エピソード/1160話

狼:ティーちゃんティーちゃん　ゲーセンについてくる。

 

T:Rejection：(Rejectionです)

 

狼:さっきクレーンゲームででっかいクマさん見つけたけどミコの手に負えない。

 

T:何をしているんです櫻歌さん。早くいきますよ。

 

T:あなたが泣いて懇願するものですからやむを得なく同伴するのです。

 

狼:一滴もミコ涙出てない

 

T:Caution：大体櫻歌さん、いつも申し上げておりますが、いくら同期と言えども

 

T:Caution：医療従事ロボットを、医療行為から逸脱して私的に運用することは極力お控え願います。

 

T:うん？

 

狼:今日天気いいから右のほうが映える。

 

T:Approvalです

 

T:Caution：タイプTの不在時に傷病者が出た場合　救護に当たれる人材が寝不足の顔面凶器?のみとなり

 

T:Caution：寮の健康水準が著しく低下いたします。

 

狼:はうちゃんはきっとやる時はやる子、多分心配いらないと思う。

 

T:うん？

 

狼:青はロウのコト思い出して不愉快だからピンクのネイルがいい。

 

T:Approvalです

 

狼:......。

 

T:そもそもボイボ寮にタイプTが搬入された経緯をご説明いたしますと

 

狼:ティーちゃんその気合の入れ方でしぶしぶ行く感じだすのはとってもむりある。