RS2
【ゼラチナスマター】の上位種。ミジンコの一種が邪悪な気を受けて巨大化したものらしく、そう思わせる顔つきをしている。
上位種に【ベインパープル】と【ゴールドバウム】がいる。
打撃に対する防御力は高いが、同種の中で唯一完全防御ではない。
モデルになった生物の跳ねる動きに合わせて【キック】【体当たり】【チャージ】などで突っ込む戦い方を得意とする。
更に【石化】凝視まで使うなど、下位種に比べるとその多芸さに驚かされるだろう。
実にど~でもいい話だが、
スーパーファミコン ロマンシング サ・ガ2 基礎知識編には「 “巨大な目” でしかけてくる「凝視」をくらうと~」と書かれて
いる。
実際にミジンコの目は、複眼 (複数の目) が単眼 (一箇所に集まっている) になっており、正面から見ると “巨大な目” が
一つだけという生物なので、“巨大な目” という解説文は正しいと言えよう。
実にど~でもいい話だが。
RS2R
ランク9相応の敵だったが本作では【術法研究所】を建ててそこからアバロン【下水道】に乗り込むと、序盤にも関わらず堂々と待ち構えている。
場合によっては、初回プレイでもゼラチナスマターより先に出くわすこともある、まさかの経験者キラーとして驚きを誘った。
【詩人の洞窟】にもシンボルで生息している。
【敵勢力レベル】によって強さが変動するシステムとはいえ、厄介な行動の多さや巨大な無機質系特有の打撃に対する耐性は原作そのまま。
特に石化凝視は時期問わず危険な行動である。
無機質系故にあまり搦め手が通じないのも、その強さに拍車をかけている。
また術法研究所を建てると、1つ上のランクであった【ブロッブ】や水棲生物系の【グレートシザー】と【チューブウォーム】も同様に下水道で出現するようになる。これらも強敵で、セットで複数出てくると全滅も容易に見える。
これを逆手に取り、別名「下水送り」という【謀殺】にも利用される事も。その場合は【咬魚】がライバル。
その分、撃破時の技術点は非常に美味しく、閃き(勝利時の術修得含む)も中盤までに必要なものをガンガン習得できる。
ドロップ品もBP全回復の【万能薬】で一生腐らない。
余裕があればブロッブのドロップ品である【神酒】共々、【シティシーフ】の【アビリティ】でかき集めておくといいだろう。
ちなみに、原作の設定だとミジンコが変化したものだが、今作の図鑑の説明には「低空を浮遊する大きなスライム」と記述があり、原作での巨大化した微生物設定は無くなったようである。
肉弾戦要素は【体当たり】のみとなり、種族属性が【魚】ではなくなったため【ポセイドンシュート】の特効も狙えなくなった。
IS