鋼の錬金術師

Last-modified: 2015-02-18 (水) 18:34:48

鋼の錬金術師【はがねのれんきんじゅつし】

荒川弘による同名の漫画タイトル。通称は「ハガレン」
後にアニメ化もされ、全世界的な知名度を誇る大人気作品。
アニメ作品は2種類製作され、原作漫画に忠実な「鋼の錬金術師 -FULLMETAL ALCHEMIST-」を指して「鋼の錬金術師FA」と呼ぶ。

マビノギでは2010年11月にアニメ「鋼の錬金術師 -FULLMETAL ALCHEMIST-」の放映終了にあわせて
タイアップイベントが行われた。この「ハガレンタイアップ」からゲーム内イベントや特設ページなど、かなり力の入ったビッグイベントとして注目されるようになった。

概要

  • 「マビノギ×鋼の錬金術師FA」のタイアップ全般、
    または「隠されたタイトル」イベントにおいて、期間限定で取得できたタイトルのこと。

タイアップ

  • 専用のキャラクターパーツが使用可能になる「限定キャラクターカード」や、原作に登場する多数のアイテム群などを実装し、放映直後のホットなタイミングであったこともあり、プレイヤー以外のファンからも注目を得た。
  • その際に新規に取り入れられた髪型や衣装、武器などは非常に完成度が高く、また一部はタイトルの取得に必要だったため、全体的に値段は高めに取引された。なお、イベント終了後は限定アイテムの割には全体的に値段が落ち着いており、当時のランダムボックスやキャラクターカードによってややだぶついた状態であると思われる。それだけ「売れた」ということであろう。
    • なお、タイアップ限定のキャラクターパーツに使用制限がかけられたのもこの鋼の錬金術師タイアップから。
  • 現在では多少落ち着いたとはいえ、「ハガレン」人気は根強く、実装されていない「敵側」の装備品や髪型などを取り入れた「第二弾」を望むファンも少なくない(このタイアップでは主人公側の勢力関連のものしかなかったため。鋼の錬金術師では敵側にも非常に魅力的な人物が多いので、ファンのみならずそれを待ち望んでいる。編者とか)。
  • なお、本国ではこのタイアップ衣装には特殊な性能が付与されており、一部の錬金術スキルのモーションが変化する(いわゆる「手合わせ錬成」)というファン垂涎のものだったが、どういうわけか日本には実装されていない

タイトル

物質変換に長けた人に与えられるタイトル

防護壁 耐久50増加
合成 成功率2%増加
分解 成功率2%増加
金属変換 成功率2%増加
16歳以降背が伸びない

  • 錬成術の効果がアップするプロパティのみとなっているが、実は装備品によっては王政錬金術師タイトル+王政錬金術師の制服よりも合成・分解の効果が高くなるという何気に優良タイトル。ただし、戦闘関連に関しては防護壁のみで、耐久+50というすずめの涙程度の強化となっているため、戦闘時には主に他のタイトルを利用することになってしまうだろう。
  • タイアップイベント期間中、「エドの機械鎧」を装備し、アルケミマスタリ、合成、分解、防護壁、金属変換を覚えている状態でアイアンインゴットの金属変換を行うことで取得できた。
    • 「エドの機械鎧」は人間・エルフの男性用装備だったため、このタイトル取得に際し、ジャイアントは全く取得できないという事実に涙を飲んだジャイアント錬金術師達は多いという。
  • なお、16歳以降背が伸びないという変わったプロパティも実は原作準拠。理由は非常に重大なネタバレを含むため、ぜひ原作を購読・視聴していただきたい。
    この変わったプロパティは、「絶対あなたのこと守ってあげるっ」と「鋼の錬金術師」のみが持っており、どちらも期間限定であったことから現在では取得できない。

余談

  • タイトルともなっている「鋼の錬金術師」は、国家錬金術師エドワード・エルリックの二つ名でもある。

    国家錬金術師に任命されたものは、時の最高責任者から「二つ名」を授けられる決まりがある。当時、錬金術の禁忌を犯し、右腕と左足を失い、機械鎧(オートメイルと読む。機械による義肢のこと。タイアップにも登場している幼馴染のウィンリィ・ロックベルはこの機械鎧を扱う技師である。)で欠損した部位を補っていたことから「鋼」の二つ名を授かったことに由来する。
    ちなみにこの機械鎧(オートメイル)を肉体に装着するための基礎手術は、本人にとって非常に負担が大きく、まる一日の施術を経て、数日間高熱が続くという。また、その後のメンテナンスも重要で、装着時には痛みを伴う。主人公のエドワードはこの機械鎧を錬成によって変形させたり、何かと荒っぽい使い方をするため、いつもウィンリィに小言を言われている。

    なお、二つ名にはその錬金術師本人が得意とする代表的な錬金術にちなんでつけられる傾向があり、タイアップにも登場しているロイ・マスタングは「焔」の二つ名、人語を解する合成獣を生み出したショウ・タッカー*1は「綴命」、アニメ「鋼の錬金術師FA」に登場したアイザック・マクドゥーガルは「氷」の二つ名を持っている。錬金術師諸君も「二つ名」を自称してみるのも面白いかもしれない。

*1 実際は異なっていたが。原作屈指のトラウマシーンなので要注意。