買い替え前提で55㎡くらいの狭いマンションを購入するファミリー世帯が増えている

Last-modified: 2019-12-26 (木) 11:42:55

買い替え前提で55㎡くらいの狭いマンションを購入するファミリー世帯が増えている

https://manmani.net/?p=12822より

ただアドバイスする立場からすると学区のために狭めのお部屋を選択することが果たして良いことなのかだけは冷静に考えていただきたいなぁ~と。このマンションに限らずですが「都心(近接)エリアに住みたい」「学区にはこだわりたい」との理由で3人家族で60㎡を切るお部屋を検討されている方がたくさんいらっしゃいます。

こればかりは余計なお世話になってしまいますが分譲マンションにおいては55㎡で3人で暮らすというのは一般的に狭いと思います。ただ70㎡となれば1億円ですしさすがに1億円に手が届く人は少ない、でも7000万円なら手が届く人が多い。時代的に致し方ない部分ではありますがそれもあってか今回のプラウド日本橋富沢町も7000万円以内に収まる狭めのお部屋を設けています。

数年前までの相談では55㎡となればほぼほぼシングルかディンクスであったのに最近では半分くらいがファミリーになってきました。それだけマンション価格が高騰しているということなのでしょう。マンション価格が高騰しているのに都心(近接)エリアに住みたい人が増えていると。

10年くらい先になるとは思いますが近郊郊外の交通利便性が良いエリア、近郊郊外の環境が良いエリアが買い替え先として選ばれる時代がくるのではと予想しています。

その根拠としてはここ最近55㎡ほどの狭めの部屋を買い替え前提で購入される方が増えています。子供が小さい間はプラウド日本橋富沢町のような利便性の高いマンションに住み部屋が手狭になったら広い部屋に住み替えようと。売るのも貸すのも困らない立地ですから現居はどうにでもなっても同じエリアで広い部屋となれば価格帯がグッと上がりますから同じエリアで購入することが難しくなります。

となると近郊郊外の交通利便性が良かったり環境が良かったりするところを選ぶのではないかと。今現在買い替え前提で購入される方が多いということは買い替えの波がやってくるのは10年くらい先でしょうか。

もちろんその時に都心のマンション価格が下がっていれば同一エリアで買い替えできますが働き方改革やタワマンの大規模修繕ラッシュも控えているわけで大暴落と呼べるほどの値下がりはないと思いますがどうなるか。