武装レビュー/メインウェポン/射撃・投擲・特殊

射撃

短銃

ベック

短銃としてはなかなかの威力とスタン値があり、追撃も消費250スキルとしては優秀。
射程100-200と完全に中距離向きなため、威力に勝るウィンツインではなくこちらを用いるオーナーもいる。
一方で短銃らしからぬ命中の低さと準備の長さがネック。
よほど命中に自信がない限りは回避型相手に使ってはいけない。

ポーレンホーミング

軽量かつ多段HITでバトルモードと相性が良い。
短銃にしては攻撃力もそこそこあるが、準備が長いので撃ちあいには向かない。

FB0.9V アルファ・ピストル

メルテュラーと同等の威力250で、アルヴォと同等の命中150と高水準の性能。
射程は中距離のみだが、距離適正の存在を考慮すれば一概にデメリットとは言い切れない。
準備40硬直80に増加しており、単純な撃ち合いには向かなくなったものの、
反撃スキルを内蔵しているため、これ一丁でも一応反撃可能。
色んな意味で前二者とは違う使い方を要求される。

コンビクトU7

距離をとったり、押し出したり、都合の良い武器。
1セットで二丁拳銃ができるので準備時間の調整もできる。
アルファピストルとほぼ同等の準備/硬直で、反撃を狙えないこともない。
こちらの反撃は10HITあり、バトルモードに組み込んでも面白い。

マルレーン712

ソングフォーユー(S4U)の必須装備。S4Uを使わないならこれに拘る必要は無いが、性能も悪くは無い。
4Hitなので回避型に対する追撃トリガーとしても機能し、
硬直がやや長めなのもバタフライエフェクトのおかげで利点になりうる。
攻撃スキルのチャーミークリアボイスも消費SP300威力1400とはいえ、
音響属性なのでダクスラに迫るダメージが出ることもしばしば。
以上S4U装備でのメリットは多々あるが、どうせ使うなら近距離でゲージを稼ぐように調教しておきたいところ。

メルテュラーM7速射拳銃

短銃にしては高めの攻撃力と準備最短の20を持つが、
2HITとはいえベックをも下回る命中の低さと、中途半端な近距離の射程が災いし、今一歩及ばない印象。

ウォーターガン

性能だけ見ると明らかにジャンクパーツだが、
防御不能の特性と半減されない射撃武器という利点を持ち、採用の機会がある。
同業者にオルフェウスが存在するが、ラビフォンNCという半減装備が登場してしまったことと、
こちらは遠距離射程なのでファイナルジャッジメントで追撃が可能という大きな利点がある。
SP寄りの攻撃型、特に中距離適正を捨てている神姫にとっては重宝する。
余談だがコミカル値が高いので砲撃体勢に対して強い。

バウドリー

近～中距離で反撃不能特性を持っているため、近距離高速武器の硬直をつく事ができる。
更に短銃として標準的な性能を持っている。飛びぬけた利点のある武装ではないが、
どういった局面で出しても安定して使っていける心強い武装である。
ちなみに発射音が他の短銃と異なっている。

ヴェントス

性能面で言えば下位だが、Sp減少と回復量ダウンの効果があってスキル攻撃を封じる事ができる。
同武装セットのリアパーツ内臓追撃スキル「ヴァイオレントキッス」を併用すれば、
相手のスキルを完全に封じる事ができる。
別にヴァイオレントキッスを使わずともスキル妨害効果は大きく、最大Spの高い相手には効果的。
ただしこれだけで競り勝つ事は難しく、別途何かしらの攻撃方法を用意する必要がある。

イクリル

高い攻撃力を誇る短銃だが、射程が中～遠距離全域をカバー。
準備も短くダウン値もあり、不動要塞のお供にも押し出しにも使える。
内臓スキルのアンタレスブレスは素体の耐熱性能に応じて威力が変化するが、
ステータスにもよるが大抵通常攻撃の方が威力が高く、邪魔に感じる事の方が多い。

アルヴォLP4ハンドガン（アルヴォ）

準備、硬直が短く非常に隙が少ないため、CからSクラスまで幅広く使われる優秀な短銃。
その速さとそこそこ高いダウン値で、序盤は押し出しにも期待できる。
反撃スキル「クイックドロー」は防御型だとまず発動することは無いので、
高レベル帯で不動要塞に持たせるにはこちらのほうが良いかも知れない。

機関銃

Zel 0.76mm ガトリングキャノン

装備制限の無い高威力射撃武器として、序盤から活躍が見込める。
攻撃スキル「ヴォルカニックジェノサイド」も有しており、消費SP400/攻撃2200で射撃属性となかなか強力。
通常8HIT/スキル12HITのため、バトルモード発動補助にも有用。

ルインM21/“ヘルゲート”アサルトブラスター

数少ない遠距離専用の多段Hit武器で、どちらもメカ属性でコーディネイトしやすいだけでなく、
シュプリーム・ヴェイングローリーやレーザー・オブ・ネメシスに繋ぎやすい200-300をカバーする。
遠距離用BMの魚BMやアークBMのゲージ稼ぎに便利。
ルインは相手の対ダウンが低いとノックバックして追撃に繋がらない事、
ヘルゲートは準備がやや長く距離割れが比較的起こりやすい点が難点か。
コーディネート時ルインM21は攻撃456命中36。ヘルゲートは攻撃480命中60。この性能変化に真価を見出すかどうかはお好みで。

アルヴォPDW11(天使型Mk.2)

中距離の機関銃/小銃では最も高い命中を持ち、HIT数も多く扱いやすい。
バトルモードとの相性が良く、自身もモードオブエンゼルの条件に指定されている。
理由は不明だが、天使コマンド型が同名の「小銃」を持っている。

ガトリング砲“アイゼンイーゲル”

通常攻撃最大の16Hitはバトルモード発動に最適。
命中は低いが、攻撃800は射撃武器中最大（ちなみに次点は730の疾風怒濤）。
準備時間が長いため距離割れも起こりやすく、主に不動要塞に対して使われる。
同じ半減不可の射撃攻撃でありミリタリーコーディネートの併用も検討できる砲撃体勢との組み合わせがよく知られている。
そのHit数を逆手に取られ、相手にテンションを稼がれてしまうこともあるので注意。
うっかりレインディアライディングを相手にした場合、1HIT最大被ダメージの大記録は確実。
逆にミッションNPCがこれを持ち出してきたらレインディアで強行突破というネタは鉄板。

バブルマシンガン

威力はツインウイン合体攻撃と同等だが、
8Hit/中距離射程で「ハピラピ」の追撃（10Hit）に繋ぎやすくバトルモード発動を補助できる。
コミカル値もツインウイン程ではないが、相手のテンションが上がりにくい多Hit武器ではありがたい。
水中効果で水ステージでの威力Upもあり、準備も機関銃としては早く距離割れの心配もないので、
ガトリング砲“アイゼンイーゲル”よりは使いやすい。
更に軽量なので、素体を選ばないという強い魅力がある。

ランチャー

吠莱壱式「ほうらい・いちしき」（犬子砲）

白子砲と比べると攻撃は劣り、射程は220-350と中途半端で射程割れの危険性もあるが、
命中120と比較的高いので安定したダメージが期待でき、消費400のスキルも搭載。
あまり重くないので取り回しも利き、Bクラス中盤～終盤で重宝…されていたのは過去の話。
MSR-22スナイパーライフルの台頭により射程割れが顕在化。
ドラゴンテイルストライクの台頭によりスキルの出番も奪われがち。
決して悪い装備ではないのだが、定番と呼ぶには辛くなってしまった。

ラピッドランチャー

ランチャーとしては吠莱壱式と同等の高命中で、機動を伸ばしやすくコーディネートも保ちやすいメカ属性、
2Hitなので単純命中率も高く、使い勝手は比較的良い。
スキルも特に無く、オプションのレーザー・オブ・ネメシスにつなげやすい。
軽量なのも相まって、低ランクでの遠距離武器、高ランクでの追撃トリガーと様々な使い道がある。
なお、丑型アセンブルにあるラピッドランチャーそのものなので、フルセットには2丁ついてくる。
2丁つけたところで利点があるわけではないが、アセンブルでつけていても装備する事は可能である。

インターメラル　3.5mm主砲

チーグルと同値の比較的高いダウン値を持つ遠距離ランチャー。
同じ準備・硬直・属性でダウン値・攻撃力が上回る疾風怒濤と比較すると下位互換であることは否めない。
またこの程度のダウン値ならSR108スナイパーライフルも持っている。
こちらは入手が容易で、装備条件が無い点、射程が広く距離割れの心配が少ない点を活かしていこう。
そもそも見方を変えればスタン・ダウン・スキル・属性を弄った白子砲の互換と言えなくも無い。
スキルは機動を下げるリアパーツを必須パーツに指定する上、威力が白子砲のハイパーブラスト以下とロマンに満ちている。

小銃

気炎万丈「キエンバンジョウ」

和風コーディネートで性能底上げも簡単にでき、重量も控えめで使いやすい。
コーディネート時は攻撃504/命中120。
優秀な和風遠距離追撃、天雷の登場により株がかなり上がった。
準備255/硬直180は微妙なラインだが、相手と違う間合いで戦う場合そこは全く問題にならない。
むしろ移動スキルを使う際には、適度に離れてから準備を始めてくれるため、好都合である。

FBモデル M16A1アサルトライフル

使い勝手の良い攻撃スキル「敵陣突破」が魅力。
SPLv5で一回り高い消費300を要求するが、威力が高めで地味ながら反撃不能付き。
通常6HIT/スキル9HITでバトルモード発動を補助でき、
ブルーミングガーデンは発動後もダメージソースとして活用出来る。
　
以前は消費SPが300でなく250であり、安定性・威力ともに抜群過ぎた。

OS-35 アサルトライフル/OS-36 アサルトカービン

攻命に10づつ差があるがどちらも似たような性能。
対回避型には命中不足、対防御型には威力不足だが、
通常6Hit/追撃8Hitで、射程も広くバトルモードのテンション稼ぎに有効。
FBモデル M16A1アサルトライフルもあれば更に幅が広がるか。
難点があるとしたら準備が割かし早いので反撃の餌になり易い事。

SR108 スナイパーライフル（新スナイポ）

150の高いダウン値が魅力。
耐性の低い相手にHitさせると高確率でダウンさせることができ、
一度ダウンを取ってしまえば移動開始も遅れるので遠距離から一方的に攻撃できる。
ただし有効射程が短い上に準備時間が長く、高機動の相手には準備中に射程外に移動されてしまう。
ダウンに利点を見出さないなら、MSR-22スナイパーライフルの方が安定する。
　
また、これよりさらに高威力・高ダウンで射程割れの心配も少ない疾風怒濤こと「ロケット砲“シュトゥルム・ウント・ドラング”」が存在する。
あちらより命中はマシなので多少の差別化はできるが。

“ピースブレイカー”ライフル

少々使いこなしは必要だが、現存するスナイプ系の小銃から逆算したような絶妙なスペック。
　
準備140はジェムバレットと同等、MSR-22スナイパーライフルより短い。
攻撃力は小銃カテゴリでは最大ではないが上位。
気炎万丈よりやや高く、SR108 スナイパーライフルよりやや低い。
命中/射程は気炎万丈と同等。
射程と準備の兼ね合いで、移動スキルとは併用しにくい。
ランチャーはもちろん先述のMSR-22スナイポにも強いが、機関銃やアサルトライフル系の小銃などには先手を取られる。
　
なおウェスタンコーディネートでは準備は短くならないし、機動力を高めるのも困難だが、
適用時は攻撃564/命中120と、半端なランチャーが真っ青な武器になる。

ジェムバレット

SP20%減少は1ターンで回復できる量と同じなので、単純に考えれば相手のスキルを封殺できることになる。
SP減少量は固定、さらにLPへのダメージも貫通攻撃という特殊な武器で、攻撃力が低いほどお得。
　
少し前、ステッキ全盛時代に命回型の地位を向上させるため登場したと考えられるが、
攻命型はスキルに頼らないのであまり効果的ではなく、回避型には当たらない。
なので主にLPSP型に対して、ミサイルなどの追撃スキルと合わせて使うのが主流。
ただし相手が半減盾を持っていると良くて引き分けにしかならない。
相性の問題でどうしても勝てない相手に対しては、この武器が役立つことも多いが。
　
なお、SP育成の阻害となるため嫌がられる傾向にある。
せめてEXクラスで勝ちを狙わずただSP育成をしたいだけの神姫などに対しては使わないであげよう。
相手に使われた場合は、SPを削られる前に小型スキルで使ってしまうほか、
300-400という射程から前進スキルで逃れるのも有効。

投擲

投刃

棘輪「きょくりん」

反撃スキルは発動さえできれば、スキル攻撃も無効化できる。
その中でもこの武器が有する「封輪渦斬」は消費SPが少なく広射程で非常に優秀。
が、中距離武器でありながら単体ではダークスラッシャーに反撃できない点は致命的。
アスパラスピアやパラソルスピアと組み合わせて使うのが実用的。
近頃はアーマーに搭載された反撃スキルが充実しており、このウェポンの出番は少なくなってきている。
しかし、そろえやすいアニマル属性・距離のはっきりした投刃と考えれば、
攻撃192命中168とそこそこ強くなり、武器そのものの硬直も長いので、
バルムンクのような準備の早い近接武器には高確率で反撃を狙える等、忍者型等には使い道がある武器である。

エーススラッシャー

装備条件があるものの、単品で追撃を持ち、準備も硬直かなり短め。
さらに、無・低課金で早期入手が可能であり、挙句の果てには重量1と言う驚異的な軽量さを誇る。
平たく言えば忍者型応援装備の一つであり、通常攻撃・追撃スキル共にコミカル値が高いので、
バトルモード相手にも結構な強さを発揮する代物である。
射程が150～250とハンパであり、命中もあまり高く無いという難点はあるものの、
重装CSCを搭載していない純正忍者型にとって重量軽減は重要であり、
特にハイグラビティ等では大手裏剣よりもこちらの方が冴える場面が多い。
なお、似たような武器としてクレセントムーンがあるが、こちらは課金しなければ入手できず、
重量も準備硬直も大手裏剣に近いので、扱いは難しく上級者向けと言って良いだろう。

ダーツ

射程が短く命中も無い1Hitだが、貫通かつ高いコミカル値を誇る。
よって避けない相手、例えばシェルプロテクションを倒すのに有効。
無/低課金時には忍者型が投刃が得意な事も相まって、重宝される武器である。
貫通250ダメージだが、投刃が得意なコアならば威力が上昇するので、Bクラス序盤でも使用は可能である。
実用せずともそのコアが投刃が得意かどうかの測定用にも用いれるとさりげなく多芸。
なお、インセクトコーディネートの相手にはダメージにならないが、見かける事は稀なので気にしなくてもいい。

芭蕉扇

50-200という広い射程をカバーしており、
疾風怒涛をも上回る、現環境で最高のダウン値200を誇る。
主に攻命同士のバトルで活躍、先制できれば対ダウン値の低い相手を一方的に倒すことも。
ボルケーノではダウンで追加ダメージが入るため恐るべき火力になる。
　
投擲属性なので軽減/半減の影響を大きく受けてしまい、防御姿勢を取られたらダウンさせることもできない。

オブジェ

ナヴァグラハ

攻撃モーションが結構カッコイイ。
重い・低命中・準備が長い、使い難い印象の強いオブジェの特徴が全て該当するが、
投擲武器が軽視される傾向にある環境において、威力の高い投擲武器はそれだけで価値がある。
広射程で多段HITという点も魅力。当然バトルモードの補助にも使える。
　
この武器に限ったことではなく、発動させた後に倒す手段は別途用意する必要もあるが、相手BMの強制発動を狙ってみるのも良い。
インセクトコーディネートならファストオーガ激走や貫通武器&スキル+神力解放を、
鬼神コーディネートならソングフォーユーをほぼ完全に無力化できる。

爆弾

手榴弾

ネタ武器ばかりの爆弾の中で、数少ない実在の爆弾。
（ダイナマイトも一応実在の爆弾だが人に向けて使うものではない）
貫通300ダメージな上、ミリタリー属性なのでコーディネートによるダメージアップも容易。
更に得意武器補正も載せれば、最大貫通420ダメージ(300+60+60)にもなる。
射程50-200で準備100と近距離に対し難があることと、
相性の良い火器型本人のS到達アチなのが欠点。

特殊

杖

アストロラーベ

ほぼお祓い棒の互換品。
重量が増して組みにくいコーディネート属性を指定しており、魔術攻撃のせいで軽減・半減も可能になっている。
しかし、装備制限無し・高命中・高攻撃力・高スタンという利点は失われていない。
また準備が10短くなり、追加効果が回避力ダウンに変更されたことで、より攻撃的になった。

楽器

マリー4　ザ・エレクトリックギター

攻撃と命中に優れた音響武器。準備は長めだがスタンも高く優秀。
射程が微妙に噛み合わないが、消費SPの割に攻撃力が高めのスキルも搭載している。

ヂェリカン

ヂェリカン［Coolant］ / ヂェリカン［CHOCOLATA］

武装と言うよりは特殊効果のある薬。使用すると3ターン能力がアップする。
飲用は移動時間を使用しており、使用したターンは移動ができなくなり、必ず後攻になる。
使いにくく、効果も薄いヂェリカンだが、この飲用時間が不動要塞にはかなり重要。
これは1ターンが「移動時間＋攻撃準備時間＋攻撃硬直時間」となっているからで、
自分が何もしていない間に相手に攻撃させると言う事と同義である。
つまり相手の移動＋攻撃準備＋攻撃硬直の時間全てをヂェリカン飲用にかけるので、
攻撃硬直を突いて反撃を取られる可能性も無く、
ヂェリカン飲用が準備0硬直0なので無防備を晒す事なく確実にガードする事ができる。
更に相手の回避能力を下げて命中をあげると言った、長所をより引き伸ばすようにすると、
比較的地味なアップLv1系をより効果的に活用する事ができる。
ただし、能力がアップした状態でダウン効果をかけられると上書きされてしまう。
ダウン無効武装を装備する事でこれを防ぐ事ができるので、対応ダウン無効武装は忘れないでおきたい。
なお、その特性上機動回避アップのヂェリカンは不動要塞には不向きであり、
不動要塞以外には飲用時間がデメリットにしかならないので活用価値は低い。