考察/預言書と予言の書

Last-modified: 2019-02-23 (土) 10:40:24

ノムリッシュけものフレンズの世界には「預言書」と「予言の書」という2冊の書物が存在する。「預言」とは神から賜った言葉という意味であり、「予言」とは未来の出来事を予測した言葉という意味である。

預言書について

預言書は魔導生物たちの会話に頻繁に登場する。このことから預言を与えた神あるいは預言書そのものが魔導生物たちの信仰の対象となっていると推測できる。しかし生かしておいては世界や人の為にならないファルシを倒すことが預言書の導きに背くことになっていたりと必ずしも幸福をもたらすものではないようである。そういった事情からか預言書の教えに背く魔導生物も存在する。
というより、「預言書はほぼ絶対」であり「ファルシを倒すには預言書に背かねばならない」にもかかわらず「ファルシは倒すもの」という共通認識がある辺り少なくとも預言書のファルシに関する記述は大半の魔導生物に不信感を抱かれている可能性が高い
夜刀神によると、地下クリスタルタワーが正式に使われる千年前に預言書の改竄が起きたらしい。預言書にカーバンクル公の記述がないことから、このときに意図的にカーバンクル公の存在が削除された可能性もある。
予言の書と異なり編纂者は不明。

予言の書について

こちらは異説六章の終盤で初めてその存在が明かされた。ヒトが書いたと言われていることから予言自体もヒトの手によって行われた可能性が高い。一般の魔導生物たちには知られていないようで、預言書にもその存在は記されていない。ファシェヴィロスはカーバンクル公が予言の書そのものではないかと考えている。

  • 七章のOPには「予言の日」という言葉が登場するが予言の書と関係があるのだろうか。

各章の最後に告げられるペ=パプの「大いなる予言」との関連性は不明。
 
サー=ヴァル暗黒卿とカーバンクル公の行く先では預言書にない事態が度々発生している。カーバンクル公が予言の書だった場合、予言の書が預言書の内容を覆していることになる。ここから推測すると、予言の書には神(もしくは神々)が支配する世の終焉が記されていたのではないだろうか。あるいは予言の書を記したヒトと神は対立関係にあり、ヒトは神に対して叛逆を企てていた可能性もある。先述の預言書の改竄も預言書を信じる魔導生物に計画を阻止されないようにカーバンクル公の存在を隠すのが目的だったのかもしれない。いずれにせよ、現段階では情報が少なすぎて全てが推測の域を出ない。

関連項目

預言書のフェイス
アカシックレコード