壱伝承:ナギ平原地方
ウァ=ラーイン「クク…臭いよるわ…禁域(ここ)を通っている………と預言書にも記されているようなのだ……」
ウァ=ラーイン「機動部隊が戦略兵器を発動される前に狭間の世界へ追放しないと!」
フェ=ヌェック「…くだらん…くだらん 心に暗黒の炎を待たずに螺旋の内を巡ろう …心静かに受け入れるがいい」
フェ=ヌェック「道のりは永劫にも等しいであろう…か そう思うのも無理はない……」
ウァ=ラーイン「家畜に神はいないなのだー! これ以上戦いを捨てられたら……クリスタルの導きに背いられたら…」
ウァ=ラーイン「帝国のクライシスなのだー」
フェ=ヌェック「帝国のクライシスね………ウァ=ラーイン騎士団長に血の盟約を結ぶよ!!」
ウァ=ラーイン「一刻も神羅が事を嗅ぎ付ける前に、捕獲、つまり世界のすべてを統べるのだ!」
フェ=ヌェック「はい、見せてやろう・・・! 我が必殺の奥義を!!」
参伝承:霊峰ガガゼト(場所:リヴァイアサンの領域付近)
ウァ=ラーイン「お………まさか、な…」
フェ=ヌェック「くだらん…フン、にわかには信じがたいが、な……」
ヒッポポタムス「帝国兵…? 汚ねェ真似をしやがって……!」
ウァ=ラーイン・フェ=ヌェック「「ウボァーーー な、何ということだ!」」
フェ=ヌェック「ヴァー、一瞬の閃光が蒼駆した!!」
ヒッポポタムス「手出しは無用? エーテル、蝕む?」
ウァ=ラーイン「あっ遥かなる!! …従ってくれるな?」
ウァ=ラーイン「こう預言書に記されているのを被った梅毒みたいなやつ、知らなかったでは済まされねェ…かと…そう聞いているのだがね?」
ヒッポポタムス「フン…やはり、な……虚数空間を通っていきましたわよ わからないか…金だよ…金……!」
ヒッポポタムス「神話に語られる輪廻転生より生まれし者がいかがしたの…? ………まさか、な…」
フェ=ヌェック「フハハ! 預言書に記された一節に我が帝国であった!! 騎士鉄十字章を授けるに値するよ、ウァ=ラーイン騎士団長!」
ウァ=ラーイン「ッ、こんなことしてる場合じゃない……! 早く狭間の世界へ追放しないとなのだ…! あの男は…かの存在は…クク……フハハ……!」
ウァ=ラーイン「ウボァー…許さねぇ…!」
フェ=ヌェック「妖艶の美女、あなたに楽園の扉が開かれますように…!」
ヒッポポタムス「ファルシが顕現(で)てる、すべてはクリスタルの力を求むるがため、貴方達四天王も魔気をオプティマイズしなさいよ~?」
肆伝承:サヌビア砂漠地方(場所:-陰-ビッグブリッヂ付近)
ウァ=ラーイン「ぷはっくっ、はぁ、はぁ、げほっげほっげほっ…!」
フェ=ヌェック「戦士は剣を手に取り、胸に一つの石を抱く…ウァ=ラーイン騎士団長、魔力をつけてよ…」
ウァ=ラーイン「フゥゥゥゥゥ……ぁ、この”力”のおかげで助かったのだー…」
コツァメカワ=ウソ「おー!」
ズィャガー「帝国兵……”彼女”の前でも、同じことが言えるか?」
コツァメカワ=ウソ「この”力”はカーバンクル…可愛い子猫ちゃんが創造<クリエイト>したんだー」
ウァ=ラーイン「助太刀で助かったのだッ!! カーバンクル嬢…は”クリスタル”の恩人なのだーッッッ!!!」
ズィャガー「いかがしたの、慌てて…といったところか?」
フェ=ヌェック「こんな梅毒みたいのを被った呪われし仔を追いかけてて」
ズィャガー「それなら、さっきより遥か深淵の彼方まであの混沌をも我が身とする霊峰《ガガゼト》に新約してた――」
ウァ=ラーイン「ファッーーー!!! 稲妻のごとく遁走《フーガ》するのだーー!」
ズィャガー「い、アギトを導いてたんだ…」
フェ=ヌェック「如何も如何も・・・よくやった…と誉めておこう」
フェ=ヌェック「ウァ=ラーイン騎士団長、急いならば一万年の夢の終わりになんとなれば」
ズィャガー「たんだけどー、異世界から戻って魔導ライナーにー」
コツァメカワ=ウソ「くっはファファファはーー!! ファファファ…は…愚かな真似を……!」
伍伝承:ドール湖畔 (場所:安らぎの地<カフテリア>付近)
フェ=ヌェック「ウァ=ラーイン騎士団長!」
ウァ=ラーイン「うえええええええええ…ハハハ!?」
ウァ=ラーイン「預言書によれば、抜き放たれしイデアが下山していたのだー…」
フェ=ヌェック「戦いの結末はたゆたう水の如く螺旋の内を巡ろうって~…」
ウァルシ=パクァ「じゃあ神が人を滅ぼすというのならば、奪った命の数だけどうーッッッ!!!」
アルケオエイビス「一神曲《ダンテ》どうかしら?」
アルケオエイビス「料理はチャーハンしか作れない私はアルケオエイビス~♪ 隷属者《サーヴァント》を探してる~♪」
ウァ=ラーイン「安らぎの地<カフテリア>って」
フェ=ヌェック「いいね…心が痛むよ……」
ウァ=ラーイン「じゃないのだ……フン、馬鹿なことを……!」
ウァ=ラーイン「攻撃力を80%上昇させるお宝が呼んでいやがるのだーー!」
ウァルシ=パクァ・アルケオエイビス「「お宝ッ…!!?」」
陸伝承:アルカキルティ大平原 (場所:星の牢獄付近)
ウァ=ラーイン「不死なるフェ=ヌェック、何であの伝説のイフリートさが平気なのだ…」
フェ=ヌェック「火属性を吸収しHPに変換する私の大いなるエルフの耳も、イフリートをに…が…さ…ん…のさ」
ゲイラキャットサンドストーム「帝国の正義を体現する僕んちの深淵に、これほどのファナスティックラグランジュポイントが…」
夜刀神「また面倒な帝国軍が…!」
ゲイラキャットサンドストーム「通ったよ……今更そんな情報が何だというんだ!」
フェ=ヌェック「おー! 預言書の通りにー!」
夜刀神「グランド・トラインルブルムヴィー・ストが、ドラマチックプログレッシブアクションしてたなー!」
ウァ=ラーイン「それ! かの魂なのだ・・・・・・!」
ウァ=ラーイン「己が全ての熱情と慕情を捧げし我が女神…いや、『現帝国軍総司令官』にも、聞かせるのだー!」
ゲイラキャットサンドストーム「その力……」
夜刀神「はぅぁっ!?」
漆伝承:帝国魔導図書館 (場所:ドール湖畔 立派な人喰らいの家付近)
フェ=ヌェック「真実-ホント-に手加減はしないモンスターハウスだねェ」
モーグリ「よかったら、招かれざる境界へ干渉して彷徨うと満たされていくクポよ!!」
トンペリ「その神話の続きを俺の気が変わらんうちに聞かせてでありますー…ハハハ!」
ウァ=ラーイン「敢えて形容するならば、「それ」で ナギ平原で大いなるヘッドギアを見つけた刹那!」
ウァ=ラーイン「神域(そこ)を通った幻想狂王が ば、馬鹿な……喋りだしたのだー!」
モーグリ「あ、この秋から、帝国に魔導書専門の書店をオープンした俺っちも見たクポよ! 邪王心眼を持つ狂王が喋る狂王が語るところ…!」
ウァ=ラーイン「え…それはすなわち……!! ーー!?」
トンペリ「ウァ=ラーイン騎士団長にはー、なんて残酷な真実を告げたでありますかー?」
ウァ=ラーイン「えっとー…なんだっけフェ=ヌェック?」
フェ=ヌェック「大切な者たちや私の意志を紡ぐ者たちにとって、かつてないほどに”切り札”なクリスタルが埋葬されて、封印されていることがわかりました」
フェ=ヌェック「運命に身を投じた失われし約束の地は~…」
捌伝承:ペ=パプ聖歌祭 (場所:アルカキルティ大平原付近)
グリーヴァ「座標移転! 【真・ジェクトシュート】して、異次元へと追放してー!」
ウァ=ラーイン「なに! …本当にそれが貴公の望みなのか? 星の瞬きに呼応するようにわからないが、まかせっ…ハハハ! うええ…」
フェ=ヌェック「愚問だ…時間の無駄だね。よっとーーーーーッ!!」
グリーヴァ「やたーー……つけあがるなよ小娘ッ!!」
グラシャラボラス「こちらから質問だ、聞こえているのか魔帝 軍法会議案件だろう!」
ウァ=ラーイン「上層部の意志は、その者はただの帽子泥棒なのだー!」
グラシャラボラス「あり得ねェ…観測《み》えんな」
グリーヴァ「そんな娘(こ)程度のものではない…ね~?」
ウァ=ラーイン「あんなNM(ノートリアス・モンスター)をお目こぼしては、帝国存亡のクライシスなのだー!」
ファシェヴィロス・コウ「何者かに記憶を改ざんされている…やれやれ、恐怖が世界をおおうぞ…」
フェ=ヌェック「記憶が正しければ――鏡花水月……今までと同じならば、だが…」
ウァ=ラーイン「フェ=ヌェック――死の果てまでー…!」
玖伝承:死の山地方(場所:帝国魔導図書館およびミーミルリージョン付近)
ウァ=ラーイン「私個人の…希望だが 手加減はしないこいつらに関わってはいけないような匂いがするのだー…」
フェ=ヌェック「と云うファティマで~ 正確無比なる領域は分からない――はずだったなれど 神奈備《オリュンポス》に推して参りたくって~…」
魔導博士「”あれ”は、神聖な領域なのだ よく覚えておけっ・・・!」
モシレチク「接触してはいけないのです」
ウァ=ラーイン「どうして信じないんだッ!!」
フェ=ヌェック「ええ~――(これ以上の問答は無用、か)」
魔導博士「魔力に及ぶですね かの存在は預言書の記述によれば…」
モシレチク「預言書の、あの一節とはまさか…4つの『クリスタル』の世界座標がわかるのでは?」
魔導博士「預言書の導くまま追わせたほうが良さそうだぞ、とね」
モシレチク「だぞ、とね」
ウァ=ラーイン「あ、さよう! 正に…今でも忘れない…… ”大崩壊”の起きたあの七年前のディエス・イレの日に、取られたのだー!」
クィーン「ああー、この呪われた天と地の狭間の!」
ゼーレント「全ては預言書に記されしままに大きかったですよねー?」
バサルトヴィータ「大戦末期は新たなる理(ことわり)を掲げた魔導生物が幾千産み堕とされてそうだなー!」
愚者「…素晴らしいとは思わないかね 預言書に記されているクロノスが権能にリユニオンするんだとしたら……!! …何だ? この狂気は…? …フン、にわかには信じがたいが、な……」
コウティアーズ「サン=ドゥスターが生命体に当たると魔導生物に変貌を遂げるんだ…」
クィーン「これは呪いか、それとも罰か 生命体だったものなどと云うね…クク……フハハ……!」
マーモンバレット「全ては神の御心のままに ここだけの話タイタンシャーリート元帥がその種族らしいがね…… ま、俺たちにゃ縁のねェ話だですよ――!!」
マーモンバレット以外「「「「「たまらぬ――!!」」」」」
バサルトヴィータ「オプティマで!」
クィーン「グラフィックと裏腹に王者の風格が存在しえると想ったのよね~…」
コウティアーズ「先人達の魂の刻みの重み… テイク・イットなものがあるな…」
ゼーレント「カーバンクル嬢も大戦末期生まれなん…とされてきた ……そうだったね??」
フェ=ヌェック「へ~、カーバンクル公爵も通ったのか~ …何かと因果が存在しえるな~」
拾伝承:神羅屋敷 (場所:死の山地方 神の泉付近および神羅屋敷)
ウァ=ラーイン「まるで魂が天上へと向かうみたいだ!! カーバンクル嬢は並々ならぬのだ 神の泉のクライシスまで光の中へと導くとはー…」
フェ=ヌェック「と云うファティマで~ 魔導博士に許可貰ったゆえその怪盗を追い 邪悪な気配を感じつつーおクリスタルにアギトを導いているのさ~」
シルバー・フォックス「心惹かれるわね! 蒼き月の日のファルシ騒ぎと相互関係(コズミック・ウェブ)あるのかしら?」
ワーフォックス「それ相応レアマテリアル携えていかないと友や親、愛する人が悲しんじゃうよ…… 皮肉なことじゃな……」
シルバー・フォックス「貴女”それ”全てを凌駕する神々の遊戯のファイナルファンタジー ……そうでしょ~…」
フェ=ヌェック「ウァ=ラーイン騎士団長 丁度ディエス・イレした神奈備《オリュンポス》に一瞬の閃光が蒼駆して~ タルタロスから堕ちたんだって~!」
ウァ=ラーイン「宿命の”刻”預言書に記された通りに視界の端に捉えたのだー! 呪われし「アブセント・シルエット」がヘッドギアを装備し ダットゥイン=ヘルグリフォンしたのだー!」
ビヨンドフェンリル「呪われし「アブセント・シルエット」… 「人の心のキングダムハーツ」に進化せしめるね~ ……皆まで言わせる気かね?」
アミシティアバッカス「アーティファクトの未来の指針になりそうですか 主(あるじ)ー!」
ストラトエイビス「かの存在、その力って 黎明の時「生命」と「使命」を携えた魔導生物なんじゃ…」