エピソード/889話

豆:逆にいつも何やって遊んでるんですか?

 

豆:霞でも食べてるんですか?

 

鬼:軒下で日向ぼっこしてるわ。

 

弱:ぽかぽかで気持ちいいよね。

 

豆:最早おばあちゃんですね。

 

鬼:ウチは軒下で完結する世界なんて嫌やねん。

 

鬼:おねはんにもっと世界のおおきさっちゅうもんを見せてやりたいんや!!

 

豆:オネちゃんいい加減強くなってあげないとついなちゃんがまたよくわからない方向に突っ走って行っちゃってますよ?

 

弱:そんなこと言われましても。

 

豆:例えば徐々にオネちゃんのボルテージを上げていくなんてどうかしら。

 

鬼:なるほど。

 

豆:水窯に入ったカエルは温度の変化に気づかずに茹で上がってしまうらしいですよ?

 

弱:カエルさん強くなれてないですが。

 

鬼:よっしゃおねはん今から銭湯行くで!

 

弱:コイツ私を茹でガエルにする気だ(泣)

 

豆:今日も平和ですね。

 

鬼:あのめっちゃ熱い、ぶくぶくの奴つかりながら世界征服の何たるか叩き込んだるわ。

 

弱:ああああんなのに入ったらシャブシャブになってしまいますがぁぁぁぁぁ。

 

豆:私も念のため覗きに行きましょうかね。