Legacyは2020年5月に文芸担当Caraを迎え、今後、キャラクターの設定の増強、ショートストーリーによるキャラの掘り下げ、キャラ同士の交流の描写…などを進めていく予定だそうです。(Patreonを開設し支援者には早めに読めるようにするなど、ショートストーリーの展開方法は検討中)
このページはそれらをまとめます。
まず最初に、2020/06/21、デビュー一周年記念配信で公開されたモモのショートストーリーから。
春の日、1日のはじまり(モモ, 2020/06/21)
1ツイート目 |
---|
https://twitter.com/LegacyIdols/status/1274551669880053760 |
今日の配信に応援に来てくれたみんなにありがとう! 配信でもお伝えしたように、Spring is in the Airリリース1周年を祝って、特別なショートストーリーを公開します。 書いてくれたのは@novelelitist(※文芸担当Cara).楽しんでいただけたら嬉しいです。 |
(ショートストーリーは画像に掲載) |
2ツイート目 |
https://twitter.com/LegacyIdols/status/1274551882174758912 |
こちらは日本のファンの皆さんへ、和訳してみたものです。 (翻訳してくれたのは@sorachuru(※愛梨、2代目アミ)。ありがとう!) |
(ショートストーリーは画像に掲載) |
ノリのヒミツ? (マイ、ナオミ 2020/07/04)
○youtubeでの2ndシングルのプレビュー動画公開時に発表された。
2ndシングル『Go with the Flow』について、Legacyの世界で何がおきていたのか…バックストーリーを覗いてみましょう──✨✨ この2週間後に何が起きるか。youtubeでプレビュー動画をご覧ください。 |
ショートストーリー部分:(訳の修正歓迎です。良い感じに…) |
---|
ソファーの端にひっくりかえって上と下がさかさまなマイは、首を揺らしてマツイ・ナオミのふわふわなポニーテールを頬で撫でていた。たまに頭でトントン、ナオミの肩をノックもしてみたが、反応はよろしくない。 「ねぇ~…。海に行きたいってば」。マイがふてくされる。 今度はナオミが首を振り、トトンとマイにノックを返す。『じゃあ準備してきてよ』 「とっくよとっく! ナオミ待ち」。マイはぷっと息をふきかけ、顔からナオミの髪を払った。 「私はノリさんに会う前に、証拠を揃えておきたくって」ナオミは言う。 「そりゃまた。今度は何の罪を告発するの?」 そこでやっとナオミが振り向く。過程でマイの口いっぱいに髪が入っても気にとめず、肩越しににやっと笑う。 「ノリさんね、秘密にしてるけど──実は人魚だと思うんだ」 マイは口をもごつかせ、しばらく様子をみようと決めた。 |
※ナオミは好奇心旺盛なLegacyの最年少。世の不思議に興味を抱く少女探偵。
※「ノックした」…bonkedが使われている。hibonki絡み…?
夏の秘密 (マイ、ナオミ、ノリ 2020/07/19)
○youtubeでの2ndシングルのPV公開時に発表された。
○プレビュー動画公開時に発表された、「ノリのヒミツ?」のフルバージョン。
- web版:https://www.wattpad.com/918547646-summer-secret
- pdf版:https://drive.google.com/file/d/1_0xrjzDj8H_So7PyYl2s3binG8HdJQCd/view
※現在は英語版のみだが、現在翻訳作業中で、近く公式に日本語版がリリースされるとのこと。
よって、以下は公式日本語版が出るまでのツナギに、ざっくりに訳したものです。間違ってたら修正お願いします。
ショートストーリー部分:(公式邦訳までのツナギです) |
---|
夏の秘密-ヨシダマイ、マツイナオミ、ハシモトノリ- ヨシダ・マイは、簡素なリビングルームにある、くたびれたソファの淵で上下さかさまに転がっていた。窓際で埃をかぶった扇風機は、ただ熱気を送り届けてくるだけだった。書類やファイルケースがあちこち広げられた床には、マツイ・ナオミが座っていた。 マイは上半身をもたげ、ナオミのポニーテールに顔をくぐらせる。続けてナオミの肩を頭でとんとんノックしてみるが、これは先ほどから無視されてばかりだ。 「ねえ、海に行こうよ」。マイは縋るが、ナオミはやはり返事をしない。 「ねえ」ともう一度マイ。「海に行きたいってば」 ようやくナオミが返す。「じゃあ、準備してきてよ」 「とっくよとっく。ナオミを待ってるんだから」。マイはほっぺたを膨らませ、ナオミのポニーテールを弄りだす。 「うーん、ノリさんに会うまでに、証拠を揃えておきたいんだよね」。ナオミは言った。 マイはうなって、「ほほう。そりゃあまた、何を告発するんで?」 ナオミはくるりと振り向くと、マイの口にポニーテールが入りこんだのも気にかけず、肩越しにニヤっと笑った。 「ノリさんはヒミツを隠してる。たぶんね、実は人魚だと思うんだ」 マイはもう邪魔しなかった。 🐠 🐟 🐠 🐟 🐠 🐟 この暑い日に、偶然にも、誰もかもが同じバスで島を巡ろうとしたのだろうか。汗だくの人たちがぎゅうぎゅうにバスに詰め込まれていた。まるで容赦ない熱気で焼かれるのを待つソーセージのようで、お腹を空かせた人はこんがり焼けた隣の人を食べちゃうんじゃないか、私やナオミが誰かを食べることになったらどうしよう、ちょっと嫌だなあ、などとよく解らないことを考えてしまう。チイサイ街のマイの家からオンカイにあるタンチョウ海岸までの長いバス旅は、まあまあの地獄だった。 よろよろとバスから降りると、マイは両手を広げ、すうっと海風を胸に抱きとめた。 「ね、綺麗でしょう?」 来てよかったじゃない。一息ついてマイは語りかけたが、返事は無い。 ナオミは既にビーチサンダルをつっかけて、ポニーテールを降ろして海岸線を走りだしていた。 マイが気づいたときには、ナオミはカバンさえ砂浜に放り出していたので、タオルは砂浜へ飛び出して、大切にしていたはずのファイルケースも風に揺れていた。 マイは鼻筋に皺を寄せる。大きなため息を一つしてから、ビーチパラソルを開いて、砂浜にぐいぐい突き立てた。 「なるほど?」マイは呟く。「私を置いて、一人だけ行っちゃって。重労働は私がやるわけだ。いいよいいよ。今日は一緒に遊ぼうと思ったのに。もう知らないから」 自分の荷物を置いてから、ナオミのタオルを拾って砂を払ってやる。ナオミのお世話をする気は無いけど、砂浜にタオルとカバンが忘れられたまま転がってるのは嫌だった。だって、なんだか今の私みたいじゃないか。 🐠 🐟 🐠 🐟 🐠 🐟 深海の暗闇を裂いて、太陽の光がマイの頬を撫でた。 何も見えない。マイは手足をのばして水面を探すが、届く様子もない。 「待ってたんですよ」。ナオミが唄う。水中にも関わらず、彼女の声は綺麗に耳に届いた。 マイはもがきまわって、その後ろに水流が起きる。 そのうち、ナオミの空色の尾びれに目が行った。待てよ、ナオミに尾びれなんてあったろうか? 「なにそれ」マイはナオミの足を──足があれば、そのあたりだろう位置を──指して訊ねる。 「私のしっぽだよ」ナオミは言う。 「そんなの、いつの間に生えたのよ!?」 泡がナオミの頭上で「?」マークをつくった。 「変なの。いつって、タマゴからかえったときからずっとでしょ」 タマゴ? かえった!? いつ? タマゴ!? マイはナオミの肩を揺さぶった。 「どどどうしたの、みんなあるでしょ、わわ忘れたの?」 ナオミはそういって、マイの足があるだろうあたりを指す。 そこには、マイに繋がるしっぽがあった。 マイは絶叫し、直後ボコボコと漏れ出る泡に窒息の危険を思い出し、口を抑えた。 意識すると、途端に深海の水圧が肩にのしかかってくる。のたうつマイの周りで光と色がざわめきたって渦巻く。 すべすべの鱗がついたしっぽが抗議するように跳ねまわっていた。その表面は虹色に光を跳ね返し、まったく美しいしっぽだった(トカゲの皮膚もこんなだった、などと思わない限りは)。 パニックに陥りながらも、マイはセイレーン(※)のように笑う2人の姿を見逃さなかった。ナオミとノリは、手で口を隠してくすくす笑っていた。亀は海藻で編んだ冠を2人の頭にのせていたし、魚は敬愛をこめてか2人の鼻にタッチしては、ひれをうちつけ拍手していた。 こういうことか。 これが、ノリが隠していたことだったのか。 なるほどナオミは正しかった。それはそうだろう。全てを知っていたんだから。 🐠 🐟 🐠 🐟 🐠 🐟 マイは身体を揺り動かした。 目を見開くと、黒い影が2つ視界に入りこんできた。何かと手の甲で目をこすると、砂が入ってくる。 「んぇ、砂っ!?」 たまらず目を細めると、その影──ナオミとノリもまた、目を細めてこちらを覗きこんでいるのに気づく。 目が砂まみれで、良くはわからなかったが、たしかにそのように見えた。 「これはこれは。よくぞ来たわね」 ナオミとノリは顔を見合わせた。 「来たというか……」 「マイは私たちを待つ間に眠ってしまったようでしたから、しばらく待っていたんですよ」ノリが言った。羊のような笑みを浮かべて、膝の上で手を組みなおす。 「あー、はい。そうね」 マイはトートバッグからサングラスを取り出すと、滑りこませるように装着する。 「アンタたちの企みを私が忘れたとでも思ってる?」 頭の上に「?」が踊るかのようなノリにグッと近寄り、色付きのレンズごしに凄んでみせた。 「良い子ぶらないでよ、いたずら好きの人魚さん?」 「ちょ、ちょっと待って待って!」ナオミが2人の間に滑りこみ、マイの腕を引っ張る。 「どしたの急に。もうその話は終わったよ。ノリはヒミツなんて隠してないし、誓って人魚でもないんだってさ」 ノリは鷹揚に頷いて、鼻歌を始めた。 マイはもう訳もわからず、そのままタオルの上に身を投げ出した。わからん。もうどうにでもなれ。 髪に入った砂がチクチクと頭を刺してくる。 つまり、考えるに、人魚のアレは全て夢だったのか。そう思えばそんな気もする。まあ暑すぎたし。脱水症状ってやつなのかも。 マイは横に転がって、大きく息を吐く。 そのとき。視界の端で、ノリが背中に隠して指を交差したのが見えた気がした。(※) |
補足
※セイレーン…… 神話上の存在。良く語られるには、人魚姿の海の精。悪く語られるには、半人半魚の化け物。後者は海に近づいた人間を惑わし、溺れさせたり、遭難させたり、命を奪いさえもするという。 |
※背中の後ろで指を交差した…… 人差し指と中指を交差させ、指で十字を作るジェスチャー。たいていの場合は「君に幸あれ!」「幸運を祈る!」と相手への祝福と応援の気持ちを伝えるもの。 と同時に、何かウソを付いたとき、そっと神様に謝るジェスチャーでもある。 |
サマーカフェ特典ショートストーリー01/04(スミコ,アキラ 2020/09/14)
夏の企画「Legacy サマーカフェ 2020」で、目標額到達ごとにtwitter・Discordにて公開されたストーリーの1作目。ここから毎週公開されるらしい。
twitter:https://twitter.com/LegacyIdols/status/1279537459026509824
discord:https://discordapp.com/channels/529084879929868311/529086141622648833/754830878974148708
チェックポイント1『カフェ』(始まりの地。クエストを受諾しました!) | |
スミコ | アキラ、良ければ今夜うちに来ない? 私たちがちゃんとカフェのお手伝いを終えたら、お父さんがサプライズを用意してくれているそうなんだけど…。 |
アキラ | いいよ、行く行く! でもそれ、スミコのお母さんは良いって言ってるの? |
スミコ | 変なことにならなければ、大目に見てくれると思う。 |
アキラ | えぇ~!? 変なことなんてしないよ! |
スミコ | サプライズの内容が解るまでは安心できない、かな…。 |
アキラ | ああ、そっち。スミコのお父さん、油断ならないとこあるしね。世話焼きも良し悪しだなあ… |
補足…スミコは大企業ハヤシ・コーポレーションのご令嬢。Legacyもハヤシ・コーポレーションのもとで活動を行っている。母はスミコのアイドル活動を快く思わず、家業を継ぐための学びに専念させたいと考えている。対して父親はスミコとLegacyの大ファンであり、表立って関与はしないものの、様々に活動を支えている。しかし愛の重さ故か、ときにスミコ父がLegacyを扇動しているように見えてしまうことも…とされる。 ソースは自己紹介PV+Caraさんによる(非?)公式wikiより。 スミコ母:https://legacyidols.fandom.com/wiki/Katsu_Hayashi スミコ父:https://legacyidols.fandom.com/wiki/Hayato_Hayashi |
サマーカフェ特典ショートストーリー02/04(スミコ,アキラ 2020/09/21)
夏の企画「Legacy サマーカフェ 2020」で、目標額到達ごとにtwitter・Discordにて公開されたストーリーの2作目。前作の続き。
twitter:https://twitter.com/LegacyIdols/status/1307823032614830081
discord:https://discordapp.com/channels/529084879929868311/529086141622648833/757383496162607225
チェックポイント2『ハヤシ邸』(地図を手に入れた!) | |
スミコ | うん。さほどおかしな物ではなさそう。お父さんのやることにしては。 |
アキラ | へぇー、地図! スミコのお父さん、こういうの凝るよねぇ! |
スミコ | 次はこの…なんだろう、ともかくここに行けば良いのかな。 |
アキラ | ここタンチョウ海浜公園じゃない? この中で何か探すんなら、けっこう大変だよこれ。 |
スミコ | 宝を得るためにはそんな苦労も必要だ、ということなんでしょうね…。 |
また、追加でスミコ父の音声も公開されました。育ちゆく娘へと、貪欲に夢を追う事の大切さを説きます。
https://twitter.com/LegacyIdols/status/1307823035311816705
サマーカフェ特典ショートストーリー03/04(スミコ,アキラ,Catgirl M(ミユ) 2020/09/28)
夏の企画「Legacy サマーカフェ 2020」で、目標額到達ごとにtwitter・Discordにて公開されたストーリーの3作目。前作の続き。
twitter:https://twitter.com/LegacyIdols/status/1310447317451862018
discord:https://discordapp.com/channels/529084879929868311/529086141622648833/760007479148412968
!!!道を間違えた!!!『キャットガールの棲みか』(パーティが1人増えました!) | |
アキラ | わわっ、ミユ、落ち着いて! そんな威嚇しないでよ、この洞窟がミユの場所だなんて、知らなかったんだってば! |
スミコ | 本当にごめんなさい。だからどうか、楽器を振り回すのをやめてちょうだい。 |
アキラ | ひゃあ隠れてスミコ! ミユにかかれば楽器は棍棒にだって、ハンマーにだって、それに… |
スミコ | 誤解なの。ほら、見て。私たちはただ、父の用意した地図にそって歩いていただけ。ねえミユ、あなたも手伝ってくれないかな。海を渡ってここに辿り着く方法、解る? |
アキラ | ふむふむ…え? 橋があるの? そんなぁ。正直、もう泳ぐ気分でいたのに! |
また、追加でCatgirl ミユの音声も公開されました。キャットガールは警戒心が強そうです。
サマーカフェ特典ショートストーリー04/04(スミコ,アキラ,Catgirl M(ミユ) 2020/10/05)
夏の企画「Legacy サマーカフェ 2020」で、目標額到達ごとにtwitter・Discordにて公開されたストーリーの3作目。前作の続き。
twitter:https://twitter.com/LegacyIdols/status/1312926950135013377
discord:https://discordapp.com/channels/529084879929868311/529086141622648833/762489182307221515
チェックポイント3『小アクマの森』(お宝は…ビュッフェ?) | |
スミコ | いかにも不穏な洞窟だけど……虎穴に入らずんば虎児を得ず、とも言うものね。 |
アキラ | ね、手つなご。2人で一緒に入るの。いい? 3、2、1…!! |
スミコ | ……なあに、これ。 |
アキラ | 海鮮ビュッフェ? |
スミコ | しかも先にみんな来てるし。どういうこと? |
アキラ | わぁ、見てみて! パーティテーブルに招待カードが置いてあって、それに……一通りなんでもあるよ! ねえみんな! これ見た? |
スミコ | このカード、どれもお父さんのロゴが刻印されてる。 |
アキラ | ハヤシおじさんありがとー!だね!! どうミユ? 付いてきて良かったでしょ。 ってちょっと、独り占めしない! こら! |
スミコ | ふふ、ありがとうねお父さん! |
宝物に到達しましたね! みんなでお腹いっぱいゴキゲンな1日でした。Legalite(legacyファン)の皆様、ご参加いただきありがとうございました。さて冒険も終わりを迎え…いえ、待ってください!? 来週はビュッフェのグランドオープンのために特別公演があるとか。お楽しみに! |
IdolCon2020トークステージ イントロ(ヒビキ、イズミ、アミ、モモ 2020/10/11)
オンラインイベント『IdolCon2020』のトークステージにLegacyが参加した(2020/10/04)際、開幕前に流したイントロ動画。
https://www.youtube.com/watch?v=eimg_LIWGck
スマートフォンのテキストチャットをしつつ… | |
ヒビキ | 楽しみね! みんなに会うのが待ち遠しい! |
アミ | 会場まであとどのくらいですか? |
ヒビキ | もうすぐ着きそう! |
イズミ | どうかしらね…。 |
ヒビキ | もうみんな見えてるよ! |
アミ | 本当ですか? わたしたちもう建物の中にいるので、外からは見えないはずですが… |
ヒビキ | あっ…。えーっと、他のアイドルグループかなー…か、かっこいいー…。えへへ… |
イズミ | ( ˙-˙ ) |
モモ | ヒボンキちゃんを信じてあげて! みんなのエネルギーを別けてあげよう! 友情と信頼のパワーを…!! |
イズミ | 一番近所に住んでるじゃない。それでどうしてまだ着けないわけ!? |
ヒビキ | そう気にしないで。 |
イズミ | 気にするでしょ!! |
アミ | 私も心配です… |
モモ | 私は心配してない! ギリには間に合うでしょ、ねっスーパーボンキ! |
アミ | こちらの準備を終えておきましょうか。 |
モモ | 万事順調、計画通り! バッチリであります! たぶん! |
イズミ | Idolconスタッフとの段取り確認も済んでる。問題なし。 |
アミ | すると、あとは待つのみですね。 |
モモ | イベント準備よし、って…なんだか信じらんないよね。数分後にはヨダレだらけでガバッ!って目を覚ましてたりして… |
イズミ | 1.いいえ、私たちは本当にイベントに出るのよ。 2.げぇっ! |
アミ | 少なくとも目を覚ますことはありませんよ。だって、夢はこれから始まるんです。 |
モモ | おぉー、良い事いうー! |
モモ | あっ! みんな! ヒビキが来たよ! ほら大丈夫だったでしょ! |
ヒビキ | 信じてくれてない子もいたみたいだけど (o•́︿•̀o) |
アミ | 来てくれたんですね、私は友情の力を信じていました。すぐ近くだって言ってましたし。 |
モモ | すぐ始めるけど、いける? |
ヒビキ | うん! 任せて! |
イズミ | ようし緞帳あげて! ※緞帳…舞台の幕のこと |
アミ | ど、緞帳は無いけどね… |
モモ | ごほん。皆さんこんにちは! ご来場いただきありがとうございます! IdolCon2020にご招待いただけて嬉しいです! 私はナカムラ・モモ。 Welcome to... Legacy!! |
モモへのインタビュー (モモ、steph 2021/07/18)
2021/07/18の2周年記念配信にて公開された、インタビュー形式のテキスト。冬も終わりがけのある日、Stephさんが出張レポーターとしてモモのインタビューへ向かう。
原文は以下のリンクから。モモ役Aerinさんによる挿絵もある。
https://docs.google.com/document/d/16Nb3IipQqDzqe6uc15A1wBmyPmihunlI3-tHtKQEH5w/edit?usp=sharing
スペシャルインタビュー! ウィンター・レインボールーム・リポート 本日のゲスト:ナカムラ・モモ | |
steph | レガライトの皆さんこんにちは、出張レポーターのStephです! 可愛く才能あふれるアイドルちゃんを求めて全国を駆け巡っております! さて、アイドル達の冬の過ごし方、気になりますよね!(ハァハァ)…おっと失礼、なにせここまで随分と険しい山道でして、息が上がっちゃいました。おっとご覧くださいみなさん! 次代の新星、アイドルグループLegacyのセンター、ナカムラ・モモさんを見つけましたよ! ナカムラさん、暗く肌寒いこの冬季をどう過ごしていらっしゃたか、読者の皆さんに教えてくれませんか? |
モモ | 私たちの宿舎へようこそ、歓迎しますstephさん! ふうむ、冬の過ごし方ですか。私が実家の農場にいた頃は、ふわふわの毛の中でぐっすりと眠るために、羊たちをこっそり私の部屋へ入れたりしてました。でも、残念なことに都会には羊がいません。そこで! 代わりにやわらかい枕をベッドに山積みにして寝てます。寝る時に体の周りに敷き詰めてみてください、きっとあの寝心地、解ってもらえると思います。でたまに、そのままピローフォート(※1)作って、アキラちゃんとティーパーティーしたりします! えへへ。 |
※1ピローフォート…子供たちが枕やカーテンで作る、テントのような物。日本の感覚だと「秘密基地ごっこ」が近い? | |
steph | ふむふむ、ためになります。それでしたら羊は数え放題ですから、不眠に困ることもなさそうですね。温かいお茶でパーティーするのも楽しそうです。どんなお茶がお好きなんですか? |
モモ | う~ん…沢山あるけど、私だったら、一番くつろげるのはタンポポ茶かな~? 農場でタンポポを詰んで、外で乾かして、(ココちゃんが食べちゃわなければ、)お茶を淹れるんです。そして美味しいハチミツを垂らして…! また時季が来たら寄ってください、淹れますから! |
steph | 寄りますとも! そうそう、お花と言えば、そろそろ春めく頃合いですね!(※2) 春に最も楽しみにしてることって、なんですか? |
※2そろそろ春めく…原文では、Legacy1stシングルにかけて、『Spring is (almost) in the Air』と表現。 | |
モモ | 農場の動物たちが授かる赤ちゃんたち! 大好きです! 毎年春になるとLegacyのみんなを連れて逢いに行くんですが、とっても、素敵な触れあいになってると思います! 去年だと、マイちゃんがすごくって。納屋の中で子猫を抱いてたんです、マイちゃんが。そしたら、納屋の中には同じお母さんから生まれた子たちが他にもいたんですけど、みんなマイちゃんの後ろをついて歩くようになっちゃって。それでマイちゃん、たしか「私はあんたたちのお母さんじゃないわよ!」みたいなこと言って走ってどこかいっちゃって。でもきっと良い日になったと思うんです。 |
steph | その光景、ヨシダ・マイさんのファンの皆さんは見たくてたまらないんことでしょう。あなたとLegacyのメンバーにとって、楽しく心温まる未来が待っているようですね。本日はインタビューのお時間いただき、ありがとうございました! |