論ずるに値しない

Last-modified: 2022-01-25 (火) 18:28:13

選手が様々なミス(主に怠慢プレーや文字通りプロとして「論外」なミス)を起こした際に監督やファン、そしてやきう民から浴びせられる批判のこと。

 

酷い有様の人や物事を斬って捨てる意味合いの言葉であり、その使い勝手からなんJ全体で広く使われる。
最近では「論値」と略して使われることが多い。

論値その1

2009年7月30日のヤクルト対広島戦で、ヤクルト・青木宣親の怠慢プレーに対する高田繁監督(当時)のコメント。
この時期はヤクルトの絶賛大失速中につき高田のコメントが特に荒れており「ファーストの男(前日)」「頭を割って、中を見てみたい(翌日)」と、3日連続で名言が誕生した。

記事

高田監督激怒!青木のセンター“はく奪”された
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2009/07/31/07.html

ヤクルト・青木が中堅の守備位置を“はく奪”された。
2点を追う6回、東出の二ゴロを田中が後ろにはじく失策も、青木のカバーが遅れて打者を二塁に進めてしまった。これには高田監督も「論ずるに値しない。もともと守備に気持ちが入ってない人だけど…。やることはやってもらわないと」と31日からの中日戦(神宮)は、福地と入れ替えて左翼へ配置転換を決定。「僕のミス。油断してしまった」という青木に対し、飯田守備走塁コーチは「センターに戻りたければ、レフトでしっかりやれということ」と厳しい口調だった。


論値その2

2010年9月9日の巨人対横浜戦で、4回途中6失点KOされた巨人・内海哲也(現西武)についてコメントを求められた原辰徳監督の発言。

記事

原6失点KO内海「論ずるに値しない」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20100910-676541.html

巨人がV争いからまた1歩後退した。打線の援護をもらいながら、4回途中6失点でKOされた内海哲也投手(28)の乱調がすべてだった。最下位の横浜を相手に手痛い取りこぼし。1度は復活した自力Vも再び消滅した。試合後、内海についてのコメントを求められた原監督は怒りをあらわにし「論ずるに値しないね」と、バッサリと切り捨てた。


論値その3

2011年のオープン戦、一塁走者でショートライナーに帰塁できず併殺のボーンヘッドを犯した巨人・長野久義(現広島)に対する、原監督のコメント。

記事

原監督は長野走塁「論ずるに値しない」
http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20110227-741819.html

巨人原辰徳監督(52)が長野久義外野手(26)のボーンヘッドを「論ずるに値しない」と一刀両断した。7回だ。長野は1死一塁の一塁走者。松本の遊直で帰塁できずに併殺となった。試合後の原監督は「論ずるに値しない。本人が一番恥ずかしい思いをしているだろうが、チームの恥となる。目の前のプレーだからね。小学生でも注意されるプレーですよ」と手厳しかった。


論値その4

2013年6月12日の巨人対オリックス戦で、スクイズのサインを見落とし、三塁走者坂口智隆のボーンヘッドを誘発したオリックス・宮崎祐樹に対する、森脇浩司監督(当時、現ロッテ一軍野手コーチ)のコメント。森脇自身は「原監督の言葉を借りれば」と表現している*1

記事

1プレーの大切さ痛感
https://column.sp.baseball.findfriends.jp/?pid=column_detail&id=016-20130701-04

痛恨のサインミスで貯金ならず。6月12日の巨人戦(京セラドーム)。2点を追う5回裏に、坂口の適時三塁打で1点を返したが、続く宮崎祐樹外野手の打席で1ボールからの2球目に、三塁走者の坂口が飛び出して同点機がついえた。
 大きなチャンスでスクイズのサインを見落とした宮崎は「ぼくのサインミスです」と謝罪。この日から一軍に昇格したばかりだが、1日で二軍落ちとなった。
 森脇浩司監督は「(巨人の)原監督の言葉を借りるなら、論ずるに値しない」とバッサリと切り捨てた。「スクイズは一番明確なプレー。戦う集団として、あってはならない」と最後まで怒り心頭だった。


論値その5

2020年8月6日の巨人対阪神戦で、クイックを怠った結果ダブルスチールを決められるなどして4回途中4失点で4敗目を喫した巨人・C.C.メルセデスに対する、宮本和知投手チーフコーチのコメント。

記事

【巨人】宮本コーチ「論ずるに値しない。プロとして恥ずかしい」メルセデスにカミナリ
https://hochi.news/articles/20200806-OHT1T50266.html

巨人のメルセデスが4回途中4失点で4敗目を喫した。
 0-1の4回1死一、二塁の場面。二塁走者の梅野、一塁走者の木浪に重盗を決められ、直後に植田に2点二塁打を許した。
 宮本投手チーフコーチは試合後「投球以外で自分からリズムを崩すというのはね。一、二塁から(重盗)走られて。投手のエラーです。やってはいけない。防げる。プロとして恥ずかしい。左投手は二塁走者に背を向けてる。クイックを使わないと。論ずるに値しない。あれじゃいかん。しっかり彼に伝えました」と厳しくカミナリを落とした。


論値その6

2021年7月13日の巨人対東京ヤクルト戦で、先発のサンチェスが2回5被安打3被本塁打4失点、リリーフのデラロサが1回3被安打1被本塁打4失点の内容に対する、高橋由伸氏のコメント。
なお、高橋氏は前述の森脇元監督と同じく「原監督の言葉を借りれば」と表現している。

記事

【巨人】高橋由伸氏、サンチェスとデラロサは「論ずるに値しない」
https://hochi.news/articles/20210713-OHT1T51266.html

巨人がヤクルトの一発攻勢で大敗した。先発のサンチェスと桜井が3発、デラロサも1発を浴びるなど今季ワースト14失点。1試合で7本塁打されるのは20年ぶりの屈辱となった。打線はキング争いのライバル・村上に眼前で2発を見せつけられた主砲・岡本が3安打2打点と奮闘も及ばず。首位・阪神も敗れゲーム差は2のまま。首位ターンは消滅したが、阪神1位、巨人2位で折り返した過去3度はいずれも巨人が逆転優勝している。
これだけホームランを打たれたら、守ってる野手は助けようがない。被安打14本中、11本が長打なのだから。先発サンチェスに関しては、原監督の言葉を借りれば「論ずるに値しない」―。ただ、一つだけ不満は残った。敗因の投手陣の中でも、デラロサが同じようではつらい。


関連項目


*1 森脇は原政権時の2011年の1年だけ巨人の二軍内野守備走塁コーチだった