ルイス・ブリンソン(元巨人)の別称。ポカの要素が強い場合は蔑称にもなる。
概要
かつてMLBでもトッププロスペクトとされたほど身体能力の高いブリンソンは、巨人に加入後も攻守で高いパフォーマンスを発揮。一方で状況判断力に欠ける部分も目立ち、
- 走塁死・牽制死が目立つ一方、進塁すべきタイミングでは止まるなど走塁意識が高いわけでもない
- 頻繁にアウトカウントを間違える
- フェン直の当たりなのに本塁打を確信して単打止まり
- 余裕で追いついて捕球体制に入った外野フライを落球
といった(主に走塁面で)凄まじいミスが目立つ選手でもあった*1。
しかし、ミスをした試合に限って帳尻合わせの活躍を見せてヒーローになる一面も持っていたことから、ブリンソンのポカを劇場になぞらえる書き込みが見られるようになる。そして劇場を見せる抑え投手が「劇場型クローザー」と呼ばれるのにならい、ブリンソン本人には「劇場型外野手」という別称が与えられた。またブリンソン本人の劇場を文字通り「ブリンソン劇場」と呼ぶこともある。
ブリンソンの劇場で勝った試合
5月3日 ヤクルト戦(東京ドーム)
ブリンソン劇場の真骨頂。
3回裏、5点ビハインド状況でブリンソンが二塁打で出塁。しかし次打者が中飛を放った際、アウトカウントを間違えたのか塁を飛び出しており戻れずアウトになってしまう*2。
しかし、ブリンソンは5回に2ラン、8回には起死回生の逆転3ランを放つ大活躍。試合にも勝利し、お立ち台にも呼ばれている。
同日のナイターはこの試合だけだったこともありなんGでは大きく盛り上がった。
5月13日 広島戦(東京ドーム)
同点の11回裏、ブリンソンは1死から四球で出塁するが牽制球に飛び出してしまいアウト。しかもリリーフ陣が12回に掴まり2失点と流れの悪い展開となってしまう。
ところが12回裏に同点に追いつき、なおも2死満塁の場面でブリンソンに打席が回ると、センターオーバーのサヨナラタイムリーを放って試合を決めた。
ブリンソンの劇場で負けた試合
4月6日 DeNA戦(横浜スタジアム)
→左中間ゲッツーを参照。
8月9日 阪神戦(東京ドーム)
5回裏1死、中堅フェンスを直撃する会心の当たりを放ったが、あろうことかホームランと確信しゆっくり歩いてしまいまさかの単打止まり。結局この判断ミスが響いて先制点は挙げられず、試合も延長11回に3失点し敗戦。巨人の自力優勝も消滅してしまった。
試合後、原辰徳監督は「全ての野球人に申し訳ない」と苦言を呈した。
記事
原辰徳監督「申し訳ない。全ての野球人に対して」ブリンソンが怠慢走塁(スポーツ報知)
(中略)走塁ミスも痛かった。両軍無得点で迎えた5回1死では、ブリンソンがビーズリーの150キロを完璧に捉え、打球は中堅フェンスを直撃。悠々、二塁打かと思われたが、まだ助っ人は一塁ベースの手前。フェンスオーバーか中飛と決めつけたか、明らかに走る速度は緩かった。一塁ベンチの原監督はあきれ笑い。東京ドームは騒然とした。その後2死二、三塁と好機は広がったが、グリフィンが空振り三振。この回無得点に終わり、先制機を逸した。
試合後、原監督は助っ人の走塁について問われ「う~ん、ねえ。何というか、申し訳ないね。我々の指導不足だね。あれはもう、志す少年たちに対してもね。全ての野球人に対して、何というか、私自身の指導不足という所ですね。非常に恥ずかしいプレーでしたね」と語った。
9月1日 DeNA戦(横浜スタジアム)
4回裏、桑原将志が放った中飛の目測を誤り落球(記録は二塁打)。5点目を献上してしまう。
さらに直後の5回表にブリンソンは出塁するも、2死から打者がセンターフライを打ち上げた際、一塁走者のブリンソンは全力疾走しないばかりか打球の様子を見てから一塁へと帰塁*3。
この怠慢守備と走塁判断ミスの連続にはさすがの原監督も堪忍袋の緒が切れたようで、翌日2軍降格を言い渡された。
(問題のシーンは1:26~)
関連項目
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