キャラアーカイブ:SHIN HISAKO

Last-modified: 2018-02-18 (日) 14:22:04

SHIN HISAKOの原点Ⅰ

HISAKOの再誕の謎は彼女の父親TATSHUNARIの霊にかかわりがある。かの浪人は娘と同様に野盗から家族を守ろうとして殺されたのだが、TATSHUNARIの魂は怨霊にはならず、死後の大旅行に出て多くの奇妙な体験をしてきた。その間、彼の刀のアストラル体を携えていた。

SHIN HISAKOの原点Ⅱ

GARGOSが地球を侵略した後、TATSHUNARIの侍の魂がガーディアンによって墓から召喚された。この敗れたイフリアンの従者は、癒合といわれる技でTATSHUNARIのアストラル体の刀と融合した。こうして刀は、不死身のTUSKの大剣WARG-GRAMと同様に命あるものとなった。刀はTATSHUNARIに、娘のCHIHARUの霊を探すように告げる。今は悪夢のようなHISAKOとなり果てた勇敢な少女を。

SHIN HISAKOの原点Ⅲ

ガーディアンはTATSHUNARIの霊を、娘のCHIHARUが埋葬された日本の墓地に導いた。愛する父にまみえた幽霊のHISAKOは、歓喜の涙を流した。まるで鉄鉱が鍛冶屋の炉で溶かされるように、数世紀におよぶ憎悪と怒りが燃やし尽くされて彼女の魂から消えていった。そして彼女は昇る朝日の赤い光に包まれた。

SHIN HISAKOの原点Ⅳ

アストラル体の刀をHISAKOに渡しながら、TATSHUNARIの霊はこう言った。「娘よ、お前の魂は、熟練の鍛冶屋が何層にも折り重ねて鍛えた刃のようだ。日本の玉鋼から鍛えられ、この宇宙の何ものにも決して折れはしな」HISAKOが両手剣を握るやいなや、剣に住むガーディアンが高らかに彼女の新しい名前を呼んだ。SHIN HISAKOと。

SHIN HISAKOの原点Ⅴ

SHIN HISAKOの刀が彼女に歌いかけた言葉はこうだ。「再誕、再誕の祈り。永遠のHISAKO、永遠の命。保護者よ、行き届いた保護者よ。歌え、歌え、門番よ。剣よ、父の剣よ。守護者の剣よ。SHIN HISAKO、光より生まれし者。影、影の記憶よ。」

SHIN HISAKOの原点Ⅵ

日本語のシンは「本当の」または「原点の」を意味し、天界の存在としてのHISAKOの再誕を象徴している。もはや、やわやわと長い黒髪に血の気の失せた肌の怨霊ではなく、SHIN HISAKOの魂はアストラル戦士の肉体属性を得ている。そしてそれはLIGHT LORDたち、イフリアンの光と力で輝いている。

SHIN HISAKOの原点Ⅶ

SHIN HISAKOの神々しい刀には、「守護者の剣」と読める日本語の文字が入っている。この世界とアストラルプレーンをつなぐポータルを守護する監視人としての彼女の任務を示すものだ。SHIN HISAKOを彼女の肉体であるCHIHARUが埋葬された日本の墓地に縛り付けるものはすっかり断たれたが、彼女は今も大切な地球を激しく守護している。