クァール枢機卿

Last-modified: 2019-07-24 (水) 00:51:55

クァール枢機卿(真名:サー=ヴァル暗黒卿)

CV:HARUKA(VoiceText)

「やっと見つけたぞ・・・故郷を滅ぼした男よ!」
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種族

シュレディンガーの猫目
ガティート科
ケット・シー属
クァール
Coeurl

第一章前編にて、預言書のサー=ヴァル暗黒卿の項の記述が、部分的に改訂される事象が起こった。
直前にカーバンクル公とエンカウントしている事と関連性が…?

  • 抹消される直前の預言書の記述
     
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解説

 第三世界の母なる大地【ナギ平原地方】に存在を維持する者。エルフの耳とシェッポ、ユニコーンの角を持つ。カーバンクル公に名前を付けたのも彼女である。
最初はカーバンクル公を狙っていたが、ふれあう内に考えを変え、「もう血ではなく心で繋がった家族」と言うほどに至る。「己の信ずる道を歩めるならそれでいい」と【預言書】に背き、カーバンクル公に同行することを決めた。
ナギ平原地方の神々を凌ぐ力を持つ〈トゥラーヴル=メーカー〉・〈ブラッドフェンリル〉として、その勇名はマカラーニャの森地方にも轟いている。かつて【帝国】に忠誠を誓っていたらしいが、詳細は不明。【帝国】時代からの友人であるヒッポポタムス曰く、「オッティョコティョイン」。
【サヌビア砂漠】で出会ったゲイラキャットサンドストームは「預言書通りの神をも殺すドジの申し子」と評している。
好戦的だがとても仲間想いな性格でもある。
特にカーバンクル公に対しては上述の通り「血ではなく心で繋がった家族」とまで呼び、彼女の閃きには全幅の信頼を寄せ、隙あらば幸福と苦悩をもたらす者自慢をし、また彼女の身に危険が及んだ時や馬鹿にされた時は激昂する姿も見せる。
その為アルカキルティ大平原にて謂われなきスパイの疑惑をかけられたときは敵陣の真っ只中であろうとも啖呵を切り、魔導図書館にてカーバンクル公の命懸けの食物再拝錬金術を無下にされ、あまつさえ死罪を言い渡された際はかつてないほどの怒りを見せた。

 

得意技は、一般兵の五百倍の機動力を誇り、第三宇宙速度を超える足から放たれる跳躍宝具『次元跳躍』、および『白銀の爪牙(ズィルバー・ファング)』による一撃『地獄の爪≪ヘルズ・クロー≫』。また、『キ=ノヴォリス』『幻獣狩りリユニオン』なども習得している。

 

第九章にて最大HPが7800あることが判明。
死の山の吹雪(ブリザラとエアロラ)に中(あ)てられ、残りHPが4533となっていた。

メタ的な解説

ノムリッシュ翻訳されたサーバルちゃん。
原典と比べて殺意が高く煽り癖があるが、隙あらばカーバンクル公を「幸福と苦悩をもたらす者自慢」するなど、根は元ネタと変わらない。
また、殺伐とした台詞の中にしばしば年齢相応とも呼べる無邪気な口調が混ざることがある(メタ的に言えば翻訳漏れ)のが愛嬌を感じさせる。
感染性リモネシア症候群に疾患していたり愛する者や故郷を失っていたりと壮絶な過去をうかがわせるが……。
口癖は「「やっと見つけたぞ・・・故郷を滅ぼした男よ!」」で自称「気まぐれな子猫」。

 

「クァール枢機卿」「サー=ヴァル暗黒卿」の二つの名前を持っているが、視聴者からは第1章終盤の展開から「クァール」は通り名で、「サー=ヴァル」が真名であると推測されている。メタ的には、原語が「さん」付けと「ちゃん」付けで何故か訳語が変わってしまうため二つの名になり、原作の「サーバルちゃんって呼んで」がノムリッシュでは「サー=ヴァル暗黒卿」という全く違う真名を明かしたように見える。なお「サーバル」のみだと冒頭の引用画像や異説6章②の自己紹介のように「クァール」の方になるようである。カーバンクル公以外では、第2章前編での邪王真眼を持つ狂王フォッ=サが、サーヴァ=ルシキャットゥ(「サーバル」+「キャット」)と呼称している。

 

【クァール】は、FFシリーズでは豹のモンスターとして登場。作品によって『クール』と表記揺れする。

関連項目