KTK

Last-modified: 2024-03-31 (日) 22:55:16

田中和基(楽天)の別称。読みは「カズキ・タナカ・カズキ」。

概要

楽天球団は2018年シーズンから、歌いやすさを重視した応援スタイルへの切り替えを実行。応援プロデューサーに就任した神俊雄*1のもと、2019年シーズン開幕直前には著作権の問題などを理由に(前年の新作を除いた)応援歌の一斉刷新を発表した

これに合わせ、18年シーズンに打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁という成績を残して新人王を獲得していた田中和基にも、19年シーズンから個別応援歌がつくことになった。

カズキ・タナカ・カズキ爆誕

※公式動画は非公開化されたため転載動画

発表された応援歌は、非常に単純明快かつ明るいリズムから「GO!」と本人の名前を連呼するだけという完全にウケを狙ったとしか思えないものだった。結果、瞬く間に知名度を球界全体に広げ、各所で「ダサい」と酷評が相次いだ。

とはいえ代用できる曲もない*2のでKTKは全国の球場で演奏されることになったが、「球場で歌う分には楽しい」など再評価する意見も見られるようになり、やがてカルト的に人気を博した応援歌になっていく。

なんJでの扱い

  • 田中は福岡県内有数の進学校である西南学院高校に通い、通信簿は5点満点で全科目平均4.1をマークするなど優等生キャラであったが、応援歌によりネタキャラと化した。
  • 19年シーズンの田中は、開幕後に左手の三角骨を骨折。その影響で打撃が振るわず、一軍公式戦59試合の出場で、打率.188、1本塁打、9打点に終わってしまっている。そのため、一部では「応援歌の呪い」とネタにされることになった*3

終焉

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そんなこんなで楽天ファンにも徐々に受け入れられつつ4シーズンにわたって使われた*4KTKであるが、2023年シーズンに向けた新テーマ発表にて応援歌の差し替えが発表。このフレーズは2022年限りで聴き納めとなった。

…のだが、遠征時には応援団のアドリブでKTKもまれに演奏されている模様。

関連項目


*1 旧日本ハム→ロッテ応援団長。ロッテ時代の名義は「ジントシオ」で、MVP崩壊後の応援団再建に尽力した。2021年シーズンをもって退任。
*2 曲の質が理由かは不明だが、銀次や渡辺直人など元から応援歌がある選手の一部は刷新予定の応援歌をボツにし、著作権の問題をクリアした上で旧来の応援歌を継続使用することになった。
*3 21世紀に突入してから偶数年のパ・リーグ新人王(特に野手)は何故かその後今一つの成績に終わることが多いため、田中もそのジンクスにハマったのではないかとも言われている。
*4 とはいえ、2020年からの3シーズンはコロナ禍により声出しの応援が封印されていたため、ファンの歌唱込みで使われたのは実質2019年のみである。