イベントログ/メインストーリー/9_6

Last-modified: 2022-05-09 (月) 20:17:10

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エルヴィーラの過去:禁忌の夢

ディーボルト「くっ、またか……!」
プラフタ「彼女の記憶が……流れ込んで……っ!」

エルヴィーラ「何年もかけて、夢の核は大地を作った」
エルヴィーラ「頑張って頑張って」
エルヴィーラ「そして、やっとラミィに会うことができた」
エルヴィーラ「何を話したら良いんだろう? こんな世界に呼んで怒られないかな?」
エルヴィーラ「すごく怖かったけどラミィは笑ってわたしを受け入れてくれた」
エルヴィーラ「嬉しかった」
エルヴィーラ「本当なら少しお話できれば良いと思ってた」
エルヴィーラ「でも、ラミィは言ってくれた」
エルヴィーラ「『この世界は、もっとたくさんの人の夢を叶える力になれる』って……」
エルヴィーラ「だから、もう少しだけわたしもみんなの力になりたかったから」

ソフィー「エルヴィーラ……ラミゼルさんに会えて、本当に嬉しかったんだね」
ラミゼル「そうみたいね……。まったく、買い被りにもほどがあるわ」
プラフタ「ですが、私もラミゼルの夢は良いと思いますよ。『みんなで幸せになる』ですよね」
プラフタ「仲間みんなで幸せになれる未来を目指す……素敵じゃないですか」
ラミゼル「そう? ありがと。でも今は……」
ソフィー「うん、エルヴィーラを探そう!」


ラミゼル「(エル……教えなさい。あなたに何があったのか……)」
ラミゼル「(わたしたちが必ず……!)」

エルヴィーラ「みんなとの出会いは幸せだった。けど、それは間違った幸せ……」
エルヴィーラ「大地を生み、生命が生まれれば何が起きるかわからない」
エルヴィーラ「神の禁忌」
エルヴィーラ「それは、本来の役割を超えた行いで、神自身にも危険が及ぶ可能性が生まれること」
エルヴィーラ「実際に、グロールという存在が生まれ、みんなの夢を失わせてしまうところだった」
エルヴィーラ「そして、力が弱まったわたし自身もグロールに……」
エルヴィーラ「この世界は創ってはいけなかった。わたしはラミィたちと出会ってはいけなかった」
エルヴィーラ「ずっと……一人でいればよかった」
エルヴィーラ「そうすれば、こんなことにはならなかったのに……」

ディーボルト「今のは……」
アレット「エルヴィーラ様の……後悔? すごく辛そうだった……」
アレット「でも、あたしたちは幸せだった。この世界は間違いなんかじゃないよ!」
ラミゼル「えぇ……そうよ!」
ソフィー「ラミゼル……さん?」
ラミゼル「あのバカ、一人でまた抱え込んで……! こんなの説教よ説教!」
ラミゼル「わたしと出会わなければよかった!? みんなと出会わなければよかった!?」
ラミゼル「そんなの一人で決めてんじゃないわよ!」
プラフタ「そうですね! 私たちの意思を無視して、勝手に落ち込まれては困ります!」
ソフィー「あははっ! そうだね、エルヴィーラにはお説教しなきゃ!」
オリアス「まぁ、そういうこったな。結局、最初からやることは変わらねぇ」
ディーボルト「あぁ……そうだな」
ディーボルト「この先に強い力を感じる。みんな気を抜くなよ」


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