東北楽天ゴールデンイーグルス、田中和基の別称。読みは「カズキ・タナカ・カズキ」。
概要 
楽天は2019年シーズン開幕直前に、著作権の問題などを理由に応援歌の一斉刷新を発表*1。
その作成を任された人物ジントシオとは、かつてロッテの応援団長を務めた人物である。
2010年、MVP騒動で揺れに揺れたマリーンズ応援団を完璧に再建しロッテ日本一の立役者になったマリーンズの英雄と言うべきジントシオが楽天に移ったという事実はロッテファンを困惑、落胆させる。
そんな中、18年シーズンに打率.265、18本塁打、45打点、21盗塁という成績を残して新人王を獲得していた田中和基に19年シーズンから個別応援歌がつくことになり、どのようなものになるかが注目された。
カズキ・タナカ・カズキ爆誕 
発表された応援歌は、非常に単純明快かつ明るいリズムから「GO!」と本人の名前を連呼するだけという、完全にウケを狙ったとしか思えないような代物だった。
そして瞬く間に知名度を球界全体に広げ、各所で「ダサい」と酷評されまくり、楽天ファンからは悲しみと怒り両方の声が非常に多く聞かれた。
また、刷新のきっかけとされる「著作権問題」についても、当該曲の差し替えに留められたことが多かった過去の事例に対し、楽天の場合は権利上何ら問題ないはずのオリジナル曲まで廃止に追いやった一方で、原曲付の一部の曲を継続使用*2しており、ダブルスタンダードが指摘されている*3*4。
新曲のセンスや語彙力の乏しさも相まって楽天球団には批判の声が上がった。
なお、ネット上でこの歌詞を書く場合には、
ごっwwwごっwwwかーずきーwww
ごっwwwごっwwwかーずきーwww
かーずきーwたなかかーずきーwww
ごっwwwごっwwwかーずきーwww
このように「www」を交えるのがお約束である。
「カーズキ!タナカカズキ!」という楽天応援団によるコールが、株式会社ミライトが運営するバニラ求人のテーマソングとメロディがほぼ同じため、「打てば高収入」「バニラのトラックが爆音でBGMを流す度に田中のコールがよぎる」とネタにされやすい*5。
余談 
- 田中は福岡県内有数の進学校である西南学院高校に通い、通信簿は5点満点で全科目平均4.1をマークするなど優等生キャラであったが、応援歌によりネタキャラと化した。
- 19年シーズンの田中は、開幕後に左手の三角骨を骨折。その影響で打撃が振るわず、一軍公式戦59試合の出場で、打率.188、1本塁打、9打点に終わってしまっている。そのため、一部では「応援歌の呪い」とネタにされることになった。*6