用語/魔導生物

Last-modified: 2019-03-16 (土) 09:52:29

概要

 
高らかに微笑み、
…殺意に身を任せ嘲笑えば 盟友 (魔導生物)
──OP(第1章後編)より

 【ジャパエデン】の至る所に存在を維持する魔獣(ケモノ)。その生態や姿は数多あるが、基本的には【人類】と【クリーチャー】の良いとこ取りした能力を持っている。【魔導生物】の中には神の祝福を受ける者や、【神々】すらも軽く凌駕する力を持つ者、【召喚獣】も存在する。
 繰り返される無間の刹那を知覚しているせいか、総じて心を無くしており殺意を除いた感情が摩耗し枯れ果てている者や発狂してしまっている者が多い。悲惨な過去を経験している者が殆どというのも関係しているかもしれない。カーバンクル公と関わる事で僅かながら心や感情が蘇る可能性があるようだが、その理由は不明である。
 大半が【帝国】関連の組織・【神羅】等の巨大な派閥に属している。しかしこれらを抜けたり離反している者も数多く存在し、総じて穏やかな生活を送っているとは言い難いようだ。

 

 中には元人間や別の存在から【魔導生物】になった記憶をもつ者も存在するが、「幸せだったあの頃」と口にする当たり【魔導生物】と化するのは必ずしも喜ばしいこととは言い難いようである。

 

 魔導博士によれば、その正体は「魔物が預言書の原型を作ったヒトの変異種"ドグマ"化したもの」。しかし一方で、度々ヒトを蔑むような発言をしたり、食人行為に抵抗を抱かないなど魔導生物達はあくまでも自分達をヒトとは別種の存在と考えている模様。

 

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メタ的な解説

 「フレンズ」をノムリッシュ翻訳した言葉。
 「友達」といった和やかな原語から一転、穏やかならざる雰囲気を感じさせるクリーチャー然とした語である。実際、本作における彼女たちの言動は上記のOPにもある通り殺意や敵意を剥き出しにした殺伐としたものが非常に多く、本作独特の荒涼たる世界観の構築にも大きく寄与している。
 また、何らかの非倫理的実験によって現在の姿になったと思しき発言をしている者も存在しており、その正体にはまだまだ謎が多い。

 

なお、FFの世界にはモンスターの分類として『魔生物』というカテゴリーが存在するが、関連は不明。とはいえ作品によって定義は様々で、強いて言えばFF14における「魔法によって誰かに生み出されたか、魔力によって何かが変異したか、魔科学の産物かのどれか」という定義は我々の知る「魔導生物」に近しいものと言えるだろう。
ちなみにFF6に登場する魔法生物は皆、MPがゼロになると消滅するという特性を持っている。一方、けものフレンズにおいてサンドスターが切れたフレンズは元動物に戻るという。これは……?