エピソード/998話

猫:目玉焼きは卵を焼けばできるにゃ！

 

茜:できるはずなんやけどなぁ。

 

茜:なんであなたがフライパンを握った瞬間私が天井に突き刺さる運びとなったんですかねぇ。

 

猫:来果、卵焼きはホームランになっちゃうけど親子丼なら完璧にゃ。

 

茜:何でより高いハードルを越えていくねん

 

猫:まずは、ご飯とやきとりとのりたまのふりかけをもってくるにゃ。

 

茜:焼き鳥は塩とタレどっちのがええんや。

 

星:うわ、なにこれまたコンロあかんなってるやん。

 

茜:ああ、あかりちゃんいらっしゃい　そこら辺に炭化卵白の破片あるから摘まんどいてもろてね。

 

星:じゃあ、その茜ちゃんの旨のあたりに媚びれついてるウェルダンのやつを一つ。

 

茜:よし今すぐ引っこ抜けお前のことを炭火焼のテリヤキチキンソテーの黒焦げにしたるどら焼きゴrr

 

[電子レンジのベルのような音]

 

[フローリングを走る足音]

 

猫:みてみてみてできたにゃ!来果特製ジェネリック親子丼。

 

星:それはご飯と焼き鳥とふりかけって言うんですよ　全然温まってないし。

 

猫:にゃにゃ!?