攻命型

Last-modified: 2010-10-21 (木) 15:46:45

攻命型といえば、半減盾の上からメギン付の打撃でねじ伏せるというイメージを持つ人も多いが、
それだけでは反撃やら押し出しやら移動スキルなどで煙にまかれてしまう。
逆にメギンつけて半減盾つけて移動スキルつけて。という風にしているオーナーは
火力不足に陥っているなど決め手に欠ける場合も多い。
総じて勝ちやすいと言われる攻命型だけに基本をおさえたデッキを用意したい。

はじめに

どの素体が攻命型に向いていますか?

基本的にどの素体でも攻命型にすることはできます。
違いは攻撃力と命中力のバランスと生存方法になります。
一応、攻撃か命中のどちらかに◎以上は欲しいところです。

攻撃☆、◎の素体

攻撃レベル高め(50↑)の攻命に向いています。
命中力が低いため回避の高い相手への対策が必要になります。
回避も防御もあまり期待できないため、半減盾任せや、防御・反撃スキルを使うことが多いです。

命中◎の素体

命中重視でも攻撃重視でも可能です。命中に少しだけ目を瞑って高火力武器を使用するケースが多いです。
銃の得意なミリタリー神姫が多いため、
中距離のノックバック戦法などで高勝率を叩き出している神姫を稀に見かけます。

回避◎の素体

ルビーを入れることによって攻命回バランスの取れた攻命型に仕上がります。
装備制限がきつくても(きついからこそ)回避力を上げやすい序盤で勝つことは容易ですが、
スキルをはじめ必中・高命中攻撃が増えてくる後半は、
半減盾の有無で生存率が大幅に変わる防御寄りの神姫と違い、
ダメージレースに勝つためにステータス配分、戦術・戦法に工夫が必要になります。
極端な高威力低命中武器を使わせないという牽制・強制としての役割だけで良いなら、
防御で言う半減盾程度のレベルでも十分です。

防御☆、◎の素体

ストラーフWhを除き、機動が低いことがほとんどなので距離適正をどう扱うかが重要になります。
有利な距離で戦い、防御行動さえ取れればダメージレースに負けることはあまりありません。
逆に言えばその行動が難しく、あまりみかけることはありません。

SP☆、◎の素体

あなたはそんなにSP型が嫌いですか?

水中△の素体

アンケート参照

CSCには何をいれたらいいの?

先輩方の育成では基本的には攻撃力をあげるルビー3つの場合が多いようです。アンケート参照
命中力を上げすぎてもファストオーガ激走以外にはダメージに転化できないことや、高命中武器や必中攻撃の存在が原因です。
またルビーの有無の違う2体以上の神姫を育成すると分かりますが、
(攻撃△でもない限りは)目に見えて与ダメージが変わってくるはずです。

ジルコンやオパールといった環境系CSCを1つ入れるケースも少なくはないようです。
近距離武装に特化する場合は機動系CSCを入れることもままあるようです。

メギンギョルドは必要ですか?(回避・防御レベル各10)

射撃や投擲のみを使うと決めている場合に必要ないのは当然として、
打撃攻撃を行う場合は、ダメージの底上げに最終的にはつけたほうが良いでしょう。

初期につけてしまうと、その後ムダに回避と防御レベルが上がってしまったり、
敵を早く倒しすぎてLP/SPが育たない、などといったデメリットが大きくなってしまいがちです。
このため慣れている人は、レベルの無駄が出ないように、
ClassA終盤~ClassS以降、成長限界レベルに近づけてから装備するようにしています。

こうしたデメリットを受け入れた上で装備する場合は、
勝率が厳しくなったときやClassA昇格時に装備してしまいましょう。
ただしコーディネートの兼ね合いなどから逆に不利になることもある点には注意です。
コーディネートや打撃ダメージアップLv1だけで十分な場合もあるので、くれぐれも慎重に。

半減盾をつけられるようにしますか?(防御レベル20)

半減盾付の相手を倒すことができる自信があるなら不用です。
付ける場合はステータス、機動や重量、LP育成等のデメリットをわきまえた上で付けないと逆に弱くなることもあるので注意。
特に機動は重要で、移動スキルを多用するか、要塞型に近い運用を心がけないと移動中を狙われます。
意図的に機動を落とすことで移動スキルの発動条件を満たしやすいので、移動スキルを使えるようにすることもできます。

SPをどうつかいますか?

スキルを使用しなくても自動的に経験値が入るSP、
まったく使わないよりは少ないSPを有効に使うほうが勝利につながるのは確かです。
使いすぎてSPレベルがあがりすぎないように調節するのも必須です。
安直に防御スキルのみを使わず、攻撃・追撃・防御・反撃・移動スキル、それぞれの有効性を自分なりに考える必要があります。
毎ターン移動スキルを使うために750(1000)必要と考えるならSP型の項も参考にすると良いでしょう。
それ以上のSPが欲しいなら最初からSP型にしてしまいましょう。

防御しますか?回避しますか?

防御も回避も中途半端にならざるを得ない攻命型なだけに、
素体性能が防御寄りだからといって、防御ばかりさせても効果はあまり得られません(回避も同様)。
それを度外視した攻撃力を求めるのは攻命型として当然ではありますが、
戦局に応じて防御と回避とを使い分けたり、回避装備で防御行動するなど、
相手が対策しづらい行動をしてみても良いでしょう。
防御レベルと回避レベルをほぼ同等にしたり、反撃スキルと防御スキルを両方セットしておくことで、
相手のデッキ選択を惑わし勝利できるかもしれません。

だからといって回避に相当の自信があるか、反撃スキルを仕込んでいない限り、
半減盾をつけたまま回避するのはやめましょう。

基本形

高機動○距離型

主に高機動近距離打撃型、高機動遠距離射撃型。
SPによっては移動スキルをつかって高機動を確保する場合もあります。
中距離型の場合は移動距離が少なくなる分、機動が低くても距離を確保しやすいですが、相手にも言えることであるため一長一短。
あえて高機動にして、踏み込ませたり距離をとらせる戦法も一応あります。
読みが外れて相手と同距離で戦う場合には、機動を確保した分こちらが不利。その点を注意して武装を選択する必要があります。
武器選びの基準は、至近距離に接近する(遠々距離に逃げる)ために、距離割れしない程度に準備時間が長く射程が短いこと。
防具選びの注意点は環境適性や相手の武装等から必要な機動を見極める事、対ダウン値を上げることでしょうか。

対同距離戦

似たもの同士の対戦。デッキやAIの成熟度、武装の知識で勝敗を決する事になります。
先攻・後攻の違いでも取りうる戦法が変わってきます。

一進一退のダメージレースなら、最後の一撃で勝る先攻の方が有利。
押し出し、スタン、ロストといった状態異常も狙えるため強力です。
ただし序盤でやりすぎるとLP経験値の入りが悪くなるので程々に。
うっかり攻撃を外すと硬直を狙われやすくなります。
これは逆に硬直からの反撃を狙うこともできますが、その場合は反撃トリガー武器の選択、相手の攻撃条件の分析が必要となってきます。

後攻のメリットとしては、WAIT状態のように完璧ではありませんが、
攻撃準備時にも回避・防御行動を起こせる可能性があります。
防御スキルを発動できる場合は、よほど特殊なAIでない限り100%発動します。
防御しなかった場合は硬直状態の相手を攻撃することができますが、
先に述べたように相手の反撃狙いに引っかかる可能性もあります。
また硬直が異常に長い武器の場合、防御しても硬直に引っかかることもあります。
何よりも状態異常を狙われること、ダメージレースにおける先攻のメリットは無視しづらいところです。

応用

半減盾対策

打撃・投擲を中心に戦う場合、ダメージを半減されてしまい、相手のLP3500なら倍の7000削る覚悟で望まなければいけません。
対同距離戦の項の通り基本戦術を展開して勝てるならば構いませんが、ヒーリング・ホーンなど防御スキルを発動されると困難にもなります。
その場合は相手もこちらに勝てることは少ないでしょうが、それでも勝ちたい人へ。

1.高威力武器
ダメージアップやコーディネート等を上乗せすると◎
ただし、防御される攻撃するよりも硬直(準備)時間に攻撃できる武器を選択することが重要。
相手も対策している場合がほとんどなので、安易に高威力武器を使うだけでは勝てない場合もあります。

2.防御不能攻撃。
主にオルフェウス(+パペチュアルスリープor防御スキル)。
オルフェウス10回で倒しきれるならこれ。
追撃スキルを使うと相手に回復されてしまう場合もあるので注意。
準備時間が長いため、回避寄りに育てる場合でも防御スキルを使ったほうが良いかもしれません。
攻撃スキルにSPを割くならパペチュアルスリープなど防御不能のものに割くのが良いでしょう。

3.BM
自分にあったBMを使うことで火力の上昇を狙うことができます。
複数武器の装備が発動の条件となる場合、意図しない武器の使用に拘束されてしまうため、慎重な採用と運用を。

  • 砲撃体勢
    射撃攻撃を連続で繰り出せます。威力は自身の攻撃力次第。
    両腕とボディが空いているため、逆にこちらが半減盾を持っている場合でも使用できます。
    また常時無防備とはいえ、回避力を下げる装備は無いため、回避型に採用しても面白いかもしれません。
  • ファストオーガ激走
    貫通攻撃なので防御スキルを発動されても問答無用で削ります。
    命中レベル40あれば使えるかなという程度、だそうです。
    こちらも両腕が空いているため以下ほぼ同文。

回避型対策

最近のトレンドとしてディゾナンスを避け、回避装備+高回避レベルの神姫が多く見られます。
攻撃◎命中△の素体では当たらないこともしばしば。

1.命中の高い武器を使用する、重量や距離適正や得意武器を工夫する
当たり前ではありますが非常に大事です。
攻撃さえ当たれば思った以上のダメージが出ることもあります。

2.スタンを狙う
回避型にありがちなのが、装備による回避補正は高いけどスタン耐性が低いこと。
一度スタンにしたら、数ターン連続でスタン、ということも。
ただしスタン発生率は少なからず運が絡むことと、スタンにしただけで勝てるわけではないことに注意。
スタンで時間を稼いだ分SPが溜まるので、うまくスキルを絡めた立ち回りを。

スタイル別オススメ装備(詳細解説は各リンク参照)

攻命全般

オルフェウス
白き翼
ポラーシュテルン・FATEシールド

攻撃☆、◎素体で攻撃レベル50↑を目指す攻撃型

攻撃力は素体性能で十分なので、命中装備が適している。
マジカルステッキ
レイディアントコーディネート+ビームジッテ

命中☆、◎素体で命中レベル40↑を目指す命中型

基本的に攻撃は当たるので、付加効果か高攻撃力武器の使用が適している。
ウェスタンコーディネート+“ピースビルダー”リボルバー
SR108スナイポや大砲

攻命回合計100レベル↑を目指す回避系攻命型

回避レベルが無駄になる相手攻撃スキルの封殺が常套手段
クリスタルソード
ソングフォーユー