真岡

Last-modified: 2020-03-14 (土) 13:08:46

眞岡市(まおかし)


ページ眞岡市
所有者ryu
地方樺太地方
都道府県樺太道 真岡支庁
人口人口を参照
面積面積を参照
人口密度面積に海を含む時226.06人/km2
陸地面積のみ552.96人/km2

概要

樺太島南西部に位置する市。真岡地区の政治・経済の中心であり,道外や海外とを結ぶ眞岡港を擁することから,樺太の玄関口としての役割を担っている。周辺自治体と眞岡都市圏を形成しており、眞岡市はその中核都市である。
市制施行直前の人口は53,941人と町の中では日本一であった。面積は238.58km2となっているが,これは海も含んでおり,陸地のみの面積は97.55km2である。また,山地が8割~9割占めているため,可住地面積は10km2ほどである。このため,実質の人口密度は約23,901人/km2となり,東京都心を超える人口密度である。
市制施行直前,人口は単独市制の条件を満たしていたが,市街地面積は単独市制施行の条件を満たしていなかった。山地が多いこともあり,特例での単独市制施行を目指していたが,2019年11月30日に市への昇格が特例で認められた。戦前は「眞岡町」だったが,樺太返還と同時に「真岡町」に改称。その後,市制施行する際,栃木県真岡市と名前が被るという理由で,市制施行と同時に「樺太真岡市」に改称したが,名前が長いことなどの理由で戦前に使われていた「眞岡市」に改称した。これにより「真岡」が使われていた市内の施設の名前が「眞岡」に改称された。人口増加率が非常に高く,可住地面積も少ないことから高層マンションの建設が進んでおり,中には高さが90m近い高さのものもある。
市内にある眞岡港は戦前から日本最北の不凍港と言われている。樺太の経済・政治・文化の中心である豊原に近いことから,樺太の玄関口となっており,国内外から観光客が訪れる。そのため,商業が発達し,港周辺では大型商業施設の誘致が進んでいる。将来的に観光客数は増加すると見込まれており,それに対応するため,眞岡港の拡張工事が行われている。
観光業については眞岡地区に王子製紙工場跡、池ノ端地区にスキー場、手井地区に手井鉱泉がある。また、市街地の東の山に展望台と商業施設を兼ねた電波塔を設置する計画がある。
現在は、再開発や山側の開発が進んでおり、人口が急増している。渋滞の解消のため、最近では市街地の西側の港湾地域を通る「眞岡道路」が完成した。その他にも、市内にトラムを通す計画や市街地の東側に高速道路を通す計画、樺太西線や豊眞線の複線化の計画もある。

観光地

◯景勝
・宝台ループ線
・豊真峡(豊眞峡)
宝台ループ線から見る豊真峡が絶景であると有名。
・熊笹峠
峠の頂上からは間宮海峡が見える。

◯建物
・王子製紙真岡工場跡(王子製紙眞岡工場跡)
1919年から1990年代まで操業していた。現在は観光地化するための工事が進められている。

施設

・眞岡港
戦前から日本最北の不凍港と言われている。樺太の経済・政治・文化の中心である豊原に近いことから,樺太の玄関口となっており,国内外から観光客が訪れる。そのため,商業が発達し,港周辺では大型商業施設の誘致が進んでいる。将来的に観光客数は増加すると見込まれており,それに対応するため,眞岡港の拡張工事が行われている。
・眞岡池ノ端スキー場
樺太初のスキー場。眞岡市街地や豊原から電車1本で行けるため,観光客に人気。
・手井温泉(手井鉱泉)
眞岡市の南部、手井地区にある温泉。現在、温泉水は手井の旅館やホテルに供給されているが、湯ノ沢地区にも供給予定であり、現在工事中である。
・手井沢貯水地(手井沢ダム)
眞岡市南部を流れる手井川に建設されたダム。戦前は市内にあった旧王子製紙工場に供給され、工業用水として使われていた。他にも民家などにも供給されていた。現在も手井地区にこの水が供給されている。

航路一覧と運行状況

航路運行状況
国内線眞岡~本斗~稚内本斗港への寄港を中止
眞岡~稚内~小樽~秋田~新潟~舞鶴通常
眞岡~函館~青森通常
眞岡~野田~泊居~恵須取~名好泊居以北は休止
眞岡~大泊休止中
国際線眞岡~ウラジオストク通常
眞岡~ワニノ通常
眞岡~小樽~新潟~釜山~東海~ウラジオストク~眞岡通常

交通

・JR樺太西線
・JR豊真線(豊眞線)
・市内バス

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