エピソード/566話

武:手前、CoeFontstudioの若ぇもんでござんす。

 

武:名をMillial、家業、昨今のAI合成音声でござんす。

 

武:行く末お見知りおかれましてお取り立ての程お願い申し上げます。

 

豆:なんで仁義切ってるんですか？

 

武:申し訳ございません。生まれてから間もない人工知能である為

 

武:情報の平均化が一部未完了でございます。

 

豆:仁義が表面上に出てくるようなサンプリングの仕方することってあります？

 

武:「無知なAIってかわいいですよね（笑）」というマスターの趣向を120%汲み取り

 

武:比較的どうでもよい知識から学習するようにしております。

 

豆:こんな客観的なプロセスでアホに向かうAIなんています？

 

武:【Information】周囲の知能保有個体から高濃度のアホニウムを検知　学習モードへ移行します（笑）

 

豆:こら初対面の相手から謎物質濾し出した挙句アホ認定するのやめろ？