MLB・ニューヨークヤンキース傘下に所属したニック・スウィッシャーのこと。
読みと語感が似ている日本語の「水車」に当てはめた事が由来。
実況では彼が打つと「水車くるくる」、逆に不調続きだと「水車故障」などと呼ばれる。
解説
珍しい左投両打の選手でニューヨークヤンキース移籍直後の2009年4月には投手として登板した。
9年連続20本塁打の打力に選球眼も優れ、外野守備も平均以上で一塁も守れる使い勝手の良さからマネーボールでも評価された選手だが、その卓越したポストシーズンでの弱さ*1、お調子者の性格なども相まって批判の的となりやすい。
特に2012年のポストシーズンでは、ボルチモアオリオールズ戦(5試合)とデトロイトタイガース戦(4試合)の計9試合で打率.167(30-5)とチームの大失速に加担、守備でもミスを犯したためロビンソン・カノ、アレックス・ロドリゲス、カーティス・グランダーソンとともに「四馬鹿兄弟」と呼ばれ戦犯扱いを受けた。
また、本人のTwitterも時を同じくして炎上していたようである*2。
にも関わらず本人は2012年で契約が切れる際にジェイソン・ワース級の待遇*3を要求する銭闘を開始。
案の定、総年俸を抑える方針であったヤンキースとは折り合わず、結局クリーブランドインディアンスと4年総額5600万ドルで契約合意した。
しかし2014年以降は膝の故障から成績が低迷し、2016年には古巣のヤンキースとマイナー契約を結ぶものの、同年7月には家族と過ごすことを優先し残りのシーズンを欠場。
2017年2月に現役引退を発表した。
余談
妻は女優のジョアンナ・ガルシアだが、取材に対して「イチローは僕のヒーローなんだ」と言って顔を赤らめることがあった。
なお西岡剛(ロッテ→ツインズ→阪神→BC栃木)のミネソタ・ツインズ時代の故障は彼の併殺崩しが起因*4であり、それまで順風満帆だった西岡の野球人生に取ってケチのつき始めと言える出来事であり今日の惨状の遠因とも言える。
関連スレ(記事リンク切れ)
スウィッシャー、西岡に謝罪
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1302230763/
1 :風吹けば名無し:2011/04/08(金) 11:46:03.02 ID:VRPKxz+R
西岡を骨折させてしまったヤンキースのスウィシャーは、
試合後に医務室へ出向き直接謝罪した。「悪く思わなくてもいいと言ってくれて、気持ちが楽になった。
自分は激しいプレーをするが、けがさせようと思ったことはない」と、
神妙な面持ちで話した。
スウィシャーのスライディングについては、両軍ともラフプレーではないとの認識で一致。
ヤンキースのジラルディ監督は「併殺を阻止するのは走者の本能」と言い、
ツインズのガーデンハイアー監督も「純粋なプレーだった」と責めなかった。
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/110408/mlb11040811000011-n1.html
関連項目
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