムの装甲に使われているということ以外不明で、人間界の人間は存在すら知らないものでしたが、最近、魔界において、パンデモニウムを発掘した地層にルシファナイトの原石が眠る地層が発見され、魔界ではルシファナイトの精錬技術もある程度確立されたようです。パンデモニウムに使われているオリジナルの装甲ほどの強度はまだ出せていないものの、重量はオリジナルよりかなり軽く、加工もしやすくなっています。これはデミ・ルシファナイトと名付けられ、アビスホールから人間界に送り込まれ、非常に希少ながら流通するようになりました。
「デミ・ルシファナイト」の名称は魔界の一部の研究者しか知らず、魔界では「ルシファナイト」の名称で流通しています。

 

主に大陸北部にある魔物の巣窟「クリフォト」のダンジョン深部に棲む魔族が魔界との取引で入手する為、流通している鉱物の取引以外の方法で、直接入手するなら危険なクリフォト深部に踏み込む必要があるでしょう。
(ルシファナイトは入手不可とさせていただきます)
(※新規機体登録にルシファナイト製の機体が登録された場合、自動的にデミ・ルシファナイトを用いていることとさせていただきます。人間界での呼称は「ルシファナイト」で通用するものとします。)

 

デミ・ルシファナイト

パンデモニウムが発見された地層にあったルシファナイトの原石を魔界の最先端技術で精錬したもの。
オリジナルと同じく、特定の能力増幅効果は見られない。
オリジナル程の物理、魔法防御は無いものの、重量がオリジナルに比べれば軽く、加工もしやすい為、新しい用途への活用が期待されている。
人間界にも希少ながら「ルシファナイト」の名称で流通している。

 

エレクトラム

魔界のみで精錬される液体金属。その正体はジェル状の素子で作られた魔道演算装置。
様々な形状へと変形可能で、個体にも液体にも姿を変えることが可能。液体になると打撃や斬撃などの物理攻撃を受け流すことも可能となる。
半面、液体状態だと、魔法攻撃には脆弱になり、氷結されると行動不能になる他、特に電撃に非常に弱く、機能停止や誤動作も起こす。
固体状態になると、魔法攻撃には強くなるが、防御力はアイアン程度でそれほど頑丈ではない。
固体状態で破損しても、欠片を液状化させ欠片同士を繋ぎ合わせることで、元の形に復元することができる再生能力も備える。
ただし、電撃や炎で焼かれて機能不全を起こすと再生できない。また、氷結状態になった欠片も動作停止して、氷結が解除されるまで再生できない。
メギン兵器やクラティア兵器はどの状態にも有効でこれらを受けてしまうと消滅してしまう。(固定状態ならある程度は相殺できる)
失った体積は、自動増殖機能で増やすことが可能だが、資材として加工しやすい導電性の金属(アイアンが最も適しているが、他の金属でも可能。どの金属を使っても強度は同じ)
と、再生の動力を得る為のクラティア機関が必要となる。また、100%以上の体積を越えて復元しても機能不全が起こるので、100%で増殖が止まるようになっている。
再生には時間がかかり、中型機動兵器級のサイズだと失った体積の90%程度の回復で一週間を要する。
ただし、セオレムが濃い地域のだと再生速度は速くなる。海底都市ルビオンや奈落の塔なら90%失ったとしても、3日あれば100%の状態まで再生可能。
完全に消滅してしまうと勿論、再生、増殖は不可能となる。
魔導制御術式によって制御可能であるが、生身で複雑な命令を下すのは、かなりの鍛錬が必要。
これを操作者の意思によって簡単に操作する為、いくつかの行動パターンを術式化して入力できるインターフェースを備えたデバイスが存在し、
術式をセレクトすることで特定の行動を取らせるように運用されることが多い。
主に自律起動型シュヴァリエのグリモアユニットにこれらのパターンが設定され、必要に応じて必要な形状へ変形して自動戦闘する機体や装備に用いられる。

 

【各属性比較】

「>」:より上位 「≧」:やや上位
・重量(左側ほど重い)
ルシファナイト>>デミ・ルシファナイト>アイアン>ミスリル>オリハルコン≧チタン>エレメンタリオン>ダマスクス>オブシディアン
・物理防御(左側ほど高い)
ルシファナイト>デミ・ルシファナイト≧オリハルコン>>エレメンタリオン>ダマスクス≧オブシディアン≧ミスリル>チタン>アイアン
・魔法防御(左側ほど高い)
ルシファナイト>デミ・ルシファナイト≧ミスリル>>エレメンタリオン>オリハルコン>オブシディアン≧ダマスクス>チタン>アイアン