収録パッケージ | コスト | カード種別 | 効果 | イラスト |
東方妖々夢編 | 5 | アクション 持続 | あなたの手札すべてを捨て札にする。 この方法で1枚以上のカードを捨て札にした場合、次のターンの開始時に、 +5カードを引く、 +1カードを購入、 +1アクション。 | ポポイン |
解説
手札を全て捨てることにより、次のターンの手札枚数、アクション、購入を一気に増やす持続カード。
本家ドミニオンでは、策士(パッケージ:海辺)が同じ効果を持つ。
手札を減らすアタックカードや他の持続カードで手札が増減しなければ、10枚の手札と2アクションと2購入を得た状態でターンを開始できるため、通常では実現し得ない戦法も実現可能になる。
利用法
これ1枚で手札を一気に増やすことが出来る為、
- アクションカードが手札に何枚も無ければ始動しないコンボを始動させる
- 闇符「ディマーケイション」で一気にデッキを回す
- 筒粥神事で御神札以上のリソースを生む
- 月の頭脳「八意永琳」や土着神の頂点「洩矢諏訪子」で手札を一気に廃棄する
等、手札5枚では出来ないような大掛かりなコンボを組むのに用いられる。
ただし、藍を使うターンは手札がなくなり大抵の場合購入が行えないので、1ターン分を失っているのと同義。
次のターンでは確実に他のプレイヤーの2ターン分の行動ができなければ使用している意味がない。
八雲藍ループ
八雲藍を使用したターンにも、仮想コインやミニ八卦炉系統の廃棄カードを利用すればカードを獲得することが出来る。
これを利用し、毎ターン八雲藍を使用することで手札やアクションの多い状態を維持しつつ、他のカードによるコンボで毎ターン勝利点を獲得し続ける八雲藍ループと呼ばれる戦法がある。
ループを維持するには、少なくとも八雲藍と、八雲藍を持続させるため捨て札にするカード1枚が必要になる。
八雲藍ループには以下のように様々な形式がある。
- 仮想コイン型
- キャントリップや騒霊トランペッター「メルラン・プリズムリバー」等、アクションを消費しないアクションを使用した後に火水木金土符「賢者の石」を4枚以上使用する。
- 「幻想風靡」で豊かさと稔りの象徴「秋穣子」を指定し、毎ターン12コインを出し続ける。
- 手札1枚=1コイン型
- 知識と歴史の半獣「上白沢慧音」や罠符「キャプチャーウェブ」に、手札を増やす小悪魔や仮想コインを増やすキャントリップである紅魔館のメイド「十六夜咲夜」等を組み合わせ、8コインを出した後の手札が八雲藍と任意のカード1枚になるようにする。
- 伝統の幻想ブン屋「射命丸文」を使用し、カードを8枚捨てた後の手札に八雲藍と任意のカード1枚を残す。
- 廃棄型
- 秘術「グレイソーマタージ」や歴史喰い「上白沢慧音」を「幻想風靡」等を用いて1ターンに何度も使用し、デッキ内の勝利点を上位の物に変換する。
- 手札に2枚揃えば白玉楼を獲得することが出来る禁呪の詠唱チームをより効率よく揃える。
- 香霖堂店主「森近霖之助」を0コストにして1ターンに2枚購入し、ミニ八卦炉や秘術「グレイソーマタージ」で勝利点に変換する。
- 八雲藍で無縁塚を捨て札にして御神酒を毎ターン獲得し、その御神酒を廃棄カードの材料に使う。
- 咲夜型
- 八雲藍の持続ターン中に完全で瀟洒な従者「十六夜咲夜」を使用し、騒霊キーボーディスト「リリカ・プリズムリバー」や降り注ぐ星の光「スターサファイア」ですきま妖怪の式「八雲藍」を追加ターンに回すことで、通常ターンに大量のリソースを使いつつループさせる。
詳細なルール
- すきま妖怪の式「八雲藍」を使用した時に手札が1枚も無く手札が捨てられなかった場合、次ターンに追加効果を得ることは出来ない。
- この追加効果を得られなかったすきま妖怪の式「八雲藍」は持続していないとみなし、使用したターンに捨て札となる。持続しない可能性のある持続カードはこれと式符「飛翔晴明」だけである。
- 「幻想風靡」ですきま妖怪の式「八雲藍」を指定した場合、2~3回目の使用では捨て札にする手札が無く、すきま妖怪の式「八雲藍」の持続効果は最高でも1回しか発生しない。
- 「幻想風靡」の有無が持続効果に影響を与えていないため、この「幻想風靡」は使用したターンに捨て札となる。「幻想風靡」で指定して「幻想風靡」が持続しない持続カードもこれと式符「飛翔晴明」*1だけである。
- 持続効果である+5カードを引く、+1カードを購入、+1アクションは次のターンの開始時に得られる。
- 使用したターンのクリーンアップフェイズに追加でカードを5枚引くわけではない。
関連カード
式輝「プリンセス天狐 -Illusion-」 | 八雲藍が担当する他のカード |