キャラアーカイブ:SPINAL

Last-modified: 2018-02-18 (日) 14:10:42

SPINALの原点Ⅰ

頭がすっきりと晴れ、いにしえの災厄が精神に及ぼす力が弱まっている時、SPINALは過去の自分を断片的に思い出す。呪われた存在となる前の、人 間だったころの自分。人々に恐れられ、金に不自由していなかった頃を…

SPINALの原点Ⅱ

古代バビロニアにおける狡猾な高官に雇われたSPINALとその取り巻きたちは、町の資源の流れを乱すために雇われた。王の財政を締め付けること で、王の力を弱めようとしたのだ

SPINALの原点Ⅲ

SPINALは、バビロニア王を殺すための連合に加わった。しかし支配者の圧倒的な叡智により、殺人を企てた者たちは根こそぎ捕獲され、魔術の生贄 とされた。皆呪いをかけられ、それにより身体も精神も、他に類をみない悪魔のような様相を呈することとなった

SPINALの原点Ⅳ

バビロニア王に対する反逆の罰として、SPINALは足かせとなる強力な産物に自由を奪われた。古代人の仮面だ。この呪われた仮面により、 SPINALは王に従うがままの意思なき兵器と化した

SPINALの原点Ⅴ

王への誅殺に対する贖罪として、SPINALは焼身自殺することを強要された。SPINALの肉は溶けきったが、骨は残った。そして古代人の仮面が 彼の焼け焦げた頭蓋骨から取り除かれた後でも、わずかではあったが、骨を動かすだけの意思と力はそこに残っていた

SPINALの原点Ⅵ

背信への罰として完全に骨になってから、SPINALは己の呪われた体を静かに動かすことができるようになった。再び自身の骨を遺志で動かすことが できるようになったのだ。彼は見えない筋肉で骨をつなぎ合わせたのだった

SPINALの原点Ⅶ

何千年もの間、SPINALは海から海へと旅をして、あてもなく古代人の仮面を探し、彼の不死の骨を束ねている魔法の産物の在り処を求めて難破船を 漁りまわったが、終わりのない見えない苦痛が続くだけだった

SPINALの原点Ⅷ

SPINALは己の狂気を受け入れていた。そして破壊の限りを尽くし、現代によみがえった魔術で世界に混沌をもたらす事にこの上ない喜びを感じてい るのである

SPINALの原点Ⅸ

SPINALがアンデッドの身から自由になるために探していた遺物、古代の仮面は、ARIAの手に渡っていた。ARIAからそれを取り返した彼は、 仮面が力を失っていることに気づいた。彼は永遠にこの悪夢のような状態のままとなってしまったのだ

SPINALの原点Ⅹ

SPINALは、カリブ海では恐怖の海賊JOLLY JOHNとして知られていた。彼の狂ったような笑い声は、嵐の風に運ばれて遠くまで聞こえると言われた。こうした言い伝えとは裏腹に、彼は骸骨オウムを肩に乗せてはいな かったが、海賊のゲーム「老ザメの潜水」と、逆さ船底くぐりというスポーツを考案したのは実話だ