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Last-modified: 2021-12-30 (木) 13:25:39

東北楽天ゴールデンイーグルス、田中和基の別称。読みは「カズキ・タナカ・カズキ」。

概要

楽天は2019年シーズン開幕直前に、著作権の問題などを理由に応援歌の一斉刷新を発表*1
18年シーズンに打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁という成績を残して新人王を獲得していた田中和基にも19年シーズンから個別応援歌がついた。

カズキ・タナカ・カズキ爆誕

発表された応援歌は、非常に単純明快かつ明るいリズムから「GO!」と本人の名前を連呼するだけという、完全にウケを狙ったとしか思えないような代物だった。
そして瞬く間に知名度を球界全体に広げ、各所で「ダサい」と酷評され、楽天ファンからは悲しみと怒り、両方の声が非常に多く聞かれた。
また、刷新のきっかけとされる「著作権問題」についても、当該曲の差し替えに留められたことが多かった過去の事例に対し、楽天の場合は権利上何ら問題ないはずのオリジナル曲*2まで廃止に追いやった一方で、原曲付の一部の曲を継続使用*3しており、ダブルスタンダードが指摘されている*4*5
こうした事情もあり、新曲のセンスや語彙力の乏しさも相まって楽天球団には批判の声が上がった。

「カーズキ!タナカカズキ!」という楽天応援団によるコールが、株式会社ミライトが運営するバニラ求人のテーマソングとメロディがほぼ同じため、「打てば高収入」「バニラのトラックが爆音でBGMを流す度に田中のコールがよぎる」とネタにされやすい*6

反響

  • 田中は福岡県内有数の進学校である西南学院高校に通い、通信簿は5点満点で全科目平均4.1をマークするなど優等生キャラであったが、応援歌によりネタキャラと化した。
  • 19年シーズンの田中は、開幕後に左手の三角骨を骨折。その影響で打撃が振るわず、一軍公式戦59試合の出場で、打率.188、1本塁打、9打点に終わってしまっている。そのため、一部では「応援歌の呪い」とネタにされることになった。*7

炎上の背景

応援歌を刷新した新応援団長・ジントシオ氏とはロッテの応援団長を務めていた人物である。
「楽天ファンではない人間に応援団長を任せるのはおかしい」「それが他球団の元応援団長など言語道断」と既に楽天ファンに怒りの火は灯されており、そこに上記の応援歌が発表されたことで油が注がれ大炎上に至った。*8
ジン氏は一部の楽天ファンからの支持もあったが、多くのファンから批判的な声が止まないまま2021年シーズンをもって楽天野球団から退くことに。皮肉にも、彼の楽天でのラストゲームはロッテに屈し敗退した千葉でのクライマックスシリーズ1stステージだった。

関連項目



Tag: 楽天 応援歌


*1 これに伴い、球団創設時からの私設応援団であった全国荒鷲連合会が名称変更され、「イーグルス私設応援団」として1団体に統合されることになった。一方で応援歌自体は、前年に改訂されたばかりであったオコエ瑠偉の応援歌だけは第1報の時点で刷新を免れることが確定していた。
*2 ファンから非常に人気の高かった関東限定チャンステーマなど。
*3 例:『バカになったのに』(Prastic tree)を原曲とする岡島豪郎など。
*4 もっとも、当初はこれらの曲も差し替え予定であり動画も公開されていたのだが、岡島・藤田一也・銀次ら2013年の日本一戦士やファンからの熱烈な人気を誇ったゼラス・ウィーラーや渡辺直人の応援歌まで差し替えの対象となったことに対しファンが大激怒・猛抗議を展開したため差し替えを諦めざるを得なかったという経緯がある。ちなみに、幻になった曲はこの動画で全て聴ける。
*5 なお、同2019年には中日応援団がチャンステーマ『サウスポー』の自粛に踏み切ったが、これは別の理由に基づくものであり、楽天に追随したわけではない。
*6 ただしこのバニラのテーマソングには二種類あるが、この曲でないほうが、荻野目洋子の楽曲『恋してカリビアン』の替え歌である。秋山幸二の応援歌(西武時代)の原曲(ジェットミサイル~)といえば、古くからの野球ファンには伝わりやすいだろうか。また複数のサッカー選手のチャントとして使われているなどスポーツの世界では応援歌として広く親しまれているメロディーでもある。
*7 21世紀に突入してから偶数年のパ・リーグ新人王は何故かその後今一つの成績に終わることが多いため、田中もそのジンクスにハマったのではないかとも言われている。
*8 もっともジン氏は日本ハムの応援団からロッテ応援団へ移った経緯もあるのだが、MVP騒動を終息させた功績からなるロッテ応援団からの熱い支持や、応援団員が違う球団へ移るケースの珍しさから物議を醸す事になった。