【大地の剣】

Last-modified: 2025-09-20 (土) 19:32:01

RS1

武器分類価格初級技中級技奥技秘技
細身剣(30000)【睡魔剣】
[3]
【石化剣】
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【大地生気法】
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【大震剣】
[15]
武器分類消費範囲射程属性カテゴリ威力対応する武器備考
細身剣技0敵単1武器力攻撃14大地の剣(1)必中
盾併用可

ニーサが自らの体から生み出した神剣であり、大地の力を自在に操れる能力を秘めている。
古代神と破壊神サイヴァの戦いにおいて自身の武器として生み出し剣にある幾条もの溝はサイヴァとの戦いで穿たれた傷痕とも、
サイヴァが倒されて古代神が世界を去った後に荒廃した大地の復興用として生み出したとも言われている。
 
非売品の一点もの。
ダンジョン【砂漠の地下】の奥地で【トパーズ】を手に入れ、それを持ったまま【地底人の町】にいる【ジェフティメス】に話しかけ、選択肢「【サルーイン】を阻止する」を選べば入手できる。
それ以外の選択肢を選ぶと、剣をもらえないばかりかジェフティメスに話しかけても反応しなくなってしまい、入手は不可能となる。
 
なお、この剣を所持した状態で地底人の町の宝部屋にいる男に話しかければ退いてくれるようになり、【ガーラルシューズ】を入手できる。
また、この剣を所持した状態でエンディングを迎えると、ジェフティメスが登場するパートが追加される。
 
細身剣としては攻撃力は最高。
比較的早い段階で入手でき、その時点では圧倒的な攻撃力を見せる。
素早いメンバーに持たせておけば先手かつ無消費で敵を倒す戦い方が容易になるので、以降のダンジョン探索の難易度も左右する。
【アイスソード】の早期自前購入を考えている場合はこの武器と合わせて素早い仲間ツートップにそれぞれ持たせればかなり磐石な体制が出来上がる。
また細身剣特有の通常攻撃必中効果は、【最終試練】【アルムアムト】戦で役に立つ。
 
ただ細身剣は器用さ寄りの成長傾向になるため、腕力の伸びがいいキャラに持たせないとその後の火力の伸び悩みが後になってやってくるだろう。
通常攻撃の火力目当てならその辺も考えて使い手を選びたい。
 
しかしこの武器の本質は、アタッカー向きではなく、ジャマーやサポーター的な活用にこそある。
ダメージを与える技のAP倍率だけ見ると通常攻撃と変わりないのである。
大抵のボスさえ低確率で有効な石化剣、果てはサルーインにさえスタンが効きうる大震剣と、戦術の幅を広げるに役立つ武器なのだ。
高いダメージを与えるだけが有用な武器とは限らないのだと、使いこなして初めて解るだろう。
特にWSC版では、【ウコムの鉾】のスタンがサルーインにもシェラハにも通用しないので、相対的に株が大きく上がっている。
 
強いのは強いのだけれども、前衛武器は3人までしか上手く扱えないのが今作。
特に、Lv15まで育てると【透明剣】が解禁されて火力を大きく積み増せる【ヴェルニーレイピア】の武器レベル成長を阻害するため、最終盤には邪魔にすらなる。*1
入手可能時期を考えても、熟練者であれば、片手剣キャラの必殺技枠や、対アルムアムト特効武器としての役割に落ち着くだろう。
エンディングにこだわらない人ならば、【ガラハド】登場前にアイスソードを自力購入する際の2本目の資金源として、売ってしまうという話もよく聞く、不遇な神器である。
 
パーティ外成長であれば、同種武器を持っていても武器レベル成長がナーフされないため、終盤になる前にいったん仲間に持たせて別れるという立ち回りもある*2
素早い一方で腕力の弱いキャラなら、火力を【弓攻撃】(=透明剣のバフを受けれない攻撃種)に頼る戦術もあるため、補助専門と割り切ってしまえばデメリットを踏み倒せる。
大震剣によるスタン戦法の集中狙いであれば、そもそも火力担当ではないため最初から問題にならない。
雑に使った場合とそうでない場合でそれなりに差がついてくる上級者向けの武器とも言える。
 
攻略本でのイラストは大型のチンクエディア*3といった趣。

RS2(移植版)

系統価格攻撃力重量固有技効果・開発
小剣(30000)492光の壁

【赤の迷宮】の8~10Fで手に入る。【小剣】では最高の攻撃力。
固有技として【光の壁】が使える。
地術を覚えなくても使えるようになり、【妖精光】と併用できるのは見逃せない点。

RS2R

テキスト大地と神聖な力を感じさせる小剣。
使用者とその仲間に大地の加護が授けられる。
価格攻撃固有技・固有術鍛冶材料費       
小剣-42エリクサー 済 4改造費(100万)
エストック
アバロニア

小剣カテゴリでは3位の攻撃力となり、固有技となる術は【エリクサー】に変更された。
1位の座は譲ったとはいえこれを超える【蠱惑の小剣】【イロリナの星・改】は共に1周回1本限定であるため、複数入手可能な小剣としては最強。
 
ただ、この武器の最大の真価はなんといってもエリクサーが発動できる点。
リマスター版と同様【反術】を覚えていたとしても使用可能な上、本作では固有技としての術は閃きや開発が不要のため装備さえしておけば初めから誰でもエリクサーが使える。
エリクサーの効果は誰が使っても一定なので、特段装備させたいサブ武器がない場合は取り敢えずこの武器をセットしておけば間違いない。
風術を含む全体回復術【レストレーション】とエリクサーを両立させる唯一の手段であり、風天使いにこれを持たせれば単体大回復と全体回復を両立した回復のエキスパートになれる。
特に優良な攻撃術が揃う天火風構成の術士にこれを添えれば、攻撃と回復をハイレベルで兼任するという欲張りなビルドも可能である。
 
高難易度の周回プレイではあるとないとで難易度が天と地ほどにも変わってくる。
難易度ベリーハードやロマンシングでは序盤から大ダメージを受け、傷薬や【テレーズ】【アリエス】などの【生命の水】では回復量が全く足りないためまさに生命線となる。
雑魚戦くらいなら多少【LP】を減らす程度で済むかもしれないが、長期戦となる【クジンシー】戦ではこの武器があるかないかで攻略そのものの難易度が激変してくる。
エリクサーの合成術書がある【沈んだ塔】に潜るのもそれなりに手間なので、その前から使っていけるという点も有用。
 
作成には開発最上位の【エストック】が必要となるため、イロリナの星があるからわざわざ小剣の開発は不要と考えて【鍛冶屋】の開発をおざなりにしておかないようにしたいところ。
もっとも、本作の開発仕様であればわざわざ開発をサボらない限りは問題ないだろうが。
貴重な【アバロニア】を利用してしまうが、引き継ぎたい武器としてはトップランクといっていいので、クリア後にできれば5本、最低でも1本は作っておきたいところ。
 
なぜかグラフィックが真ピンクであるが、MS版の小剣と呼ぶには大柄なデザインに近い。

MS

テキスト大地の神ニーサの祈りがこめられた剣。土の術具
系統攻撃重量強化評価カテゴリー補正値基本価格効果・適材
性能強度
細剣36610金属製品0売買不可土の術具、LP消費

紫色のクリスタルをそのまま剣身にした様な無骨な見た目になった。
今回は選択肢を間違えても言い直しさせられるので、トパーズさえ手放さなければ入手は確実に可能。
威力は高いが武器としては【エスパーダ・ロペラ】が上を行き、LP消費のこの武器は使い勝手で劣る。
これが輝くのは何と言っても【クラック】との組み合わせ。細剣特有の速度補正と術具経由の高い威力を併せ持った全体攻撃は非常に便利。スタンのおまけまで付くので後続による処理もスムーズになりやすい。
特に制限プレイの最中はこの組み合わせが終始戦術に大きな影響を与える事もありうるほど。

SSG

テキスト土行の力を帯びた神秘の剣
系統威力ガード率
/軽減率
鍛冶
長剣/技巧系23644/50%00010010
派生元素材特殊
鍛冶
【大地の古剣】毛皮×40、土の結晶×60
強化先素材特殊
鍛冶
【大地の聖剣】泥岩砥石×30、土の結晶×115

SEB

評価ガード率分類能力値属性耐性五行値
性能前後ガードHP
細剣736%通常---------------6--
51メカ10010666668812444-----
効果命中補正+20%、連携範囲1
武器固有術:アースウォール
メカ技:なまくらブレード
強化先概念素材
【大地の剣+1】静寂なる孤独隕石×1、巨獣の骨×1、土の結晶×30

*1 最終盤に、複数の同一種の武器を装備したキャラの、その武器種の武器レベルをスムーズに0から上げたい場合、同種武器の最大武器レベルを11以下に抑える必要がある。出典は執筆者の長年のプレイ経験。
*2 移植版では主人公候補ならクリスタルシティに繰り返し出現するため、終盤であっても問題ない。
*3 ルネサンス期のイタリアで用いられていた短剣で、いくつもの溝が彫られた刀身が特徴的。