収録パッケージ | コスト | カード種別 | 効果 | イラスト |
特別拡張編 | 5 | アクション | +2カードを引く 好きな枚数のカードを捨て札にする。 捨て札にしたカード1枚につき+1●。 他のプレイヤーは全員、カード2枚を捨て札にしてもよい。 そうした場合、そのプレイヤーはカード1枚を引く。 | 十夜 |
解説
カードを2枚引き、その後手札を仮想コインに変換するターミナルアクション。
本家ドミニオンでは、保管庫(パッケージ:繁栄)が同じ効果を持つ。
たいていは手札が5枚の状態で使うため、使うだけで6コイン以上が出せる。
強力な分、一応のデメリット効果もある点には注意したい。
利用法
手札や引いたカードがどんなに弱いカードだろうと、1枚を1コインに変換できるため、通常なら手札5枚→2枚引いて6枚→全部捨てて6コインと、確実に御神酒の購入に必要な6コイン以上がでる。
また、手札に御神酒があれば、御神酒以外のカードを捨てて5コイン+御神酒の3コインで8コインが出て、「紅魔館」が買えてしまう。
そのため、特に妨害する手段がなく、幻想郷場でもなければこれだけを使ったステロイドが安定して早く「紅魔館」を集められるだろう。
無縁塚との相性は抜群。これ自身の「カードを引いてから捨てる」効果がリアクションを誘発し、獲得できる御神酒が8コイン以上を出すのに強力なサポートとなる。
問題は、これ自身が5コストと高いのに勝利点である無縁塚を購入する暇があるかどうかである。幻想郷場なら大量の御神酒と組み合わせて御神札や「幻想郷」を狙えるのでありか。
すきま妖怪の式「八雲藍」との組み合わせも非常に強い。持続中に「八雲藍」とこれがそろえば、「八雲藍」の持続に必要な手札を1枚残しながら確実に8コインを出せるため、ループが簡単に作れてしまう。
デッキがどんなに弱くても御神酒とこれの2枚がそろえば紅魔館、御神酒自体もこれさえあれば買えるので、配布系アタックには耐性がある。
その代わりに、手札破壊には非常に弱い。これを使う場合は博麗神社~間借りの一画~であろうとお賽銭相当の1コインになるので、例えば恋符「マスタースパーク」なら出せるコインが確実に2コイン以上削られてしまう。
これ自身のデメリットである「他のプレイヤーは全員、カード2枚を捨て札にしてもよい。そうした場合、カード1枚を引く」は、利用すると手札が減ってしまうため、たいていはあまり大きなデメリットではない。
ただし、信仰を量る賽銭箱などの「一定枚数までカードを引く」カードには、手札を減らしながら質を高めるこの効果を逆用されてしまう。
また、カード2枚から始動できるようなコンボデッキには、リソースを手軽に捨てられてしまうだろう。
詳細なルール
- 先にカード2枚を引いてから、好きな枚数のカードを捨て札にする。
- 好きな枚数には「0枚」も含まれる。
- この方法で捨て札にした後に、他のプレイヤーは手札2枚を捨て札にするかどうかを選択して、捨て札にしたプレイヤーはカードを1枚引く。
- 手札が1枚のプレイヤーも1枚を捨て札にすることはできるが、カードを引くことはできない。
関連カード
里に最も近い天狗「射命丸文」 | 射命丸文が担当する他のカード |
「幻想風靡」 |