ダークメイジ

Last-modified: 2024-01-03 (水) 12:42:14

ダークメイジ【だーくめいじ】

  • 2023年12月13日に実施された「BEYOND」2ndアップデートで実装されたアルカナ。
    魔法とチェーンスラッシュ*1を融合した新たなアルカナ。適合者はナナカマドのローワン。

概要

  • 雑多に言えばドルカを消費するワンド、スタッフ専用の魔法を扱うアルカナである。攻撃用スキルがほぼ単体攻撃と言っても良いエクスプロージョンランジ。効果時間中は対象を一定間隔で攻撃し続け更に対象へのボルト魔法、エクスプロージョンランジを増加させ魔法防御と魔法保護を減少させるライトニングチェーン。設置型の範囲で効果時間中は多段ヒットし敵を引き寄せるスノーストーム。補助として魔法スキル使用時にドルカを消費しピアシング追加するマナピアス。こう言った構成なので強力な単体を倒す事に向いている。
  • ダークメイジ単体も強力なスキルを保有しているが、既存魔法と組み合わせることで両者の使い勝手が飛躍的にアップし、現在の魔法の「範囲ダメージディーラー」という性格をより強くフォーカスする。
  • 一方、アルカナの中でも取り回しはあまり良くないほうで、全体的にクールタイムが重たいためスキル回転率が悪くダークメイジ単体での時間あたりのダメージはそこまで高くならないこと、一部スキルの発動がドルカに縛られるのでそのつど消費と補給を考慮しなければいけない点などが挙げられる。
    • スキルの性能で押すというよりは、どのようにスキルを組み合わせるかという戦術で性能を発揮するシナジータイプのスキルで構成されているため、使い方次第ではかなり使い勝手や総合ダメージに大きな違いが出てくる。言い換えればしっかりと手順を踏んで最高効率でスキルを使うのであればとんでもない超絶火力を叩き出せるということでもあり、あまりにも強すぎて韓国ではテストサーバーから本実装時、本実装後半年ほどで強めの下方修正がかけられるほどの性能だった。
  • また、アルカナリンクによる強化がかなり強烈になっており、セイントバード同様に魔法攻撃力+200に加えて各種魔法ダメージアップ、チェーンキャスティング増加*2まで習得するため、ダークメイジスキルのみならず、既存の魔法全般をかなり強めに強化する。
  • 優秀なスキル群かつメモリアルフラワー装備の性能が優秀なチェーンブレイドと、精霊化によって手軽に高回転の範囲攻撃ができる魔法ということで、初心者が最初に狙うアルカナとしての敷居は低め*3*4
    なお、BEYOND2ndアップデート時にステータスや武器に若干の修正が入り、素の魔法攻撃力自体が少し強化されているのでアップデート以前よりも(想定されているよりも)火力が出るようになっている。
    • チェーンキャスティング増加がアルカナリンクの6と9にある関係で他のアルカナより6以上を目指す意義は大きい。

ナナカマドのローワン

  • 可憐な容姿に強力な魔法の使い手、神秘的な雰囲気をまとったふわふわの銀髪ロングヘアの美少女とあって注目の的であったが、マビノギガールズの例にもれず愉快な性格をしている。
    • アップデートに伴ってログイン画面で恵まれた容姿をこれでもかと披露してくれる。ダークメイジ関連クエストで頭っからその真逆の俗さ丸出しさのギャップで面食らう人も多いはず。
  • 人の名前や顔を覚えるのが苦手で、「ふかふかの布団から出るのが一番つらかった」「(ラフ王城前の)坂道を登るのが苦行」といったグータラ干物少女。
  • アルカナ協会への申請からして「毎日グータラして食っちゃ寝生活をしていたら師匠で保護者の"おばあちゃん"が出ていってしまったので生きる糧を求めて」という面白すぎる動機、初対面ではミレシアンを爆殺しかけたうえ誰かの血縁と勘違いして聞かれてもいないことを口走ってしまう、会話の端々に何かに付けてちょこちょことジャブを打ってくるシュアンイヴォナに似たタイプ。
    • そのグータラ具合は祖母への近況報告のその返事からして「今は人らしい生活をしています」と自他共に書くほど。アルカナ協会ではおしゃれな服で着飾っているものの、祖母と暮らしていたころはもっと楽な服装をしていた模様。
  • こんな登場と言動だが登場時点で両親は既に死亡。姉は行方不明。祖母のビロッグと二人暮らし(だった)。ドルイドの家系であることから、祖母も姉もドルイド。自身はドルイドになる気はないようだがきちんと手ほどきは受けていたようで、そのあたりの話になると結構真面目モードで話をしてくれる。実際、訓練所に行くことはかなり面倒そうにするものの、訓練そのものはかなり真面目にやっている。
    • イメンマハの出身で、裏で様々な悪事をやっていたエスラスもドルイドであったことで周囲から疎外されてきたなど、ほのぼの系なのにストーリーはダークな話が多いマビノギらしい設定が付いている。
  • 本来ポウォールの概念であるドルカの知識やイスシを感知でき、チェーンブレイドが持つ本来の意義(イスシのコントロール)の知識を持つことなど、ドルイドといえど普通の「人間」の出自ではないことが端々から窺わせる。
    • また、老化が遅いらしく見た目通りの年齢ではないそうな。とはいえデルやデレンなどイメンマハの若い住人と同世代のようで、現状では長命種染みたギャップでない模様。
  • アルカナ習得クエストではポウォールに似た存在を「ゴル…」と呼びポウォールと呼び直す、「魔族に向けられてたミレシアンの剣の向かう先が変わった」などのセリフもあり、メインストリームにもなにか動きがありそうな予感をさせている。
  • 彼女が「ナナカマドの」と名乗るのは、師匠であり保護者のおばあちゃんであるビロッグが人々から畏敬を込めて「ナナカマドの魔女」と呼ばれていたことに由来する。
    ナナカマドはバラ科の高木であり、寒い地方では街路樹・公園樹として一般的に用いられる。秋には紅葉して実とともに真っ赤に染まる。実は加工して果実酒に、材木としては乾燥するとよく燃え、燃料として非常に優秀で重宝されるが、生木は水分が多く燃えにくいので火事避けのお守りにもなるらしい。
    • 彼女の名前の「ローワン」もセイヨウナナカマドの英名。
  • 嫌いな食べ物は豆。そして豆料理。豆への嫌悪感は並々ならぬものがあり、アルカナ協会へ寄こした最初の手紙にも長々と「豆を食わすな」と書き募るほど。好物はシシケバブ。

*1 取得クエストに必要なだけで実際にはイスシ、つまりドルカが扱えるかが重要でありチェーンスラッシュは必要ない(チェーンスラッシュは本来イスシ制御の補助目的で作られたもののため)。ローワンはチェーンスラッシュを扱えない。
*2 精霊武器の究極の◯◯にも対応しているため、育ちきると1回で5チャージというあのマウラス師匠ばりのムーブが可能になった。
*3 同アップデートでマスターの難点だったトゥリアムエクスプロージョンもソロで進行可能になった
*4 敷居は確かに低いのだが、ダークメイジ自体やや難しく、魔法の性能は装備に寄るところが大きいので、よくいえば伸びしろがある、悪くいえばすぐには真価を発揮し辛い。そのぶん成長を実感しやすいともいい換えることもできるので、そういう意味でも初心者が早いうちに習得するのは悪くない。