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【おお ○○○○! しんでしまうとは なにごとだ!】

Last-modified: 2019-10-16 (水) 23:56:50

概要 Edit

初代ドラゴンクエストで登場する台詞。
同様の台詞はDQ2とDQ3でも微妙に異なる台詞となって受け継がれている。
それらも後に続く部分こそ違えど、出だしの部分は一貫して全く同じ形式を貫いている。
細かい部分は別として、この台詞自体はシリーズに登場する台詞の中でも結構有名なほうだろう。
【ドラゴンクエスト30周年記念プロジェクト】の一環で出版された書籍【ドラゴンクエスト名言集 しんでしまうとはなにごとだ!】のタイトルにも選ばれている。
 
太宰治の短編名作『走れメロス』には

真の勇者、メロスよ。今、ここで、疲れ切って動けなくなるとは情無い。

という似た一節があり、【堀井雄二】のリスペクトが窺える。
そう考えると、DQ1の全裸で王様の前に現れる「勇者」というシチュエーションも、恐らくメロスのオマージュなのだろう。
 
DQ4では別の専用の台詞が用意されたが、DQ5以降では相当する台詞がなくなった。

DQ1 Edit

魔物との戦いに敗れ死んでしまい【ラダトームの城】へと戻ってきた【勇者】に対して、国王である【ラルス16世】が口にする。
しばしば「なぜ死んでしまった人に対しこういう言い方なのだ」とツッコまれるが、取扱説明書のストーリーやラダトームの町の人の説明からすると、主人公以前に何人もの勇者(リメイクでは「若者」)が打倒竜王のために立ちあがったが、みな生きて戻ってこなかったという。なので王様も慣れてしまったのかもしれない。
軽い気持ちで【橋】を渡ってしまうと、あっさりこの台詞を聞く羽目になることも多い。
 
今作におけるこの台詞の全文は、以下のとおり。

おお ◯◯◯◯!
しんでしまうとは なにごとだ!

しかたのない やつだな。
おまえに もう いちど
きかいを あたえよう!

たたかいで キズついたときは
まちにもどり やどやに とまって
キズをかいふくさせるのだぞ。

ふたたび このようなことが
おこらぬことを
わしは いのっている!

この後、次のレベルアップまでに必要な経験値について教えてくれる。
今でこそ気にするような内容じゃないかもしれないが、意外に重要なのが6~8行目。
当時は日本においてはRPG黎明期であったため、HPの回復方法すら判らないプレイヤーが少なくない数存在していた可能性が十分考えられる。
 
ただし、【呪い】がかけられている場合は、

おお ◯◯◯◯よ!
しんでしまうとは なにごとだ!

しかも のろわれているではないか
のろわれしものよ、でてゆけっ!

の台詞の直後、HP1で城から放り出される(MPは回復している)。
世界の存亡を賭けるロトの勇者に対し「でてゆけっ!」などと吐き散らすのはおそらく彼だけであろう。

DQ2 Edit

今作では【全滅】時に各国の王様や、その他の復活の呪文(セーブ)を担当してくれる人物が口にする。
台詞は全員共通で、キャラクターによる細かな違いはない。
 
今作におけるこの台詞の全文は、以下のとおり。

おお ◯◯◯◯!
しんでしまうとは なさけない…。

そなたに もういちど きかいを
あたえよう。

ふたたび このようなことが 
ないようにな。
では ゆけ! ◯◯◯◯よ!

 
次作にも言えるが、そもそも祖国から旅立つ許しを与えたという関係上、ローレシア(アリアハン)王から「もういちど きかいを あたえよう!」と言って貰えるのは分かる。
しかし、旅先で立ち寄って謁見しただけの王様や老人などにまでこのような台詞を浴びせられる場合が多いのは、そんなイワレが無い気がしてどこか釈然としない。
だが見方を変えれば、他国の者をわざわざ蘇生させ、再起の機会を与えてくれるのはむしろ寛大であると言える。感謝すべきことであろう。

DQ3 Edit

引き続き各国の王様などが口にするが、今作では一部のキャラクターには特別な台詞が用意されている。

  • 基本形

    おお ◯◯◯◯!
    しんでしまうとは ふがいない!

    そなたに もういちど
    きかいを あたえよう!

  • 【イシス女王】
    女性であるからか、比較的丁寧な言葉遣いとなっている。

    おお ◯◯◯◯!
    しんでしまうとは かわいそう。

    あなたに もういちど
    きかいを あたえましょう!

  • 【エジンベア王】

    おお ◯◯◯◯!
    しんでしまうとは なんと
    いなかものじゃ!

    そなたに もういちど
    きかいを あたえよう!

  • 【サマンオサ王】
    世界の前に自国を救ってもらえたからか、この王の台詞だけは他とはかなり趣が異なっている。

    おお ◯◯◯◯!
    そなたほどのものが やられるとは
    なんと おもいがけぬ!

    そなたに もういちど
    きかいを あたえよう。

  • 【ラルス王】

    おお ◯◯◯◯!
    しんでしまうとは あわれなり!

    そなたに もういちど
    きかいを あたえよう!

 
この後、DQ1と同様に次のレベルアップまでに必要な経験値について教えてくれるのだが、その際もイシス女王だけはちゃんと専用の台詞が用意されている。
 
また、【ランシール】にある【ちきゅうのへそ】で全滅した際にも、入口を守る神父に以下の台詞が用意されている。

おお ◯◯◯◯!
しんでしまうとは しかたのない
やつじゃな!

もう いちど
やってみるか?
(はい)
無言
(いいえ)
では たちさるがよい。

この台詞は【ランシールバグ】をする際によく聞くことになるだろう。

DQ8 Edit

主人公が死亡している状態で【戦歴】を開くと【トロデ】

死んでしまうとはくち惜しい……。というか わしは情けないぞ。

と言われる。
なにごとだ、でないのは旅に同行していて実際にどんな死に方をしたかを目で見て知っているからだろう。
 
3DS版ではセルフパロディとして【写真】のフレームとして使う事ができる。
「しんでしまうとは なさけない…。」というDQ2のタイプである。

DQ10 Edit

PS4版の【トロフィー】に「しんでしまうとは なにごとだ!」というものがある。
はじめて戦闘で全滅したときに取得される。

DQ11 Edit

【冥府】を訪れた主人公を見た【ロウ】

おお ◯◯◯◯◯◯よ!
死んでしまうとは なにごとじゃ!

の台詞を放つ。
ロウがユグノアの元国王であることも踏まえると二重のパロディとも言える。

DQMJ3 Edit

全滅時の台詞として久しぶりに復活。今作では【キング】が口にする。
台詞は以下の通り

おお ◯◯◯◯よ! 負けてしまうとは 何ごとであるか!
さあ 仲間モンスターともども回復して しんぜよう。
今度は たやすく負けるでないぞ。では 行くのである モンスターマスターよ!

DQMJ3P Edit

本作ではキングに加えて【マダム・デオドラ】も言ってくる。

ぐふぉふぉふぉ......。負けて帰ってくるとは まぁだまだでぇす。
さあ 私のほうようで キズをいやし元気に旅立ちなさいぃ!

その後二人とも【メタルエリア】でのレベルアップを勧めてくる。
また、キングが隠しボスになってから【ティコ】が異世界からマダム・デオドラ達を連れてくるまでのわずかな間に全滅するとティコも似たような台詞を言う。

スラもり Edit

タイムオーバーになって赤しっぽに連れ去られてしまった後、

おぉ (主人公名)! つかまってしまうとは なんと不幸なことなのでしょう・・・

とテキスト表示される。テキストからパロディであろうことは確実だろう。
また口調からして声の主は、主人公に助けられて共に帰る道すがらに【赤しっぽ】のことを教えてくれたしんぷだと思われる。

DQH Edit

リトライしなかった場合は教会へ送還され、シスターに言われる台詞は2種類あり、

  • 普通の戦闘で全滅する・主人公単独で戦うバトルで負けると「死んでしまうとは なさけない!」と言われる。
    アップデート以降、「死んでしまうとはなさけない」から「死んでしまうとはおきのどくに」に変わっている。
  • 【防衛対象】を守りきれなかった全滅は「負けてしまうとは ふがいない!」と言われる。

DQH2 Edit

最初から「死んでしまうとはおきのどくに」バージョンである。
台詞は以下の通り

おお ◯◯◯◯! 死んでしまうとは おきのどくに!
あなたに もう一度 機会 あたえましょう。
くれぐれも お気をつけて。あなた方の 旅の無事を お祈りしておりますわ。

DQB2 Edit

【ムーンブルク王】があっさり【ハーゴン教団】を抜ける際に【ジローム】から

おお 王よ!
ぬけてしまうとは なさけない!

と、改変&言われる立場が逆転するネタがある。
 
またアトラス撃破後には、からっぽ島について来たがるジロームを断ろうとすると、

ことわるとは なさけないっ!!!

と全力で拒否し、もう一度問いかけてくる

他作品での使用 Edit

●コナミワイワイワールド
1987年に発売されたファミコンソフト。
アクションゲームではあるがRPG的な要素も持っており、全滅するとDQシリーズと同じく、お金に相当する「弾丸」が半分になったうえで拠点に戻される。この時に言われるのが

オォ コナミマンニ コナミレディヨ
シンデ シマウトハ ナニゴトジャ

と、ほぼDQ1と同じような台詞である。
 
●デジタル・デビル物語 女神転生Ⅱ
冒頭にプレイする体感RPG「デビルバスター」の中でゲームオーバーになると、観戦していた主人公の親友が

はっはっは (主人公名) シンデ シマウトハ ナニゴトダってやつだな

と語りかけてくる。
この作品の世界設定は2036年という事になっているが、その時代でもこの言い回しが健在なのだろう。
 
●メイド イン ワリオ
ナインボルトのステージはジャンルが「ニンテンドー」であることからわかる通り古今東西の任天堂のゲームを基にしたミニゲームを取り扱っている。
ミニゲームとミニゲームの間の演出はゲームボーイ上でのRPG風になっており、ゲームオーバーになると

しんでしまうとは
なにごとだ!!

というメッセージが出てくる。
 
●新次元ゲイム ネプテューヌVⅡ
ネタやパロディの宝庫であるネプテューヌシリーズにもやはりというべきか使用されている。
使われているフレーズはDQ2のもの。
超次元編のベールルートにて、魔王が潜伏しているとされる森林の調査から帰還した際、
エスーシャがベールに対し

おお、ベールよ。
やられてしまうとは情けない

と発言する場面が存在する(ちなみにエスーシャは我らがDQを世に送り出したスクウェア・エニックスをモチーフにしたキャラである)。
また、全滅した際にゲームオーバー画面で表示されるメッセージパターンの1つにも使われている。

おおねぷよ
まけてしまうとは なさけない…

 
●ボーカロイド
ボーカロイド「鏡音リン・鏡音レン」の曲にまんま「しんでしまうとはなさけない!」というものがあり、王様なリンの暴君っぷりと勝手に勇者扱いされる不憫な兵士Aのレンのご様子が歌われている。
ちなみにこの曲には続編があり「ぼうけんのしょがきえました!」とまたしてもこの二人(+MEIKO・KAITO)のドタバタ劇が歌われている。
更に作曲者自らの手でシナリオ化かつ彼らをオリジナルキャラクターに差し替えた書籍版も存在する。
余談だがボーカロイドの筆頭であるはずの初音ミクは出てこない。
この曲は「【姫】が魔王にさらわれたけど勇者がいないから王様が勝手に兵士Aを勇者とした」ということからミクを姫とみなすファンアートもあったりする。
ミクの左肩には「01」の刻印があるので【ローラ姫】(DQシリーズ1番目の姫かつさらわれ役)的な扱いも可能…かもしれない。