ツィリツェル

Last-modified: 2023-11-30 (木) 09:15:38

Cyrizel_1.jpg

 

(じゅん)恋翼(れんよく)(ぼう)()]ツィリツェル

 

プロフィール

 身分違いの恋に苦悩し、その思いを秘めたまま、愛する女性の元を去ってしまった青年。実はすれ違っているだけで、両思いなのだがその真実を彼は知らない。
 彼の持つハープは、弾き手がイメージするものを具現化できる特殊仕様。弾き手との相性が大事で、ツィリツェルしか使えない。

 

「この詩にのせて伝えるよ」

 
  • 綴り(一例):Cyrizel
  • 出身:空の国
  • 性別:男
  • 年齢:29歳
  • 職業:詩人
  • 武器:夢想響弦
  • 趣味:詩の作成、弾き語り
  • 性格:じゅんすい
  • 一人称:僕
  • 実装日:2021年7月10日

ユニット情報

  • レア:☆5
  • 属性:風
  • 武器種:弓矢
  • リーチ:後衛

ステータス(外部リンク) 

容姿

  • 背景なし

    Cyrizel_2.jpg

  • 立ち絵

    &ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]);

  • SD

    Cyrizel_sd_1.jpg
    移動時
    Cyrizel_sd_2.jpg
    攻撃モーション
    Cyrizel_sd_3.jpg
    Cyrizel_sd_4.jpg
    Cyrizel_sd_5.jpg
    GIF
    a4e259fc91e8827cae33204bb14273e4.gif

  • 表情差分

    &ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]);

  • 外見特徴
    • 容姿:
    • 服装:
    • 武器:
    • 鈴:
  • イラスト・Xへのリンク
    ユニットイラスト

    Cyrizel_illust.jpg

詳細

  • 名前の由来
    聖キュリロス(チェコ語名聖ツィリルCyril)が由来だろうか。
  • 2つ名
  • ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折りたたみ)

    ♪仮面を外して
    「人が集う社交場も、目に眩しい装飾が施された衣服も、僕の心を動かしはしなかった。」
    「大天使とし相応しい振る舞いを、と言われても、従おうとは思わなかった。思えなかった。」
    「ただ静かに、趣味である詩を書くことが出来たら……。そんな些細な願いを、嬉しそうに聞いてくれるのは、いつだって、彼女だけだった。」
    「身分違いの恋だと、1度は諦めようとした。しかし、彼女を忘れようとすればするほど、思いは募っていく。」
    「詩に綴った言葉のすべてを、彼女に届けることが出来たなら……、どれほど幸せなのだろう。」

     

    <空の国・街はずれ>
    メルク「……みゅ?」
    ユウ「どうした、メルク?」
    メルク「耳を澄ませるのですユウさん。何か音が聞こえてくるのですよ。」
    ユウ「ほんとだ、あっちの方からか?」
    メルク「あれは……、男の方と、その周りに、本物そっくりの動物が浮かんでいるのですよ?」
    ユウ「言葉だけ聞くとおかしいけど、たしかに……。」
    「おや、珍しい。こんな場所で人に会うなんて。どうかしたのかな、少年と瓶のお嬢さん。」
    ユウ「あ、いや……。音が聞こえたから気になって。」
    ツィリツェル「ああ、僕が原因だったのか。それは、すまないことをしたね。」
    ツィリツェル「誰もいないと思ってつい、恥ずかしげもなく弾き語りなんてしてしまっていたよ。」
    ユウ「そんな、こちらこそ邪魔してすみません!」
    ユウ「って、動物たちがいつのまにか消えてる!?」
    ツィリツェル「ああ。あれは僕が作り出したものだよ。このハープは特殊なもので……、」
    ツィリツェル「こうして音を奏でると、弾き手のイメージするものを僅かな時間、具現化できるんだ。もちろん、触れることもできるよ。」
    ユウ「す、すごい……。」
    ツィリツェル「だから、この本に登場する動物たちをこうして……、」
    ツィリツェル「具現化して、僕の詩を聞いてもらっていたんだ。」
    メルク「みゅわ~、とってもメルヘンなのですよ。」
    ツィリツェル「変わっている、とは言わないんだね。瓶のお嬢さんはずいぶんと優しい人のようだ。」
    ツィリツェル「……おっと、そういえばまだ名乗っていなかったね。僕はツィリツェル。しがない詩人だよ。」
    ユウ「詩人……、」
    メルク「それに、その名前……、」
    メルク「アーデウスさんが愛してやまない詩人のツィリツェルさんなのでは……!」
    ユウ「たしか『ドン』って人がでてくる物語詩で……、」
    ツィリツェル「ああ、それは僕で間違いないね。」
    メルク「ほ、本当に本人だったのですよ! 有名人に会った気分なのです。」
    ツィリツェル「ふふ、大袈裟だなぁ。僕自身表に出ていないし、売れっ子とは縁遠い詩人なんだけどな。」
    メルク「ですが、アーデウスさんという方が熱烈大ファンなのです。日常的に詩を引用するほどなのですよ。」
    ツィリツェル「それほどまでに愛してくれているのか。そのアーデウスさんって、どんな人なんだい?」
    メルク「ぶっきらぼうででも、本当はとても努力家なのですよ。」
    ユウ「ああ。身分差のある恋人のことを、アーデウスのお父さんに認めてもらえるよう頑張ってたしな。」
    ツィリツェル「身分差のある恋人?」
    ユウ「はい。その恋人……リースは、平民で、アーデウスは大天使なんです。」
    ツィリツェル「そうか。身分違いの恋なんて、詩の中でしか叶うことがないと思っていたけど、違ったんだね。」
    ユウ「ツィリツェルさん?」
    ツィリツェル「……。」
    ツィリツェル「……僕はね、好きな人がいた……、ううん、いるんだ。」
    メルク「前にアーデウスさんに見せてもらったのですが、ツィリツェルさんの詩にはよく女性が登場するのです。もしかしてその人が……、」
    ツィリツェル「そう、正解だよ。それに、僕が書く詩のほとんどが、彼女を思って書いたものなんだ。」
    メルク「盛大なラブレターなのですよ! 恋がテーマの作品が多い理由がわかったのです。」
    ツィリツェル「彼女はそのことを知らないけどね。」
    メルク「みゅっ!? そうなのですよ?」
    ツィリツェル「うん。僕もね、そのアーデウスさんって人と同じで、大天使なんだ。これでもね。」
    ツィリツェル「そして、彼女は平民の女性。身分違いの恋は、互いを傷つけてしまう。そう思って、思いを告げずにいたんだ。」
    ツィリツェル「そのうちに、彼女には婚約者ができたという噂が流れた。臆病な僕は、噂の真相も確かめずに、逃げてしまったんだ。」
    ツィリツェル「……それが、間違いだって、アーデウスさんとリースさんの話を聞いて思ったよ。」
    ツィリツェル「だって、アーデウスさんたちを羨み、思いを告げずに来たことを後悔しているんだから。」
    ユウ「ツィリツェルさん……。」
    ツィリツェル「アーデウスさんたちだってきっと、見えない苦労をしてきたはずなんだ。それを、乗り越えるだけの情熱があったんだね。」
    ツィリツェル「……ありがとう。彼らの話を聞いて勇気が出たよ。僕の気持ちを彼女に届けたい。素直に今そう思えるようになった。」

     

    「ねぇ、ツィリツェル。わたし、あなたの詩が大好きなの。」
    「情熱的で、まるで自分に向けられた恋文のようでドキドキするわ。ふふ、たまに笑えるのもあるけどね。」
    「だからまた、読み聞かせてくれる? あなたの声で……聞かせてほしいの。」

     

    ツィリツェル「ああ……、無性に彼女の声が聞きたい。」
    ユウ「それじゃあ、その彼女さんのところに行くんですね?」
    ツィリツェル「そうだね、彼女に捧げる詩が完成したら。」
    ユウ「え?」
    ツィリツェル「彼女は、僕の詩をとても好いてくれていた。だから、自分の思いを綴った詩を完成させて、それを彼女に贈りたいんだ。」
    ツィリツェル「そして、一緒に気持ちを伝えるよ。たとえ、手遅れだったとしても、やらない後悔はもうしたくないんだ。」
    メルク「応援するのですよ!」
    ツィリツェル「うん。だから、しばらくは旅を続けながら詩を作るつもりなんだけど……、次の目的地はどうしようかな。」
    ユウ「あの……、それなら、俺たちと一緒にいきませんか?」
    ツィリツェル「キミたちと?」
    ユウ「はい。俺たちも旅をしているんですけど、旅仲間を探していて……、」
    ユウ「ツィリツェルさんさえよければ、考えてくれると嬉しいです。」
    ツィリツェル「……そうだね、それで少しでもキミたちに恩返しができるのなら。」
    ツィリツェル「よろしく頼むよ、ふたりとも。」

     

    <紹介所にて>
    ♪君の物語
    メルク「あの時は、あんなにすぐに決断してくれるとは思っていなかったのですよ。」
    ツィリツェル「それで、あの後驚いた顔をしていたんだね。」
    ユウ「あの、誘っておいてなんですけど、俺たちの旅が執筆活動の邪魔をしたりしていませんか?」
    ツィリツェル「それは大丈夫だよ。これでも一応は詩人を名乗っているからね。どこでも、どんな時でも文字は綴れるんだよ。」
    メルク「さすがなのですよ。」
    ツィリツェル「ふふ。さぁ、次の新作は気合を入れないとね。何せ、僕のありったけの思いを綴った彼女への恋文なのだから。」

     

    <空の国>
    アーデウス「そういえば、ツィリツェルの新作の発売が決まったらしい。詳しい発売日などはまだ未定らしいが。」
    リース「嬉しそうですよ。」
    アーデウス「当然だ。次はどんな美しい言葉で、オレを魅了するのか……今から楽しみだ。」
    リース「私も読んでみるです。」
    アーデウス「フン、その時は感想を聞いてやらないでもないぞ。」
    リース(ほんと、素直じゃないですよ)

  • 人間関係
  • 登場ストーリー
  • 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
    関連事項等

紹介

コメントフォーム