裸ワイシャツ

Last-modified: 2013-08-28 (水) 21:49:41

読み

はだかわいしゃつ

意味

女の子のコスチュームの1つ。裸の上にワイシャツだけを着ている状態。または、そのシチュエーションをさす事もある。下半身用の衣服はつけない。
エロ要素や萌え要素を多く含む。
生地の薄いワイシャツから、肌の色が透けて見えるところが重要。下着着用の場合は、透けて見える下着も欠かせない要素である。

裸の上にワイシャツというスタイルだけでなく、下着の上にワイシャツだけというスタイルも「裸ワイシャツ」と呼ばれる。
次の下着は、ワイシャツの下に着けていても「裸ワイシャツ」となる。

  • ブラ
  • ぱんつ*1
  • スク水

いわゆる下着用のシャツの着用は、仮にノーブラであったとしても裸ワイシャツとして認められない。
崖下紳士にはドロワ好きが多いが、裸ワイシャツを語る時にドロワは出てこなかった。様式美のひとつと考えられる。
下着の他にもアクセサリー類が付属することはあるが、基本のスタイルを保っていれば裸ワイシャツとなる。

ワイシャツとは

固めの襟とカフスが付いている、前開きのシャツのこと。前の合わせはボタンで留める。
白または淡色系の色が使われることが多い。
素材には綿,麻,ポリエステルが使われる。絹を使用したものもある。
長袖でカフス付きのものが本来のスタイルだが、夏場用に半袖のものもある。

通常、襟元をネクタイでとめる。
一般的なネクタイの他に、細めのリボンタイや蝶ネクタイが使われることもある。ビジネスやフォーマルな場では着用が必須とされることが多い。
日本では、夏の暑い時期にはジャケットとネクタイを不要にしようという「クール・ビズ運動」「ノーネクタイ運動」が流行っている。しかし、一般的のワイシャツはネクタイの着用を前提としたデザインになっており、ネクタイなしではだらしないスタイルになってしまう。ノーネクタイにする場合は、ネクタイなしでも通用するようなデザイン(開襟シャツや襟元に2ボタンを使用したものなど)を使うようにしたい。
余談だが、ボタンダウン(襟の先端をボタンで留めるもの)は、スポーツのときに襟が風でめくれないようにする為のもの。カジュアルなスタイルのため、フォーマルな場では適さない。

ワイシャツという呼び方は、この衣類が日本に入ってきたときに「white shirt」の発音が「ワイシャツ」と聞こえたことからこう呼ばれるようになった、というのが定説となっている。そのため、この名称は和製英語であり、英語圏では通用しない。英語では、単に「shirt」だけ、または「dress shirt」という。
その由来から考えると「Yシャツ」という略称や「色の付いたワイシャツ」は不適切な使い方といえるが、一般的に使用されている。

ワイシャツは、元は下着として着用されていた。上にジャケットを着るスタイルが正装とされるのはそのため。
また、ワイシャツの前後のすそが長いのは、下着として使用されていた頃にシャツのすそで股間を覆っていたことの名残である。

ワイシャツの種類・形状による違い

男性用

着ているワイシャツが男性用のものという設定は多い。「普段は着ていない服を着ている」ということが、妄想やシチュエーションの幅を広げるためだと考えられる。
なぜ男性用のワイシャツを持っているかという点は、「親しい男性から借りた・貰った」というものが多い。親しい男性には、恋人や兄弟などがある。

「大きなサイズのものを着ている」ということを表現するために、男性用を着ているとすることもある。この典型が、「パジャマがわりに大きめのサイズとして男性用ワイシャツを使っている」という設定である。

女性用

普段から着ているワイシャツで裸ワイシャツになる場合、当然ながら女性用のワイシャツを使うことになる。左右の合わせ,襟やボタン部分のデザイン,ワイシャツの色などで、女性用ワイシャツは表現される。明るい色使いをしやすいため、ライトな雰囲気を出すことが可能。

普段からワイシャツを着ている場合、不要な部分を脱ぐことで自然と裸ワイシャツになるため、日常の延長として裸ワイシャツになったというシチュエーションが多い。
「ラフな格好をしている」「無防備な姿を見せている」という表現や、「人目が少ない場所ではだらしない格好をしている」と見せるときに良く使われる。

また、「親しい女性の友人から借りた」という設定もあり得る。百合なシチュエーションに展開しやすい設定である。

なお、ブレザータイプの服を着たキャラは、たいてい内側にワイシャツを着ているため、ほぼ確実に裸ワイシャツイラストが描かれることになる。

中入れ用

すそをズボンやスカートの中に入れるタイプのワイシャツで、両サイドに比べて前後のすそが長いのが特徴。一般的なワイシャツはこの形状である。
前後のすそが長いため、下腹部やお尻の広い範囲がワイシャツで隠れることになる。もちろん、それこそが重要なポイントである。

両サイドの長さは他の服と変わらない。そのため、ぱんつをはいている場合は、両サイドからぱんつの布地が見えることがある。ぱんつの両サイドをレースにしたり、ひもパンの結び目を見せたりして、アクセントにすることもある。

前後のすそは長いが、異なるデザインがある。
両サイドより少し長いという程度で、股上くらいまでのもの。ぱんつをはいている場合は、大部分はワイシャツに覆われているが、ワイシャツのすそ下とふとももの間から、わずかにぱんつが見える。
かなり長めで、すそが股下まであるもの。ここまで長いと、大きめのワイシャツを着ていることになる。ぱんつをはいている場合は、ぱんつの前後を見ることはできない。それでも両サイドから、ぱんつの布地は見えることがある。なお、立った状態でも下が見えないため、成人指定でなくても、ぱんつをはいていない率が高い。

外出し用

ズボンやスカートの外にすそを出すためのワイシャツは、前後のすそがあまり長くなく、両サイドと同じくらいの長さでデザインされている。
そのため、ワイシャツのすその下は、ほぼ均等に見えることになる。
見える範囲が広くなるが、裸ワイシャツ嗜好では見えるか見えないかの境界が重要であるため、完全に見えてしまうのはあまり好まれない。そのため、外だしデザインのワイシャツでは、ぱんつ着用のことが多い。

すその長さは、ぱんつの上のラインより短いものと、ぱんつの広い範囲が隠れてしまうやや長めのものがある。
短めのものは、当然ながらぱんつ丸出しになる。

すそが股下まである長いものは、シルエットがワンピースに近くなるため、裸ワイシャツっぽくなくなってしまう。そのためか、あまり見かけないスタイルである。

ワイシャツのサイズによる違い

小さなサイズ

身体のサイズに対してワイシャツが小さい。
布地が身体に張り付くため、体のラインが現れやすい。ボタンをとめると、体を締め付ける感じになる。

このサイズの裸ワイシャツは、おっぱいが強調されることが多い。
サイズの小さなワイシャツにおっぱいがむっちりと押し込められるので、胸のふくらみと谷間がはっきりと現れる。より谷間を強調するために、襟元から胸にかけてのボタンをはずすこともある。

サイズが小さなワイシャツを普段から使っているとは考えにくいので、ワイシャツ誰かから借りている可能性がある。

丁度いいサイズ

身体に合ったサイズのワイシャツ。
無理な締め付けなどがないため、自然な体のラインがでる。下着をつけていてもラインが崩れない。

丁度いいサイズのワイシャツは、本人が普段着ているワイシャツの可能性が高い。

大きなサイズ

着ているワイシャツが身体より大きい。
ゆったりとした着かたになる。体のラインはあまり見えない。袖やすそが長くなるため女の子が小柄に見え、かわいらしい見た目になる。前後のすそが股下まであることもある。

大きなサイズのワイシャツは寝巻き代わりに使われることがある。男性用のワイシャツを着ている場合もある。


*1 ズボンのことではない。