本作「5」は基本システムを前作「4」「4SP」からほぼ踏襲しているものの、細かい部分では色々と差分があります。
購入前の検討や仕様変更箇所の注意点として参照してください。
前作から改善・便利になった要素は青字、劣化・不便になった要素は赤字になっています。
システム
- ロード時間は前作から大幅増加。
- データロードで約25秒。マップ切り替えで約5秒。町などでは直前に居たマップはキャッシュされる。
- セーブデータを保存したマップでデータロードしても時間短縮はない。結果リセマラは非常にやりにくい。
- Steam版であればスペックの高い環境でプレイすることでロード時間は早くなる。
- データロード直後は約10秒ほど動作が不安定になる。
- メニュー画面からセーブデータのロードがどこでも可能。
- オートセーブ機能あり。特定マップへ移動すると自動的にセーブされる。
- セーブデータスロットは手動で20個、オートセーブ枠で1個の計21個。(4SPと同等)
- 時間経過の速度はリアル2秒でゲーム内時間1分。(前作は1秒で1分経過)
- 5:59までに寝れば風邪をひかず、睡眠成長スキルも成長する。(前作では0:59までに寝る必要があった)
- 水上は移動不可(前作では装備によって水上を移動可能)
- 流星の天候が追加。
- 前作におけるタイフーン出現もこの天候での登場になっているので、台風のメリットが無くなった。
操作性・UI
- キャラの頭身ゆえか、モーションが全体的に遅くなった。
- 落ちているアイテムの自動取得機能が追加。
- 資材入れへ木材・石材の一括投入が可能。
- Lボタンポケットから装備がワンボタンで装備可能。
- 武器と農具を同時に装備できる。十字キーにて瞬時に切り替え可能。
- Lボタンポケットのカスタマイズ機能の追加。(Lポケットに表示させるアイテムを自由に設定できる)
- ルーンアビリティの装備枠が6つに増加。(前作は4つ)
- 街の各ポイント、ダンジョン入り口、ダンジョン各階層へのファストトラベル機能が追加 (エスケープ魔法は廃止)。
町の生活
- 前作で販売されていなかった一部品目が買える。(花屋で各種ドーピングアイテムが購入可能)
- 「薬湯のお風呂」「予防接種」などの施設機能の追加。(町の施設参照)
- 前作のトゥーナのように、出荷した収集品をランダム販売してくれるキャラクターはいない。
- 店員となる住民を連れて店内で会話をすることでの強制営業はできなくなった。
- おみせを出店してアイテムを販売するシステムは廃止。
- 施設や収納箱などを最後まで拡張するのに必要な石材と木材の数が大幅増加。(例:冷蔵庫の6段階目の拡張に石材3000個と木材10000個が必要)
- いくつかのメイキング(前作のオーダー)が廃止。(観光客を呼ぶ、ゲストキャラに毎日来てもらう、畑に枝、切り株を呼ぶなど)
交友・恋愛
- 住民のコミュニケーション動作の減少。(食べ物などを担いで歩く、誕生日などにすれ違うと特殊ボイスを発する、などがない)
- 住民のシナリオ同行時の台詞はない。
- 住民の日常会話に差分はない。(子供が生まれると台詞が少し変化する、などが廃止)
- 住民との日常会話は仲良し度に依存せず、そのキャラとの総会話数によって変わるようになった。
- 住民との日常会話はローテーション方式からランダム方式に変更。
- 恋人(配偶者)の呼び方・呼ばれ方は後から変更不可。恋人時の呼び方を継続することは可能だが、「あなた」など無難な呼び方には恋人時にしか選べないものが多いので要注意。
- サブイベントがランダム発生から発生地点に移動して任意で起こす方式に変更。また、お祭り日でも発生する。
- サブイベント発生中でも住民が仲間から離脱しなくなった。ただし、内容によっては離脱する。
- 新たに「告白前恋愛イベント」が追加。嫁候補・婿候補にそれぞれ3つ用意されており、3つ全て終わらすまでたとえ仲良し度10であっても告白は成功しない。
- 恋人をデートに誘った日と当日に仲間に誘えなくなった。
- 子供が3人まで生まれる。(仲間に連れて行けるのは1人まで)
- セーブデータロードによるランダム依頼の更新はない。
- アップデートで「同性婚」が可能になった。
- 仲良し度の高い住民が、自分から冒険に同行してくる確率があがった。しかも今作ではお祭り最中であっても同行して来る(お祭りに参加している最中は流石に同行して来ない)。
バトル・モンスター
- 仲間が3人(匹)まで同行可能になった。(前作では2人まで)
- Seedサークルアクションの追加。敵の動きを止めつつアイテムを奪ったり、1日限定で同行させられる。
- 仲間との連携技の追加。
- 武器の奥義発生時の無敵削除。モンスターの攻撃を受けるとキャンセルされる。
- モンスター騎乗時、飛び道具系の攻撃を繰り出した時、RPを消費しないようになった。その代わりモーションの省略が無くなった。
- 今作からモンスターにもよるが、2人騎乗が可能になった。
- 壁に叩き付ける演出が削除。
- ゲートからのモンスター出現頻度は低下。
- 一部ボスモンスターのアイテムドロップ率が極端に低い(0.1%など)。(一応「レアなあきかん」の強化でドロップ率を上げることは可能、詳細は小ネタページ)
- エスケープを利用したボスモンスターの同日中の複数回討伐が出来なくなった。
- 後述のランダム生成ダンジョンが存在しないこともあり、ボスモンスターのドロップ集めが非常にやりにくい。
- 3Dモデルの描き直しでモンスターが本来の公式イラスト準拠の造形となった。(バッファモー系やパァムキャット系は特に顕著)
- 前作で登場した妖精種のレッド・ブルー・イエロー・グリーンのうち、グリーンだけが登場しない。
- モンスターへのプレゼントでサイズ変更や状態異常攻撃付与などのカスタマイズは不可。能力アップのみ可能。
- ボスモンスターを仲間にする際、、今作では割と入手難易度の低いアイテムが多い。
- 今作ではモンスターの系統が減少。
- シナナサ草の入手率が大幅低下。
- 序盤~中盤からの気絶攻撃モンスターの登場。
- 前作までは準ボス級のデスオークとボスであるセイレーンのみであり、どちらも(気絶対策が満足に行いやすい)終盤の登場だった。
- モブ隊員に救援を頼むことによる、戦闘時のピンチにHP回復or状態異常回復が自動で発生(1日1回?)
- 状態異常は自分で治せるものから硬直やスタンまで回復してくれる。
農作業
- 畑マスの総数は前作より増加。ファームドラゴンと呼ばれる拡張可能な畑マップが5つ存在する。
- クリスタルというアイテムが追加された。健康度の回復や成長速度の上昇が畑全体で一括操作可能。
- 季節畑が存在しない。これにより、色水晶や金の作物が育てにくくなった。
- トウモロコシや枯草で畑を耕す場合、複数個をまとめて置いて耕すと全て消費されてしまう。
- 畑マップの雑草・草・石・岩・木の枝・切り株の生成速度が増加。更に畑外にも発生するようになった。
- 斧/ハンマーが上位のものになることで、ドロップ数が増加。ただし同時に拡張に必要な個数も大幅増加した。
- ダンジョンの種および畑ダンジョンの削除。石材の入手手段が減った。
- 果樹は種を撒いた時点で2×2マスに変更、巨大化なし。(前作では1×1マス、巨大化させて2×2マス)
- 中盤に花屋がオープンするまで水和剤を含めた台風回避手段がない。
生産・装備
- 「一緒に料理」「一緒に鍛冶」「一緒に釣り」機能の追加。(詳細は個別のページ参照)
- 釣りで魚影に直接浮きを投下しても、魚影が消滅しなくなった。
- 魚影がない場所で釣りをしても、一定時間経過で魚が釣れる。
- 素材アイテムの変更によりいくつかのステータスの強化上限が低下。(例:知力は+178、吸収攻撃は3%が1強化の最大)
- 石、木の枝のカテゴリーの変更により武器の生産に使えなくなった。 (木の枝はその他に分類されている)
- グリッタ輝石の強化は4個で最大射程になった。(前作は6個)
- インビジ石が存在しないため、装備を透明化させることはできない。
- いくつかの装備が削除。(ツインネッギ、みずぐもなど)
やりこみ要素
- やり込んだ証となるスタンプ(トロフィーに相当)はメニュー画面から確認できる。
- 前作の「シアレンスの迷宮」のようなクリア後の高Lvランダム生成ダンジョンは存在しない。前作の「ルーンプラーナ」に相当するEXダンジョンはある。
- クリア後のメイキング(前作のオーダー)「姿を変える」で別の性別の主人公には変えられるが住人の姿にはなれない。
- クリア後のメイキング(前作のオーダー)でセーブデータの引き継ぎはできない。