錬金術師【れんきんじゅつし】
錬金術師とは
- チャプター3で追加された錬金術を操る職業。ゲーム中では"ウァテ"という名で呼ばれることもある。
- 才能のひとつ、戦闘を中心としたカテゴリーである錬金術、またはそれらのスキル群を主とするプレイヤーキャラもこう呼ばれる。比較的魔法士と近似・相関している部分が多い。
スキルセットの特徴としては多種多様なスキルを組み合わせる事で発揮される対応力が挙げられる。
- 弓師と同様インベントリに射出する結晶をあらかじめ確保する必要がある、攻撃に際してスタミナを消費するなどという共通点もあるが、命中率という概念が存在せず常に100%で命中する点が大きく異なる。
- 一方、弓師や魔法士は矢、またはマナ(と対応する属性ワンド)があればそれらのスキル群を相互に阻害されることなく使役できるが、錬金術においては、対応する属性の結晶でなければ行使することができないという違いもある。
- かつては錬金術と錬成術に長けたミレシアンが持つ複合才能タイトルも『錬金術師』だった。そのため「錬金術だけに長じた錬金術師」なのか「錬金術と錬成術を習得した錬金術師」が大変わかりにくかった(才能タイトルアイコンで判別はできた)。そのためか2018年4月25日のアップデートの際に、複合才能タイトル側は『アルケミスト』と改められている。
概要
- ウォーターキャノンを始めとする魔法判定の攻撃スキル群、防護壁やフローズンブラストなどに代表される戦闘補助スキル群、合成や分解などといった従来の生産とは少々異なった趣の生産スキル群、果てはゴーレムを召喚して使役するゴーレム錬成、相手の防御能力と一切のパッシブディフェンスをスルーしてダメージを与えるライフドレイン、局所的に雨を降らせるレインキャスティングなどと、一口に錬金術カテゴリのスキルと言っても極めて多様である。スキルとは異なるが、アイスマインを生み出すのもまた錬金術。
- その多様性がゆえにクセが非常に強く、完全に使いこなすにはプレイヤー、キャラクター共にかなりの熟練を要する。
- あまりにいろんなことが出来るのである意味魔法よりも「魔法」である。科学というべきだろうか。
錬金術にしか出来ないことは非常に多く、戦闘だけにとどまらず生産においても今や重要な役回りをこなす。
- あまりにいろんなことが出来るのである意味魔法よりも「魔法」である。科学というべきだろうか。
- 既存の戦闘・魔法スキルに比べて相手の行動を著しく制限するスキルが多く、敵にまわすと非常に鬱陶しく厄介なスキルであることを実感する、影差す都市及びG10のボスドッペルゲンガーや各種影ミッションに登場する錬金術師達がその典型。
- その多様性がゆえにクセが非常に強く、完全に使いこなすにはプレイヤー、キャラクター共にかなりの熟練を要する。
備考
- 錬金術は引出しの多さこそが最大の強みである。他のスキル群がそれぞれの専門家なのに対して、錬金術のみ総合職であると言える。
これらのスキル群の組み合わせを上手く活かせる錬金術師は単純なダメージ源のみに留まらず、居ると居ないとではミッションやダンジョンのクリア時間、味方の被害状況に大きな差が出るほどである。味方の戦力を最大限に活かせてこそ錬金術師の本領発揮とも言える。 - 瞬間大火力のゴーレム、味方の保護に防護壁、連射火力の性能でチェーンシリンダー付きウォーターキャノン、足止めでフレイマー、火力ならタワーシリンダーによるヒートバスター、そしてマナフォーミング結晶による擬似魔法士と、近接、遠隔、魔法、足止め等一通り揃っている上にライフドレインは防御と保護を無視してダメージを与えられる万能っぷりである。
- 上記から対応力目当てで習得した場合、PTの足りない穴を気軽に埋められる錬金術師に勝る職は存在しないと言っても過言ではない。
- 余談だが、エリンのNPC錬金術師は長いコートを着用していることが多く、タルティーンの住民にも「長いコート=錬金術師」と認識されているらしい。(G9Exクエストより)
が、プロフェッサーJのように暑苦しい豪華な服装をしている者も存在する。
現在の錬金術師
- 実装当時から散々いわれてきたことだが錬金術師は火力が伸び悩む傾向にある。
これは2023年現在に入っても変わらず*1、スキルは頭打ち、強化の伸びしろはすべて装備依存。- かつてはエリンを席巻したヒュドラ錬成やゴーレム錬成は装備・細工による強化を受けてはいるものの、そもそも誤差レベルの控えめな強化であったことと、ブロニーの成長サポート?前の実装であったことから昨今のコンテンツでは全くの力不足。現在では装備をガチガチに揃えたフレイマーがかろうじて息をしているという体たらく。
- ただし魔法や弓が強化される前は逆に上位コンテンツをクリアしようとすれば錬金術の装備、エルグがほぼ必須であり、その時期は魔法は役に殆ど使い物にならなかった点や錬金術スキルの水準は上位コンテンツでも使える水準のままである事を考えると強化されていく順番の結果でしかない。(これは錬金術と同時期に武器とエルグで強くなった格闘関係にも言える。錬金術、格闘はC7要素であるエルグと新武器の恩恵を最大限に受けて何年も火力トップクラス、強いスキルのポジジョンであったし水準としては強いままだがC7完結以降、2022年からの最近の強化を得た弓、魔法には及ばない)
- 元々補助的な役割の設計であった(であろう)ことから火力面の力不足は仕方ないとしても、近年実装されるモンスターやコンテンツが軒並み錬金術と相性が悪いという点も頭が痛い。
とはいえ既存の「錬金術が有効な状況」においては相手に手も足も出させずに完封することが容易であったことを考えると、調整の難しいところではある。
- かつてはエリンを席巻したヒュドラ錬成やゴーレム錬成は装備・細工による強化を受けてはいるものの、そもそも誤差レベルの控えめな強化であったことと、ブロニーの成長サポート?前の実装であったことから昨今のコンテンツでは全くの力不足。現在では装備をガチガチに揃えたフレイマーがかろうじて息をしているという体たらく。
- システム的に使用感の近い魔法士に比べると瞬発力、攻撃範囲、攻撃力、機動力のすべての面で劣っているが、一方でのけぞる相手、サンドバーストやレインキャスティングが無効でない相手に対しての足止め能力は依然として他の追従を許さない*2。
将来的に実装が予告されている新アルカナ才能『ダークセージ』の登場によってさらに厳しい環境に置かれるであろうことは想像に難くない*3。
- 大半のコンテンツは魔法で事足りるため、錬金術師の錬金術師たる立ち回りは状況によってかなり左右されることもあって現在絶賛逆風真っ只中。
とにかく得意・不得意がはっきりと分かれるため、錬金術として振る舞う際の立ち回りは窮屈かつ(現在の環境では)かなり不利といわざるをえない。- と言うよりはマビノギは初期の頃から近接1ダメージ、弓1ダメージ、魔法1ダメージにしてくるパッシブが存在して使えるスキルは全て使っていく事を要求していたし、C7以降のマビノギは全スキルを上げきり、それらを全て活用するスタイルを要求しているので一々分けて考える事が無意味である
- しかしながら過去の攻略の進んだコンテンツにおいてはまさしく無双であり、格下には強く格上にはとことん弱いという小悪党のようになってしまっている。
- 錬金術スキルを究め、多くのジャーナルを獲得した者は『自他共に公認するエリン最高のエリート錬金術師集団を象徴する証』である王政錬金術師としての活躍が許される。
ミレシアンにはサーバごとに100人まで選出されるこの名誉ある地位を夢見て錬金術師を志すミレシアンも少なくない。
- The Classic以降、既存の錬金術はその種類により
主にシリンダーを使って戦うスキル群を錬金術の才能、主に物質の分解や合成に代表される生産よりのスキル群を錬成術の才能として分類された。
もちろん才能ボーナスも全く違うものとなる。
詳しくは錬金術の項目を参照。