RS2R
追加術の一つで、シリーズ通して見ても貴重な全体回復術。しかも状態異常治療も付いており、透明状態のキャラクターも回復可能。【アストラルゲート】は泣いていい
ただし、LPコスト無しで全体回復できる一方で、【戦闘不能】からの復帰はできないという、RPG全般を見れば普通だが、本作の回復手段の中では例外中の例外の特性を持っている。
強いて言えばこの点が特有のデメリットに当たるが、上記の破格の性能に加えて蘇生までできたらサガ3DSの【レイズラ】すら超える反則回復術になってしまうので妥当な調整であろう。
これを覚えられる時点で天の下級回復術である【月光】も覚えられるので、全体回復＋状態解除のこちらと単体回復＋蘇生のあちらを適宜使い分けたい。
属性的に単体回復の最高峰である【エリクサー】と同時習得できないのも悩みどころだが、エリクサーの術具である【大地の剣】を併用すれば両立可能。
また、風属性の回復術であるため地属性の地相で再生する【ダンターグ】の対策にもなる。
書は【氷の遺跡】の奥にある。
全体回復と蘇生を兼ねる手段として【火龍出水】があるが、こちらはレア武器である【赤水晶のロッド】の固有技で、活用には狂戦士耐性をつける必要があり、消費BPも大きいなど運用の点で差別化されている。
もうひとつの手段に【シャッタースタッフ】（回復）があるが、こちらは入手が一品物の【リバティスタッフ】の固有技かつ【装備品破壊技】でもあるので、ほとんど競合しない。
Ver.1.1.0からは【アビリティ】【傷薬全体化】が追加されたが、アビリティであるため一人しか使えず1戦闘2回限り、後半や高難度では【薬草の知識】の併用が前提となる。また、あちらは状態異常は毒しか治せないという違いもある。
敵では【ロックブーケ】の幻影も使用し、お供の【ラッフルツリー】共々回復してくる。この頃には3桁台の回復など焼け石に水だが、風地相が強化される点は多少厄介。
US
味方可
自分用
貴重なHP回復手段にして【時間凍結】と並んでベース術によって対象が変化する珍しい術。
何故かより高度な【メディテーション】をベースにした方が使いづらいという仕打ちが待っている。
自分専用の回復と言えば【集気法】や【克己】だが、本作の状態異常で完全に動けなくなることは稀なので、その分マシな環境とは言える。
とはいえ小回りが利かない事に変わり無く、精神異常解除も他と違って深刻な影響を及ぼす事は少ないので影が薄い。
術向きのパラメータでなくとも全快に近い回復量は見事だが、はっきり言ってオーバースペック。
それなら気絶や石化といった危険な状態異常を解除しながら、十分なHP回復量も期待できる【リフレッシュ】の方に軍配が上がるだろう。
SSG(緋色の野望)
1ターン詠唱・比較的低い消費BPでの全体回復なのだが、肝心の回復量があまりに物足りない。
状態異常回復効果についても、本作は基本的に状態異常を治療しつつ持久戦を展開するというバランス調整にはなっておらず、
詠唱に1ターンを費やすことを考えるとあまり使い勝手が良いとはいえない。