概要
ある目的のために、複数の勢力が結託すること。
自国の脅威となる要素を消し去るときや、大きな勢力に対抗するための措置として、戦時下の国家間などでしばしば利用される。罰則を設けていない場合、任意で破棄することも可能だが、そうした行為は、国家や集団の信用を著しく損ねる結果を招く。
同盟関係の強化に加えて、領土の保全・拡大を目的に行われるのが政略結婚であり、婚姻関係を結ぶことによって、それまで他者だった者同士が血縁関係になることから、政治的対立の発生を事前に抑制できる。
しかし、結婚当事者の意思は尊重されないため、夫婦の関係が冷え切る事はしばしばあるようだ。
RS3
SF2
- 1200年代初頭の【メルシュマン戦乱】において、【フィニー王国】は【ノール侯国】と同盟することで、【オート侯国】、【シュッド侯国】と争いやすい形勢を整えた。
- 【ギュスターヴ12世】と【ソフィー・ド・ノール】の政略結婚は1218年であり、同年に同盟が結ばれている。
- 【カンタール】と【マリー】の政略結婚によりオート侯国の領土はフィニー王国に奪われる形となってしまい、カンタールに遺恨を残し、1250年頃に離婚している。
- 1305年の【サウスマウンドトップの戦い】では、【ハン・ノヴァ】に特定の統治者をおかず、諸侯全てと同盟を組ませたことで、【偽ギュスターヴ】に対抗する力としたうえで、特定の勢力の増長を防いだ。チャールズ戦死直後のタイミングを逆手に取ったデーヴィドの本領発揮と言える。