【二人の半熟英雄！？ああ、ディスノミアよ半熟なれ…！！】

IS

限定家臣

王子の戦闘時の台詞は大臣が代弁する形で処理されている。

奥義

限定モンスター

概要

第 EX 話
ああ、ディスノミアよ半熟なれ･･････！！
シナリオ：時田貴司

半熟英雄シリーズ第2作「半熟英雄 ああ、世界よ半熟なれ･･････！！」とのコラボシナリオで、当シリーズの生みの親である時田氏が参加している。
元からサガ含む数々の作品のパロディを詰め込んだ半熟英雄とのコラボなだけに、本コラボも本家の前でパロディを連発するというギャグ色の強いものである。
サガのパロディに加えて同じく時田氏が作った「ファイナルファンタジー4」「ライブアライブ」などのパロディも仕込まれている。
　
スマホ移植版の配信宣伝を兼ねたコラボであり、本イベントのボスである「かみ」は当該作品が過去にWSC版へ移植された時の追加キャラクターだった。
使用技は半熟シリーズ第3弾「半熟英雄 対 3D」に続投した際の台詞が元であり、「ヒカリあれ！」は天罰、「悔い改めよ！」はチェーンソー、「リサイクルゥ～！」は復活を使った時の台詞になっている。
モーションも丁寧に「半熟英雄 対 3D」のそれを再現。
　
加えて言うなら、半熟シリーズは第2作と第3作で大きなデザインの違いがあるため、第2作のグラで第3作のモーションを作るという、半熟シリーズでも意外に見られない貴重な姿になっている。
ところがこのコラボ、スマホ移植版はWSC版追加組を全員リストラしてしまったので、肝心の半熟英雄側に「かみ」は登場していない。
どうしてこうなった。

オープニング

【ジェラール】が部屋を掃除していると【ディスノミア】に来る以前の日記を見つける。
そこには、兄の【ヴィクトール】、父の【レオン】が存命していた1年前の事が書かれていた・・・
ある日、【アバロン】の【PUB】で【詩人】が【遥なる戦いの詩】の歌詞に不吉な言葉を出す。

若き英雄、ついに死す。
わずかばかりの領地のために

その後、レオンとジェラールが不在の間に、【ソーモン】が陥落し、アバロンを守るも瀕死となったヴィクトールが倒れていた。
【流し斬り】が完全にはいったはずが仕留めきれなかった相手・・・【クジンシー】ではなく見知らぬ国、アルマムーン王国の王子に討たれてしまった。
ヴィクトールがその事を伝えると力尽き絶命し、レオンとジェラールは弔い合戦のためにソーモンへと向かう。
ソーモンにおいて待ち構えるアルマムーンの王子、アバロンを差し出せば家臣に取り立てると言うが、レオンは仇討ちのために向かっていく。
だが、王子はレオンに不意打ちでヴィクトールが得意とする流し斬りを【閃き】レオンを斬りつける。
真似事を得意とし、何より【電球】が点灯した以上使えるようになってしまった。
レオンは「ぬわーーっっ！！」という断末魔と共に力尽き、皇帝の座をジェラールに引き継がさせるも、【伝承法】も【見切り】も継がせる事も無くレオンは絶命した。
レオンに「一撃でしんでしまうとは何事だ」と哀れむ王子に対して立ち向かっていくジェラール、しかしレオンの力を引き継いでいないジェラールでは到底叶わない相手だったが、そこに思わぬ援軍が現れた。
奥の手『だいじんアタック』を放つ人物、その正体はアルマムーン王国大臣セバスチャン、更に同行していたアルマムーン王国将軍ヴィーナス、そして両者が仕える本物のアルマムーン王国の王子が現れた。
本物と比較するとわずかに精悍な顔つきをしている方が偽者で呆けている方が本物だと言う。
そして忘れてはいけないのが宣伝活動、SFCで発売された『半熟英雄 ああ世界よ半熟なれ…！』のスマホアプリ版、大好評配信中と宣伝をしっかりとやっていく。
王子たちがやってきた目的はアルマムーン王国が【バレンヌ帝国】の王族を殺害した濡れ衣を着せて双方を争わせようとする人物を倒すこと、その張本人である偽ヒーローに立ち向かっていく王子は偽ヒーローの流し斬りに対して、パクリ技のパクリ技『流し斬り返し』を閃き両断した。
だが、そこにやってきたのはアバロンにいた詩人、この事件の黒幕であるはずがもう一人黒幕と言い張る人物が、先ほど王子に斬られた偽ヒーローその正体はロボットだ。
互いに黒幕であると主張するため詩人がその真の姿を現す、生き物の醜いサガをあざわらうためにやってきた【かみ】だ。
対して偽ヒーローの真の姿は人間たちの争いと憎しみを煽りその強大な力を吸収するオディオ計画を目論んでいたエッグモンスターの神ならぬ紙だ。
神と紙が立ち並ぶと紙は持っていた【チェーンソー】で神をバラバラにしてしまった。
神をバラバラにすると真相を知ってしまった王子とジェラールたちを始末しようとする紙、その力の前にジェラールは屈してしまいそうになるが、王子は力強い手でジェラールを支えた。
ジェラールが半熟王子と半熟皇帝と共に戦う決意をすると王子も「いいですとも！」と言わんばかりの威勢を示し紙に立ち向かっていく。

エンディング

両者が力を合わせ紙を撃破したかに見えたが、紙はリサイクルされて復活してしまった。
即座に王子が再度斬りつけるもまたもやリサイクルされてしまうが復活は不完全、王子はトドメをジェラールに託し、父と兄の仇である紙に向かって渾身の一撃を放つと「ウボァー！！」と断末魔を上げ紙はバラバラになりこれにて一件落着。
かくして、世界を憎しみで染めようとした「かみ」の野望は打ち砕かた。
王子とジェラールによりアルマムーン王国とバレンヌ帝国の間に友好と同盟が成され、バレンヌ帝国はさらなる強国へと成長させ、アルマムーン王国もまたジェラールの協力で敵対する城を次々と撃破、衰退していたアルマムーン王国の再興を成し遂げたのでした。
めでたし、めでたし･･････そうこれは大臣が王子に読み聞かせをしていた物語だったのだ。
一方で、日記を読んでいるうちに眠ってしまったジェラールも目を覚まし、気が付くと日記も無くなり全てが夢だったと自覚する。
妙にリアルな夢だったと思うジェラールが自室を立ち去るとその後ろには王子が・・・