乱れ苦無

Last-modified: 2019-03-07 (木) 17:54:02

乱れ苦無【みだれくない】

複数の敵をまとめて制圧できるスキル。
その場で飛び上がり、大量のクナイを放って選択した敵とその周囲にダメージを与える。

概要

  • 忍術ストーリークエスト「専心の段」をクリアすることで習得。
    ターゲットを中心の範囲にクナイの嵐を浴びせる。3段攻撃。物理遠隔攻撃に分類され、ナチュラルシールドのダメージ軽減効果の影響を受けるが、のけぞり・ダウンの軽減効果を貫通する。
  • ランクアップによってダメージ倍率と射程距離が伸びる。クールタイムと攻撃範囲は一定。
    • 保護を無視してクリティカルヒットが発生する。※要検証※
    • 1回の攻撃で3回の判定が発生するが、それぞれが独立した判定となっており、ラグや大量の敵を一気に巻き込んだ際に不発することがある。
    • 他の範囲攻撃と異なり、ターゲットおよび巻き込んだ敵すべてに敵対されないという特徴を持つ。そのため、先行を持たない敵や凍結できる相手に対して一方的に攻撃することができる。忍者だからだろうか・・・。
      • 余談だが、この特徴はレインキャスティングの「降雨中の敵は先行性を失う」という特性と強いシナジーを持っており、雨が降っている限り(クールタイムに縛られるが)乱れ苦無を浴びせ続けることができるのだ。
        これはヒュドラ錬成に次ぐ(あるいは凌駕しうる)攻撃手段として忍びの里では研究が続けられているらしい。
      • ヒュドラ錬成はマスタータイトルの有無でダメージ効率に雲泥の差が出るが、一方で才能ボーナス込みでもマスタータイトル取得はそこそこMノギ。レインキャスティングはランク1まで到達すれば条件次第では細工なしでもギリギリ「常時レインキャスティング」状態を維持することができる(割とタイトだが)。
        また、ヒュドラ錬成は複数人が使用しても範囲内のダメージ判定は一人分しか適用されず、装備に強く依存するためヒュドラ錬成中はほぼ何もできなくなってしまう。
        そこで取得の難しいヒュドラ錬成マスターを組み込まず、乱れ苦無のみでダメージを稼ぐケースもある。また、乱れ苦無は瞬間火力に優れることから、時間当たりの効率は乱れ苦無が高くなりうる。
        ただし、ナチュラルシールドに対してはダメージ軽減効果を受けてしまう、または無効にされてしまう場合には注意が必要。
    • トレーニング回数と条件が異様に難しくなっている。「敵を攻撃する」「敵に勝利する」項目は敵の数に関係なく、一度のスキル使用で1回しか埋まらないため、クールタイムが短めと言っても根気が必要だろう。
      • ちなみに、なぜかランク9から「敵に勝利する」トレがなくなり、修練において敵を倒す必要がなくなっている。

余談

  • 苦無、または苦内と書く。サイズは8センチ~13センチ程度で、形状は爪状、または平たいものもある。後部(持ち手の先端)は輪になっており、縄を通すこともできた。
    用途はさまざまで、壁を登る、地面を掘る、縄をつけて高所の昇降、材質によっては火打石をこすり付けることで火をおこすこともできたという。もちろん近接戦闘や投擲などにも用いられた。その汎用性から「(持っていると)苦労が無い」ことから「苦無」との名前がついたとされる。現代でいうところのサバイバルナイフのようなものだが、その万能性においてはそれらをも凌駕しうるとされている。忍者がただの暗殺や諜報のみではなく、優れたサバイバリストであったことの証でもある。