MEMENTO【めめんと】
概要
連続クエスト「風が描く歌」
- 連続ストーリークエスト「風が描く歌」を完了することで新規ダンジョン「シードフィナハ」への入場が可能になる。
- 記憶を失った謎の少女「エン」を中心に語られる物語。これまでのように大きなストーリーではなく、新規コンテンツへの導入といった形になっているため物語的に大規模なものではない。といってもそこかしこに看過できないキーワードがいくつも散りばめられており、小さいながらも深い物語となっている。「音楽」と「踊り」がキーになっている。
シードフィナハ
- 新エリアのシードフィナハは、3種類の構成に3種類の難易度を選べるもので、出現モンスターや攻略手順が大きく変わるもの。幻想的なフィールドは遮蔽物が少なく、基本的には真っ向勝負。また、一部モンスターはサンドバーストに対する耐性を持つなど新たなプロパティを持っている。
エコーストーン
- 新装備品「エコーストーン」によって、これまでとは別枠でのキャラクタースペックを向上させる仕組みとなっている。これは装備品スロットの3番目のタブに新たに追加されたもので、重複不可で最大3つのエコーストーンを装備することで、従来の限界を超えたステータスを実現する。これはシードフィナハの踏破によって段階的に強化でき、これまではミレシアンのステータスを強化していくものであったが、エコーストーンの強化によってもステータスを強化できるようになったといえる。といってもエコーストーンの強化数値には幅があり、(理論上は)最終的にはかなり数値がブレるという検証がなされている。
- さらに、エコーストーンの「覚醒」によってエコーストーンに「細工効果」を施すことが可能になる。エコーストーンの色とレベルによって内容や効果、数値に違いがあり、高ければ高いもののほうが当然良いものがつく。また、既存の細工と重複するものとしないものがある。なお、この覚醒はAPを消費して付与することができ、回数によって消費APが徐々に増えていく。ざっくりと言ってしまえばAPでする細工である。
死の舞踏
→死の舞踏
余談
- タイトルであるMEMENTOとは英語で「形見」「思い出」の意味を持つラテン語の「思い出せ」を由来とする語である。有名な「memento mori(死を思え)」は「(いつか誰もが等しく死を迎えるのだから)今が幸福であれ不幸であれ、いずれきたる『それ』を畏れ、また救いとせよ」という意味合いを持つそうだ。たとえ今が幸福でも備えなければならないし、今が不幸でもいつか晴れるときに臨めという前向きな意味あいで使われていた。同様の語に「carpe diem(今を楽しめ)」という言葉もある。
- このように、もともとは「今を一所懸命に生きよう」という意味合いだったが、時代が下るにつれ言葉の意味合いが正反対の意味で用いられるようになり、特にキリスト教の思想と結びついて「現世のむなしさ」を説く意味合いで用いられるようになった。
- マビノギでのMEMENTOは、それが現世での生き方なのか、来世への希望なのか・・・それはぜひプレイして確かめてみてもらいたい。
関連項目
- アップデートの記録についてはCを参照。