RS2
【無機質系】のランク6モンスター。
半透明の身体の中に細胞のようなものが見える少し不気味な外見をしている。
大抵の場合は、格闘家イベントの際に【モンスターの巣】の中ボスとして立ちはだかる個体が初見となる。
無機質系の低ランクというと基本的に【HP】が低く、【皇帝】の【ライトボール】一発で全滅させることが可能なものが多いこともあり、国民的RPGの影響もあってか弱いモンスターという印象が強いものである。
その為、スライムだから大したことないと楽観視して挑んだプレイヤーを尽く全滅に追い込んだ危険な相手といえる。
まず、HPがこれまでの無機質系と比べるとかなり高い上、毎ターン【再生】していく。
そして、【打】属性、【冷】属性、【雷】属性については完全な耐性を持っている。
極めつけとして、ゼラチナスマターの放つ【電撃】である。
電撃は横一列に対する攻撃であるため、これまで同様【インペリアルクロス】で挑んできたプレイヤーは3人まとめて電撃で打ち抜かれることになってしまう。
電撃は性質上、序盤ほど威力が高いため、一瞬のうちに3人の味方が【戦闘不能】に追い込まれてしまうことも少なくない。
序盤の敵であることを考えると他の物理防御もある程度高いため、術法を使わないでいると、与えたダメージがどんどん再生されいつまでも倒せないということも普通に起こる。
……といった具合に初見殺し兼トラウマメーカーといって良い存在となっている。
対策は、まず電撃の被害を最小限にするために陣形を【フリーファイト】にすること。陣形の使い分けを覚えるための相手である。
次に、再生を上回るダメージ源を確保すること。武器で戦うならこの辺で【強撃】あたりを覚えているプレイヤーは多いと思われるが、ヘクターなどの腕力が高いメンバーでないと安定しない。
体術使いがいるなら【気弾】は絶対条件と言えよう。
【熱】属性に弱いため、【ファイアーボール】を基軸に戦うと難易度が下がる。
短期決戦を目指せればベストだが、戦線維持でダメージレースに勝てれば問題ない。序盤なら割と大人しいのでダメージ量で勝ればいずれ勝てる。
【ラバーソウル】があれば電撃自体をノーダメージまで持って行けるが、序盤だと【影】からのドロップアイテムで入手するしかないため、余程運が良くないと難しい。
名前はゼラチナス・マターであり、ゼラチン質の物体という意味であるのだが、よくゼラチナ・マスターと勘違いされる。
色違いの上位モンスターに【ゴールドバウム】が存在する。
リマスター版ではモンスターの巣中ボスということでか、アニメーションが存在するモンスターとなっている。
RS3
SSG
IS