カード個別評価/第6弾&ET6弾 マヤアステカ

Last-modified: 2021-01-30 (土) 17:30:52

第6弾 マヤアステカ 創紀探究

SR

A0601ケツァルコアトル.jpgケツァルコアトル
R進化SR。過去作と同じように後列から敵最大ATへ行動不能を付与できるが、今作では神速をASRケツァルコアトルに譲ることになった。向こうと比較してこちらは即効性はないものの自身にロックがかからず、かつ敵最大ATに行動不能と同時にATダウンを掛けられるので複数ロックが可能。差別化は十分できている。
A0603ショチケツァル.jpgショチケツァル
UC進化SR。前列で最大ATの味方復活+同じ対象にATアップ付与ができる蘇生役。治癒2と堅牢2のおかげで見た目よりは堅めなので一応敵の猛攻をあまり気にせず前列に置ける。また、後列でダメージ系効果打ち消しも出来、コスト4で汎用的に役立たせることが出来る。
A0609イツァムナー.jpgイツァムナー
素引き下位…なのだがその性能はトップレア級。まずAG44とかなり高いにも関わらず天翔2を持ち、現環境ではトップのAG64を誇る。そして中列行動の自身と周囲8マスにATアップ→AGアップ付与があのURニケURアヤカシコネとほぼ同等の効果値である。AGアップは1ターンしか持続しないがそれが自身の天翔2の発動を妨げないようにもなっている。1枚制限枠を使わず中列URニケのような行動を最速で行えるため、環境入りするほど様々なデッキで起用されている。弱点として前列の突進攻撃がサイドアタックがないために列が崩れると詰みになりかねない。
A0610ピトル.jpgピトル
素引き上位。コスト9の大型で、ステータスや各行動もなかなか強力なものになっている。中でも後列行動の敵陣全体の全効果全種類打ち消しながらAG20へ行動不能(1ターン)付与は少々扱いにくいが効果自体はかなり派手なもの。初期配置不可の中列では前後左右の味方をあえて低HPで復活させ、両陣生存カウントATAGアップを付与した状態で敵に倒させ次ターンで再度復活+ATAGアップを重ね掛け…といったテクニカルな行動が可能。ただやはりコストが重く、単純に高い火力を保有しているわけではないので初心者にはおすすめしにくいカードである。
A0617トラロック.jpgトラロック
R進化SR。過去作に引き続き赤属性のカードにも関わらず通常行動の攻撃が全て青属性になっている(特技は赤属性攻撃)。そこそこ高めのAGで中後列の敵を集中的に攻撃できる中列が便利だが、せっかく自身に高めの倍率のダメージ追撃を付与できるのに恒浄がそれの邪魔をしている。環境や制限ルール次第ではお呼びにかかるかもしれない。
A0619コアトリクエ.jpgコアトリクエ
UC進化SR。前列で自身の前後左右の味方を1体復活+50%のダメージ軽減を付与できるので、列崩れを防ぐのに役立つ。コスト4だがHP偏重のステータスなので意外と攻撃にも耐える。実用性のあるカード。
A0625オメテオトル.jpgオメテオトル
素引き下位。敵前中列にAG増減効果反転(2ターン)を付与でき、必殺技の○○の疾風系を含めたAGアップの妨害が可能。無痍を持つので前列において列崩れ防止とダメージ系効果打ち消しでアンデッド等へのメタとしての起用も出来る。
A0626カウイル.jpgカウイル
素引き上位。前列と後列が強力な攻撃を行う代わりに行動発動率が60%とSRテュールを彷彿させる不安な数値になっている。中列は唯一行動発動率100%ながら敵陣全体で生存しているカードにランダムに5回攻撃、同じ対象に行動発動率100%減少付与(1ターン)とやや不安定だがそれでも強力な効果になっている。シンプルにAGを上げまくって先手を打って中列で行動するだけでも結構な戦果を上げてくれるだろう。
A0633チャルチウィトリクエ.jpgチャルチウィトリクエ
R進化SR。ヒールバリアを貼りながらダメージ系効果を打ち消したり、即死無効を貼りながら上限突破回復を行ったりと防御面で役に立つカード。特にヒールバリアを貼ると同時にアンデッドを打ち消してくれるのはとても有能。URアナーヒターSRツァコル等のカードと組み合わせるとかなり強固になる。
A0635ウィツィロポチトリ.jpgウィツィロポチトリ
UC進化SR。主に前列で敵陣を攻撃しながら継続回復で耐え続け列崩れを防ぐのが理想的…なのだがアンデッドやダメージ拡散による一撃必殺が横行する現環境では自身の継続回復のみではなかなか前列に残り続けるのは難しい。ただAGは42と高く、前列の攻撃も凸範囲でAT×65%となかなか高火力。耐久をあてにするよりSR+ホルス等のダメージ拡散持ちと合わせて殴りメインで採用するのも一つの手ではある。
A0641イシュチェベルヤシュ.jpgイシュチェベルヤシュ
素引き下位。コスト4ながらHP偏重ステータス、かつAG19+天翔3で味方の最小AGにAGアップをかけられる加速役のカード。また光壁3と各行動でヒールバリアやダメージ軽減を味方に付与できるので、防御面にも優れている。カードプール全体で見ても高性能であるため、できれば入手しておきたい。
A0642ツァコル.jpgツァコル
素引き上位。前中列にヒールバリアを貼ることができ、前列ではマイナス効果1種類打ち消し、中列ではカウンター付与のおまけがつく。敵にヒールバリア対策がなければかなりタフなデッキを作ることが出来るが、このカード自身コスト7と重めで、敵への攻撃手段がカウンターしかないのはやや痛い。
A0649テスカトリポカ.jpgテスカトリポカ
R進化SR。どの列も攻撃に特化してるが、中でも後列は初期配置不可だが敵最大HPに3回、現在HP分の単体攻撃+味方全体の太陽神にATアップ付与と強力な効果を持つ。もちろん現在HPがそのままダメージになる関係上、できるだけ無傷の状態で後列に移動させる必要はある。当然ながらLEスルーズ&マグニとは好相性。無痍を持つので1ターン目から最大火力を発揮しやすい。
A0651キニチアハウ.jpgキニチアハウ
UC進化SR。AG24+神速3で敵前列の最大ATに混乱とATダウン(2ターン)を付与できる。効果対象範囲が狭くなった分コストが下がったSRケツァルコアトルだと考えてもいい。または中列で敵味方の属性を赤属性に変更+敵前中列にダメージ増加付与でダメージアップを図ることもできる。どちらにしてもコスト相応の活躍はさせやすい。
A0657トラルテクトリ.jpgトラルテクトリ
6弾トップレア。コスト5で極端にHPに偏ったステータスをしているが、ATを参照する行動が無いため実質コスト6以上のステータスをしているといえる。天翔3込みでAG47になり、そこから敵全体へ保護効果打ち消しとダメージ拡散25%を付与できる。封迅ももっているので敵全体への攻撃に特化したフルアタデッキではまず採用候補に入る。他にも中列で自身に再生を付与することで倒されても熄縛2を発動+再生で復活を何度も繰り返すことが出来る。
A0658ア・プチ.jpgア・プチ
素引き上位。中後列の行動が強力だがそれ単体では十分な性能が活かせない。様々なデッキにこのカードが入るのではなく、どちらかといえばこのカードを活かすようなデッキの組み方が必要になるだろう。上手くハマればかなり強いが、初心者には持て余しやすい性能である。
A0665アスモデウス.jpgアスモデウス
素引き下位。後列にのみ初期配置可能。前の列に出るほど強力な攻撃を放てるが、コスト8と介護の必要性がデッキに重くのしかかる。恒浄を持つので足は止まらないが味方のバフもすぐには受けてくれない。ロマン性はあるのでデッキ構築に自信があるなら使ってみるといい。
A0666マンモン.jpgマンモン
素引き下位。天翔2込みでAG41から敵単体に混乱を付与できるが、その対象が最大特技ゲージ持ちとなんとも敵を想定しにくいもの。中列も自陣X字範囲に特技ゲージ2減少と行動不能を付与とかなりピーキーな性能で、特技も敵全体にダメージ増加付与からのリピートととにかく癖の強さが目立つ。前列のみまともな範囲攻撃だが採用する理由にはならない。
A0667アスタロト.jpgアスタロト
素引き下位。悪魔勢のなかではかなり素直な挙動をしている。天翔1でAG45になり、そこから突進攻撃でダメージ拡散を撒く、敵前中列にAT増減反転効果を付与して敵味方にATアップをばらまく、敵最大ATに毒と行動不能を付与が可能。基本的にどの列も腐りづらく高AGを活かすことができる。
A0669イシュキック.jpgイシュキック
素引き上位。神速3と同時に恒浄を持っているため、絶対に神速3を打ち消されないという貴重な特徴を持つ。素のAGが20なので封迅の囮としてはやや物足りないが、天翔込みでAG50以下のカードは封迅から保護できる。通常行動もマイナス効果打ち消しやATアップ+効果ダメージ無効と、神速を活かした味方援助に寄った性能をしておりなかなか便利。

R以下

A0604テテオインナン.jpgテテオインナン
コスト2で特技、通常行動が全て特技ゲージ減少に特化している。威光デッキの空いたコストでデッキに組み込みやすい。
A0605シロネン.jpgシロネン
コスト3で、味方の最大ATにAT×80%ものATアップを付与できる。後列ならば最小ATを犠牲にAT×120%もATアップ付与が可能。Cチロネンから進化できるRなので限界突破も容易。
A0607ショチピリ.jpgショチピリ
どういうわけか特にデメリットも制限もなく、敵全体にAT×65%もの範囲攻撃が可能。ダメージ拡散に頼ったデッキでは下手なSRを押しのけて普通に採用候補になる。スタンダードチケットから素引きで引くこともCショチピルリから進化して入手することもできるので限界突破はしやすい方。
A0615チコメコアトル.jpgチコメコアトル
行動発動率が60%であること、効果対象は完全ランダムなので外す可能性があること以外は一切デメリットなしで即死を放てる。これより以前に実装された低レアリティの即死持ちカードが行動発動率50%以下だったり、敵にデストラップ付与というデメリットが付いていたことを考えれば相対的にかなり性能が高い。
A0620シワコアトル.jpgシワコアトル
行動発動率60%で自身を犠牲に、ランダムな生存する敵1体を即死させる。コスト3なので使い捨て感覚で余ったコスト枠に入れられる。使い捨てないのであれば、後列でランダムな味方1体を蘇生させるという仕事もある。
A0637イシュタブ.jpgイシュタブ
後列で自身の犠牲と引き換えに敵の最大HPを即死させる。即死対策が充実した今作では過去作ほどの脅威はないものの、即死が通る状態ならば敵の強力なカードを優先して即死させるこのカードは文句なしに強い。復活行動を持つカードと合わせて何度も敵を即死させたい。
A0647マヤウェル.jpgマヤウェル
敵前中列の最小HPに3回、回復と2ターンの混乱を付与する。コスト3ながら最大3体もの敵を混乱状態に出来るのは破格の性能といえる。回復してしまうのはデメリットだが、その回復量はAT×30%と大した量ではない。アンデッドを付与してダメージを与えられるようにしてもいいが、その場合敵1体しか混乱させられない点に注意。
A0661メツトリ.jpgメツトリ
わずかコスト2ながら、味方前列にダメージ軽減40%(2ターン)を付与できる。ただしデメリットとしてAGダウンAT×50%分が付与されるが、これを逆手にとってAG増減反転効果をあらかじめ味方に付与させて加速させることも可能。

ET6弾 究理のマヤアステカ

SR

E0601ケツァルコアトル.jpgSR+ケツァルコアトル
進化前と打って変わってやたら攻撃的になった。このカードの最大の利点は、中列の即死無効が後列SRアマテラスを使った即死デッキのメタになること。SR+ケツァルコアトルのAGがSRアマテラスと比べてわずか2下回っているおかげで打ち消しから即死を打たれる前に即死無効を張ることが出来る。それ以外は特に秀でた点もなく総合的に見ると扱いやすいものの、なかなか採用する余裕がない。
E0602ショチケツァル.jpgSR+ショチケツァル
色々やれることはあるが、敵味方前列の全効果全種類打ち消しが最も有用。SR+ホルスが付与してくるダメージ拡散やATAG増減反転効果を打ち消すなど使い道は多い。しかし天翔2込みでもAG35と遅くはないが物足りず、防御系の能力も無いので仕事をさせるにはやや不安を感じる。上手くフォローしてあげたい。
E0605トラロック.jpgSR+トラロック
能力はいいものが揃っているが、通常行動にコスト7相応の価値を見出せるかが問題。敵前中列に50%のダメージ増加+ヒールバリア打ち消しが一番扱いやすいか。環境次第では後列の敵全体オーラキャンセルも役に立つだろう。ロマンを求める人は特技のオーラ発動を狙ってみるといいだろう。上手くはまれば敵のATAGを0に抑え、一方的に殴ることが可能。
E0606コアトリクエ.jpgSR+コアトリクエ
コスト4で熄縛2を持ち、ダメージトラップを味方にばらまいて自分が倒されるついでに敵のHPを減らして熄縛2発動を狙うのがコンセプト…のように見えるが、正直回りくどい上に強くも無い。そもそもHPがそこまで高くないのにAGが低すぎて行動前に倒されやすいのがネック。このカード単体を見るだけではデッキに入る理由が見つからないだろう。
E0609チャルチウィトリクエ.jpgSR+チャルチウィトリクエ
どの列をみても中途半端なAGが足を引っ張ってそこまで効果的に見えないのが悩み。中列はAGさえどうにかすれば青属性のSRアポロンとして代用可能。能力もコスト4にしては光壁3に熄縛2と、少し豪華なのがせめてもの救い。特に光壁3は中列行動と合わせればかなり堅くなる。
E0610ウィツィロポチトリ.jpgSR+ウィツィロポチトリ
どの列も攻撃の効果値が高く、高いAGに躍神2持ちと理想的な攻撃役の性能をしている。流石に主軸に据えるのは厳しいが、フルアタ系のデッキでは採用する余地もあるだろう。前列の効果範囲が相対なのと、特技のトランスによる自滅だけ気を付ければ癖も無く初心者にも扱いやすい。
E0613テスカトリポカ.jpgSR+テスカトリポカ
前中列は攻撃役としては並みなので、特別惹かれる性能ではない。後列行動の敵味方1体それぞれに犠牲と即死効果は使い方次第で様々なコンボになり得る。無痍を持つので、場合によっては前列配置でも十分採用可能。
E0614キニチアハウ.jpgSR+キニチアハウ
非常に便利なコスト3。どの列も神速3と噛みあい、かつデッキに合わせて自由に配置を選べる高性能っぷり(前列のみ効果範囲が相対な点には注意)。ASRラートリーとは封迅の囮役以外では役割がかなり異なるものの、同じ優秀な黒属性コスト3枠としてある意味競合相手になるかもしれない。ET6弾の中では入手優先度は高い。
E0617イツァムナー.jpgSR+イツァムナー
ET6弾のトップレア枠。非常に稀有な特技であるAG昇順化オーラを持つ。今作では威光3も引っ提げてきたため自力で1ターン目特技発動も可能になった。AG昇順化によって低AGから優先的に行動できるようになるため、AGを大きく上げるデッキのメタになるだけでなく、AGが低いゆえに強力に設定されていた行動を速攻で行わせたり、今までAGの関係で実現が難しかったコンボも物によっては可能にするという夢のあるカード。必ずしも強力とは言えないが、このカードを持っていれば組めるデッキの幅が大きく広がる。
E0618オメテオトル.jpgSR+オメテオトル
全ての行動が敵味方に同じ効果を及ぼすため、ほぼコンボ前提のカード。とりあえず後列において他に敵全体にプラスマイナス効果打ち消し反転を付与するカードを用意すれば、味方全体のマイナス効果全種類打ち消し、敵全体のプラス効果全種類打ち消しという超強力な行動に早変わりするのでオススメ。

R以下

E0608コヨルシャウキ.jpgR+コヨルシャウキ
コスト3で敵前中列の最大ATに混乱を2ターン付与できる。主にURの足止めに使えるだろう。AG26と過信はできないがそこまで遅くもないのでAGを上げれば先手を取りやすい。後列まで範囲が届かない点は注意。
E0611イシュタブ.jpgR+イシュタブ
進化前と比べると中列の即死行動の対象が最大ATに変わっているほか、敵にアンデッド付与→回復を行ってHPを減らしに行けるようになった。進化で単純に汎用性が上がったので悪くない。
E0616ツィツィミトル.jpgR+ツィツィミトル
前作で猛威を振るったカード。行動自体は前作とほぼ同じ内容で実装されたが、トランス効果自体の弱体化と前列の敵陣不能カウントATアップの効果値の減少、今作全体の環境のインフレ傾向により過去作ほどの大暴れは難しい。それでも自身にトランスを付与してダメージや即死無効を盾に一方的に敵を殴る+時間稼ぎをすることができ、特に前列に出て敵が2~3体倒れていれば今でもワンパンKOが狙える程の火力は秘めている。