[絶追運の魔弾]トゥーナ
プロフィール
骨董屋を営む女性。一度物事にのめりこむと他を忘れてしまうタイプで、食事や睡眠を忘れて倒れることもしばしば。
こういった癖もあるため初対面では人に興味がない人物と思われることもあるが、実際は人と接するのは好きで、困っているお客には自ら手助けを申し出ることも珍しくない。
「お探しのものは何かしら?」
- 綴り(一例):Tuna
- 出身:王国
- 現在地:
- 性別:女
- 年齢:21歳
- 職業:骨董品屋
- 武器:禁指針盤
- 趣味:骨董品の手入れ
- 性格:せっかち
- 一人称:私
- 実装日:2020年7月31日
ユニット情報
- レア:☆5
- 属性:闇
- 武器種:銃弾
- リーチ:後衛
ステータス(外部リンク)
容姿
- 背景なし
- 立ち絵
- SD
- 表情差分
&ref(): Usage:([pagename/]attached-file-name[,parameters, ... ][,title]);
- 外見特徴
- 容姿:
- 服装:
- 武器:
- 鈴:
詳細
- 名前の由来
わかれば。案でも推測でもなんでも歓迎。 - 2つ名
- ユニットストーリー(ネタバレ防止につき折り畳み。小篇第七幕読了後を推奨します)
ユウ「おーい、メル……、」
ユウ「グワーッ! ま、まぶしぃーい!」
「ユウさん、しっかりするのです!」
「メルクはここよ、ユウ。」
ユウ「そ、その声はトゥーナさん!?」
「落ち着いて。目もすぐに慣れるはずだから。」
ユウ「う、うぉぉ……。なんだったんだ今のは……。」
トゥーナ「ごめんなさい。私のせいだわ。」
ユウ「トゥーナさんの?」
メルク「ユウさーん。」
ユウ「のわっ、まぶしっ! 何があったんだメルク!?」
メルク「トゥーナさんに瓶を磨いてもらったのです。そのおかげでこーんなにピカピカに!」
トゥーナ「興が乗ってしまってね……。本気で磨いてしまったわ。」
ユウ「もしかしてテーブルの上の道具も、メルクを磨くために使ったんですか?」
トゥーナ「ええ、そうよ。」
ユウ「こんなにもたくさんの道具を……。磨き油、ブラシ……滑り止めまである!」
メルク「みゅふふのふ~、おかげで美少女ぶりに磨きがかかったのですよ。ありがとうなのです、トゥーナさん!」
メルク「ユウさんも、どうせ持つなら、綺麗な瓶のほうがいいのではないのです? これを機に私用の道具一式をそろえるのですよ!」
ユウ「そんな余裕はない! 指輪とか本を我慢するなら考えるけどな。」
メルク「みゅ! みゅぐぐぐぐ!」
ユウ「……でも、これぐらいしたほうがいいんですかね? 普段、布で拭くぐらいしかしてないんですけど。」
トゥーナ「それで問題ないと思うわ。私が磨き始めた時点で十分綺麗だったし。」
トゥーナ「道具は嘘をつかない。瓶の手入れは普段から怠っていないようね。」
メルク「それは私が保証するのです!」
トゥーナ「それなら、普段の手入れとしては十分。……そうね。メルクがおめかししたい時には、この磨き油を塗ってあげればいいわ。」
ユウ「わっ、ありがとうございます。お代は……、」
トゥーナ「蓋が開いているからタダにしておくわ。無くなったら私の店に来なさい。うちは手入れ用の道具も揃えてあるから。」
ユウ「へぇ、骨董品以外も取り扱っているんですね。」
トゥーナ「店を離れた骨董品にも、出来る限りのことをしてあげたいから。」
トゥーナ「タイミングがあえば、今日みたいな手入れもしてあげるわ。」
メルク「ユウさん! これは行くしかないのです!」
ユウ「王都は遠いんだよなぁ……。」
ユウ「でも、安心しました。これからはお店にもいるんですね。」
トゥーナ「ええ、絶対にいるとは約束できないけれど。自分で始めた店なら、自分で面倒見ろって、フォルンに怒られちゃったからね……。」
ユウ「ちなみに、早速、俺たちと旅に出ようとしてますけど……、」
メルク「またマテリアを探しに行って大丈夫なのです?」
トゥーナ「に、2年分の仕事は済ましてきたから。それにちゃんと説明してきたわ!」
メルク「そ、そうなのですね! ちゃんとフォルンさんと相談済みなら安心なのですよ。」
トゥーナ「そう、ちゃんと相談したから安心よ。」
トゥーナ「……安心よね?」
メルク「相談したのですよね?」
トゥーナ「そ、そうだけれど。2年ぶりに帰った時はものすごく怒られたし……。久しぶりに泣いたわ、私……。」
ユウ「泣いた……。」
トゥーナ「あの子の言うことが正論すぎて、何も言い返せなくて……。」
トゥーナ「ああ、不安になってきた……。今回も、ものすごく怪訝な顔をされたし、帰ったら今度こそ愛想をつかされるんじゃ!?」
トゥーナ「うぷっ、なんか気持ち悪くなってきた……。」
ユウ「(意外と繊細な人だったんだな……)や、やめときます?」
トゥーナ「それはダメ!」
ユウ「う、うす!」
トゥーナ「この羅針盤は未だに禁……マテリアを指している。つまり、マテリアはまだ存在するということ。」
メルク「放っておけば大変なことになるのです。」
トゥーナ「ええ。その事実を知ってしまった以上、見てみぬふりはもうできないわ。」
トゥーナ(それに中には、鈴くんのような存在もある。もし彼のように安全な禁術まで、破壊しようとする人がいるのなら……)<ある店にて>
♪光ある時間
トゥーナ「私はそれを止めたいの。その事実に気づかず、盲目的に彼を破壊しようとした者として。」
トゥーナ「破壊されようとしているものは、ひょっとしたら、無害で誰かの家族かもしれないから……。」
トゥーナ「だからまた旅に行かせて、フォルン。貴女のことを抜きにしても、これだけは途中で放り出したくないの。」
「事情はわかったけど……、」
「やっぱり納得いかない! どうしてお姉ちゃんがしなきゃいけないの?」
「私たちが初めてマテリアと遭遇した時だって、助けてくれた人がいた! ああいう人に任せておけばいいじゃん!」
「せっかく夢だった骨董品屋も始められたのに……、ねえ、本当にお姉ちゃんがやるべきことなの?」
トゥーナ「……私がやるべきかは正直わからない。」
トゥーナ「でも今事情を知って動けるのは、私なの。」
「……。」
トゥーナ「羅針盤が私の店に売り出されたのだって、きっとただの偶然。運命なんてものじゃないわ。多分、私よりうまく扱える人もいるでしょう。」
トゥーナ「だけど今、羅針盤は他でもない私の腕にある。マテリアを追う力が、私にはあるの。」
トゥーナ「この状況で今までの生活を続けることは……、私にはできないわ。」
「……はぁ、お父さんみたいなこと言って。」
トゥーナ「嘘。」
「ほんと。お父さんも村守を引き受ける時にはいつも言ってたよ。今のお姉ちゃんと同じこと。憶えてない?」
トゥーナ「……。」
「まぁ、昔からお姉ちゃんはお父さん似だったからな~。気に入った物はひたすら集めてコレクションするし、銃だって私は全然上達しないのに、お姉ちゃんは……、」
トゥーナ「も、もういいから、やめて。お父さんに似てるだなんて、そんなわけ……、」
「……わかった。お姉ちゃんは一度決めると曲げられない人だし。お店のことは私に任せて。」
トゥーナ「フォルン……、ありがとう。」
トゥーナ「……壊さないでね?」
「頼む相手に対してそれはなくない? いや、心配はわかるけどさ!」
「そっちは注意するから、代わりにお姉ちゃんも一つ約束して。」
トゥーナ「な、なにかしら?」
「ちゃんと帰ってきて。」
「マテリアの件が一つ解決するたびに、一日だけでもいいから帰ってきて。」
「二度と帰ってこないかも、なんて思いながら待つのは、もう嫌なの。」
トゥーナ「……わかった、約束するわ。」
トゥーナ「必ず、帰ってくるから。」トゥーナ「……フォルン。」
♪君の物語
ユウ「トゥーナさん、トゥーナさん!」
トゥーナ「フォルン?」
ユウ「ユウです! それより羅針盤を!」
メルク「揺れているのですよ!」
トゥーナ「……! マテリアを見つけたようね。すぐにでも転移を行えるわ。」
トゥーナ「……最後にもう一度確認させて。本当に、手伝ってくれるということでいいの?」
ユウ「もちろんです!」
メルク「マテリアのことを知っている者として、できる限りお手伝いするのですよー!」
トゥーナ「……ありがとう。期待しているわ。」
トゥーナ「それじゃあ私の手を握って。到着するまでは絶対に放しちゃダメだからね。」
ユウ「は、はい!」
トゥーナ(フォルン……。必ず帰ってくるから)
トゥーナ「……ふふ。」
メルク「どうかしたのです?」
トゥーナ「ちょっとね。」
トゥーナ(帰りを待ってくれている人がいる。それだけで、こんなにも気持ちが変わるものなのね)
トゥーナ(今更気づくなんて……本当に馬鹿だったわ、私)
トゥーナ「ユウ、メルク。」
ユウ「なんですか?」
トゥーナ「また戻ってきましょうね。絶対に。」
メルク、ユウ「……。」
ユウ「はい!」
メルク「もちろんなのです!」
トゥーナ「いい返事ね。それじゃあ……、」
トゥーナ「行ってきます、フォルン。」 - 人間関係
- フォルン:妹
- 登場ストーリー
- 他細かいプロフィール(好き嫌い等あれば)
関連事項等